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外壁を断熱リフォームしたい! 主な種類・予算・失敗しないコツは?

「そろそろ外壁が傷んできたのでリフォームしたいが、断熱リフォームにはどんな種類があるのだろう」とお考えではありませんか? 外壁を断熱リフォームすれば、光熱費の節約や熱中症・ヒートショックの予防になるなど、多くのメリットがあります。しかし、どこにどんな方法で依頼するといいのかなど、よく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、外壁の断熱リフォームについて詳しく解説します。

  1. 外壁を断熱リフォームするメリット
  2. 外壁の断熱リフォームにはどんな種類がある?
  3. 外壁断熱のリフォーム業者を選ぶポイント
  4. 外壁の断熱リフォームに関するよくある質問

この記事を読むことで、外壁を断熱リフォームするメリットなどがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.外壁を断熱リフォームするメリット

最初に、外壁を断熱リフォームする主なメリットについて見ていきましょう。

1-1.光熱費の節約になる

外壁を断熱リフォームすると、光熱費の節約になります。室温は、外気温に大きく影響を受けるものです。そのため、特に真夏や真冬は、室内を適温にするために多くの光熱費がかかることでしょう。しかし、外壁を断熱リフォームすれば、外気温の影響を受けにくくなるため、冷暖房の効率が上がって光熱費の節約になるのです。

1-2.熱中症やヒートショックを予防できる

熱中症やヒートショックを予防できるのも、大きなメリットです。真夏や真冬は、室温が高すぎたり低すぎたりすることで体調不良になりやすくなります。外壁を断熱リフォームすれば、外気温の上昇や下降の影響を受けにくくなるのです。真夏は、室内が高温になることで熱中症や脱水症状が心配になることでしょう。また、真冬は、屋外と室内の温度が激しいと、急激に血圧が上昇してヒートショックを起こし、脳や心臓に致命的なダメージを与えることがあります。家族の健康を守るためにも、外壁の断熱リフォームは必要不可欠と言えるでしょう。

1-3.1年中快適な室温で過ごせる

1年中快適な室温で過ごせることも、外壁を断熱リフォームするメリットと言えます。極端に暑い・寒いことがなくなるので、室内で過ごしていて大きなストレスになりません。また、室温の変化が小さく、体への負担が少ないので健康を維持しやすくなります。冷暖房による室温調整が苦手な人にもおすすめです。

1-4.結露が発生しにくい

外壁を断熱リフォームすると、窓に結露が発生しにくくなるのもメリットです。現在、冬場の結露に悩んでいる場合は、外壁の断熱リフォームによるメリットを実感できるでしょう。結露は、外気温と室温の差が激しいときに発生します。結露を放置すると、壁や床に水滴が流れてカビが発生したり素材を傷めたりするので注意が必要です。

2.外壁の断熱リフォームにはどんな種類がある?

外壁の断熱リフォームにはどんな種類があるか、具体的に見ていきましょう。

2-1.外壁に断熱塗料を塗る

外壁の断熱リフォームで最も気軽にできるのが、外壁に断熱塗料を塗る方法です。既存の外壁を活用できるので、工事期間・費用ともリーズナブルに抑えることができます。ただし、安定した断熱効果を得るためには、定期的に塗り替えることが大切です。塗料の種類によっても耐用年数が異なるので、詳しくは業者に相談して選ぶといいでしょう。

2-2.外壁の外側に断熱材を追加する

既存の外壁に、断熱材を追加する方法もあります。いわゆる、外断熱と呼ばれる方法です。断熱材を柱などの構造材の外側に張り付ける工法で、以下のようなメリットがあります。気密性や防湿性に優れ、高い断熱効果が期待できますが、費用が高く付くのがデメリットです。

2-3.外壁の内側から断熱材を追加する

外壁の内側に断熱材を追加する方法もあります。断熱効果の高いウレタンフォームを外壁の内側に注入するのが一般的です。主なメリットには、外壁が厚くならずに済み、外壁に断熱材を追加するよりは、簡単に工事できる点などがあります。デメリットは、外断熱より気密性や防湿性に劣ることや、施工品質が悪いと結露を起こしやすいなどの点です。

3.外壁断熱のリフォーム業者を選ぶポイント

外壁の断熱は信頼できるリフォーム業者に依頼することが大切です。

3-1.豊富な施工実績がある

外壁の断熱リフォームで、豊富な実績がある業者を選んでください。豊富な実績があれば、あらゆるパターンのリフォームを経験しているので、頼りがいがあります。また、顧客からの信頼が厚い証拠です。なお、当テンイチでも、外壁の断熱リフォームで数多くの実績があり、ご好評をいただいています。まずは、お気軽にご相談ください。

3-2.丁寧で高品質な仕上がりで定評がある

丁寧で高品質な仕上がりで定評がある業者なら、安心して外壁の断熱リフォームを依頼できます。工事費用が安くても、仕上がりの品質が悪いのでは不満が残り、早くやり直すことになりがちです。長い目で見れば、金額に見合った高品質な工事を行うところを選ぶのがベストと言えます。

3-3.リーズナブルで分かりやすい料金システム

料金システムがリーズナブルで分かりやすいことも外せないポイントです。信頼できる業者は、企業努力によって業務の効率化を図っています。その結果として、リーズナブルな料金システムを実現できるのです。また、分かりやすいシステムで、顧客に不安を与えません。反対に、見積もりでよく分からない項目で計上していたり、相場と比較して法外に高い費用を請求してきたりする業者とは契約しないほうがいいでしょう。

3-4.希望の工期に合わせてくれる

外壁の断熱リフォームを行うときは、希望の工期になるべく合わせてくれる業者を選びましょう。料金が安い業者の中には、希望の工期を指定できないこともあるので気を付けてください。本格的な夏や冬を迎える前に外壁の断熱工事を終えることができれば、より快適に過ごすことができます。なるべく早く対応してくれ、かつ、希望の工期に合わせてくれる業者に依頼しましょう。

3-5.スタッフの対応が丁寧で顧客からの評判がいい

信頼できるリフォーム業者は、スタッフの対応が丁寧で顧客からの評判がいいものです。社員を大切にし、教育が行き届いているため、不愉快な対応をされることがありません。顧客からの相談も、親身になって乗ってくれるので、安心です。スタッフが最初からなれなれしく、ぞんざいな言葉遣いをしている業者は、避けたほうがいいでしょう。

3-6.保証やアフターサービスが手厚い

保証やアフターサービスが手厚いことも、重要なポイントです。外壁の断熱リフォーム後、定期的にメンテナンスしてもらえると安心できます。また、何らかの不具合があったときや、再リフォームの際にも心強いことでしょう。なお、当テンイチでも、外壁の断熱工事をお受けしています。まずは、お気軽にご相談ください。

4.外壁の断熱リフォームに関するよくある質問

最後に、外壁の断熱リフォームに関する質問に回答します。それぞれ確認しておきましょう。

Q.断熱塗料の寿命は何年?
A.塗料の種類によって異なります。詳しくは、以下を参考にしてください。塗料の価格が安いものほど寿命が短いため、早めの塗り替えが必要です。

  • アクリル塗料:5~7年程度
  • ウレタン塗料:8~10年程度
  • シリコン塗料:12~15年程度
  • フッ素塗料:15~20年程度
  • 光触媒(しょくばい)塗料:18~20年程度

Q.仕上がりの色合いが気に入らない場合はどうする?
A.実際の仕上がりとサンプルの色合いは、まったく同じにはならないことがあります。蛍光灯や白熱灯などの下で見た色合いと、自然光の下で見た色合いでは印象が異なることが多いからです。したがって、業者側の色指定が間違っていない場合でやり直しを希望するのなら、自己負担での対応となるでしょう。

Q.屋根の断熱リフォームを同時にしたほうがいい?
A.予算に余裕があるのなら、検討してみるといいでしょう。断熱効果がより高まり、快適に過ごせるようになります。

Q.外壁の断熱リフォームで補助金を受けられるのは本当?
A.はい。自治体によっては、外壁の断熱リフォームで補助金を受け取れる可能性があります。ただし、事前申請が必要で、受給条件があるので注意が必要です。詳しくは、地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和元年度版)を参考にしてください。

Q.外壁の断熱リフォーム直後に塗装がはがれてしまったのですが?
A.すぐに業者に連絡し、現状を確認してもらいましょう。明らかに業者の落ち度によるものなら、すぐにやり直してもらえます。業者の確認を受ける前に自分で直すのはやめてください。やり直しの対象外となることがあります。

まとめ

今回は、外壁の断熱リフォームについて詳しく解説しました。外壁を断熱リフォームすれば、冷暖房の効率がよくなって光熱費を節約でき、室内で1年中快適に過ごしやすくなります。夏場の熱中症や冬場のヒートショックの心配も少なくなるので、家族の健康を守るためにも効果的です。外壁の断熱リフォームは、外壁に断熱塗料を塗る方法と外壁の外側・内側から断熱材を追加する方法があります。いずれの方法がいいのか、信頼できる業者によく相談してみるといいでしょう。

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