住宅の外壁の種類や選び方とは? こんな特徴があります。


外壁は、家の印象を左右すると共に雨風や直射日光から家を守っています。
外壁は常に風雨にさらされていますから、定期的なメンテナンスが必要です。
その際に外壁を変えようと考える方もいるでしょう。
そこで今回は外壁の種類や選び方についてご紹介します。
住宅に使われる建材はと日ごとに進歩していますから、より性能の高い外壁にリフォームすることで家の寿命を延ばすこともできるでしょう。
そろそろ外壁をメンテナンスしたいという方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. 外壁材の種類や塗装の種類とは?
  2. なぜ、外壁のメンテナンスが必要なの?
  3. 業者を選ぶ際の注意点とは?
  4. おわりに

1.外壁材の種類や塗装の種類とは?

この項では外壁材や塗装の種類をご紹介します。
いったいどのような種類があるのでしょうか?

1-1.外壁材の種類にはどんなものがあるの?

一般的な住宅の外壁材には

  • 漆喰
  • モルタル
  • サイディング
  • タイル
  • ALC(パネル)

と言ったものが使われています。
日本の最も伝統的な外壁材は漆喰ですね。
これで外壁を作るには高い技術が必要なので一時期はあまり使われなくなりましたが、現在は吸湿性に優れていることと自然素材であることで再び注目を浴びています。
今から20年ほど前までに建てられた住宅に良く使われているのが、モルタルです。
「木造モルタル建」という表記を見たことがある方もいるでしょう。
こてやローラーで模様をつけることもできますので、いろいろな表情の外壁を作ることもできます。
しかし、耐水性はあまりないので樹脂製の防水塗装を定期的に塗り替える必要があるのです。
現在の住宅の外壁で多く使われている素材がサイディングやALC。
これは、工場生産されたボード状の外壁材です。
サイディングには窯業系と金属系、木質系、樹脂系などがあり、それぞれに違った表情があります。
家を建てる際に住宅メーカーから説明を受けたという方も多いでしょう。
耐火性と耐久性に優れており、モルタルよりも頻繁にメンテナンスをしなくても長持ちします。
また、最近はモルタルの上からサイディングボードを貼ってリフォームする住宅も増えているのです。
ALCはAutoclaved Lightweight Concreteの略で、石灰質材料とけい酸質材料から作られています。
耐火性に優れ、軽く加工が簡単という特徴があるのです。
ビルなどの外壁に使われることも多いでしょう。
タイルは外壁以外にも、内装や床材に使用されるおなじみの材料です。
しかし最近のタイルは軽くてはく離の心配がないものが多く、古い外壁の上から張り付けてリフォームできるものも出回っています。

1-2.外壁塗料の種類とは?

外壁塗料には、耐久年数が短い順に

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッソ塗料

があります。
かつてはモルタルの壁にはアクリル塗料が塗られるのが一般的でした。
しかし、アクリル塗料はモルタルのひび割れを埋めてくれるという画期的な効果があった反面、耐久年数が5~6年しかなく、頻繁な塗り直しが必要だったのです。
ですから現在、外壁塗装の塗料の主流はウレタン塗料やシリコン塗料に移っています。
特にシリコン塗料はアクリル塗料やウレタン塗料に比べて汚れにくく、真っ白な外壁を長く保つこともできるようになりました。
フッソ塗料は耐久年数が15年~20年と長い反面高価で、一般的な家庭の外壁に塗られることはあまりありません。
もし資金に余裕があって家を長持ちさせるリフォームをしたいという場合は、外壁よりも屋根に塗るとよいでしょう。

2.なぜ、外壁のメンテナンスが必要なの?

外壁は定期的なメンテナンスやリフォームが必要と言われていますが、それはいったいなぜでしょうか?
この項では、メンテナンスやリフォームの大切さをご紹介します。

2-1.外壁は傷みやすい?

外壁は24時間雨風にさらされています。
雨ざらしのものが傷みやすいのは、良く知られているでしょう。
外壁には防水や汚れを防ぐ処理がされていますが、それでも限界があります。
特にモルタルは塗料がはがれると、とたんに防水機能が落ちるのです。
ですから、塗料の寿命に合わせて塗り直しが必要でしょう。

2-2.外壁を傷んだまま放置しておくとどうなるの?

外壁が傷むと防水効果の他、防湿効果なども落ちます。
さらに放っておけば、外壁にひびが入ったりはく離することもあるでしょう。
サイディングの場合は表面上は何ともないように見えても、目地のシーリングが傷むとその下の内壁が傷む場合もあります。
そうなれば家自体の寿命が短くなるでしょう。
外壁のメンテナンスやリフォームには費用がかかりますが、「まだ大丈夫」と放っておくとリフォームにより多額の費用がかかるかもしれません。

2-3.こんな症状が出たら要注意

外壁のメンテナンスは8年~10年ごとが目安と言われています。
しかし、台風などの大きな自然災害に何度もあったりした場合は、もっと短い期間で外壁が寿命を迎えるかもしれません。
外壁に以下のような症状が出たらメンテナンスのサインです。

  • 外壁が色あせてきた
  • カビや藻が外壁に生えてきた
  • サイディングなど外壁に張り付けるタイプの素材が浮いてきたり、はがれてきたりした
  • チョーキングという白い粉が発生するようになった

このような症状がなくても、外壁の設置から10年がたったら一度業者に点検をしてもらうとよいでしょう。

3.業者を選ぶ際の注意点とは?

では、外壁のメンテナンスやリフォームを依頼する業者を選ぶ際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか?
この項ではそれをご紹介します。

3-1.実績がある業者を選ぶ

今は多くのリフォーム業者がホームページを開設しています。
業者の中には、今まで行ってきたリフォームやメンテナンス工事の施工例を写真付きで載せているところもあるでしょう。
施工例がたくさんあるということは、それだけ経験も豊富で技術も高い証拠です。
依頼主が満足できる工事を行ってくれる可能性は高いでしょう。

3-2.安さだけに飛びつかない

「安さ」を売り物にしているリフォーム業者は多いです。
そのほとんどが、企業努力によって価格を抑えているでしょう。
しかし、中にはかけるべき手間や材料を不当に節約して価格を安くしている業者もいます。
とくに外壁塗装の塗り直しは、塗料を節約すれば安価で行えるでしょう。
しかし、塗料が防水効果や断熱効果を発揮するためには、ある程度厚く塗らなくては効果がありません。
ですから、理由も説明せずに「安くします」と連呼するような業者には依頼しないほうが良いでしょう。

3-3.悪徳業者を防ぐためには?

一昔前よりも数は減りましたが、それでもリフォーム会社とのトラブルが毎年何軒も国民生活センターに寄せられています。
リフォーム会社のほとんどが真面目に仕事に励んでいるのですが、ごく一部で詐欺まがいのことをしている業者もいるのです。
そのような業者を防ぐためには、飛び込み営業を利用しないことが大切。
悪質な業者のほとんどが、飛び込み営業をかけて住人の不安をあおって契約にこぎつけます。
しかし、外壁の劣化が外から見ても丸わかりならば、必ず家に不具合が出るでしょう。
業者に依頼する際は、自分で選んだ業者に依頼してください。

4.おわりに

いかがでしたでしたか?
今回は外壁材や外壁塗料の種類や特徴、そして定期的なメンテナンスとリフォームの大切さをご紹介しました。
まとめると

  • 外壁素材や塗料は年々進歩している
  • 新しい素材ほど耐火性や耐久性が高い
  • 外壁は定期的なメンテナンスやリフォームが大切

ということです。
外壁を長いことメンテナンスしていないというお宅は、ぜひ機会を見つけて業者に点検をしてもらいましょう。


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