2017/4/5 2024/3/18 キッチン, 水まわりリフォーム

【必見】狭い台所・キッチンが使いやすくなるアイデアを詳しく伝授！

広くて使いやすい台所は、料理も楽しくできるものです。しかし、実際には狭い台所やキッチンで悩んでいる人もいるでしょう。そこで、今回は、狭い台所やキッチンが使いやすくなるアイデアを伝授します。物理的な狭さは変わらなくても、さまざまな工夫で広く、使いやすくして不満を解消しましょう。

狭い台所の悩みについて
狭い台所のリフォームについて
狭い台所を使いやすくするコツ
狭い台所のリフォーム工事について
狭い台所にかんするよくある質問

この記事を読むことで、狭い台所やキッチンが使いやすくなるコツを習得できます。今まで使いにくかった部分が改善できて、満足度が上がることでしょう。また、キッチンのリフォームをすることによって理想的な環境を手に入れられることがわかります。まずは、記事を隅々まで読んでみてください。広くて使いやすいキッチンを手に入れるために必要なことが満載ですよ。

1．狭い台所の悩みについて

狭い台所だとどんな悩みがあるのでしょうか。主なものをご紹介するので何を解決したいのか考えてみましょう。

1-1．狭い台所にかんする主な悩み

狭い台所にはさまざまな悩みがあります。主なものをご紹介するので参考にしてください。

1-1-1．作業スペースが少ない

台所が狭いと、食材を切ったり置いておくための作業スペースが十分に取れません。そのため、効率が下がってしまうのです。特に、大家族の料理を作るためには狭い台所は致命的でしょう。作業スペースを広く取りたいと願うのは当然です。

1-1-2．使いやすくしたい

狭い台所では、ひとり立つだけで精一杯な場合も多くなります。また、必要なものを置くと動線が狂い、料理がしづらくなるものです。料理を作るたびに使いやすいレイアウトにしたいと願うことでしょう。狭くても、動線を考えたレイアウトで使いやすければ悩むことは無いのです。

1-1-3．収納をどうするか

狭い台所は、収納も不足しているものです。調理用具や食材を収納しようにも、場所が無いとあふれてしまいます。狭い台所を余計に狭くしてしまうのが、収納不足なのです。中には、ものを最低限に減らしても収納場所が足りないこともあります。収納をどうするかということで深刻に悩んでいる人も多いものです。

1-1-4．狭い台所にかんするそのほかの悩み

狭い台所は、掃除がしづらいという悩みもあります。特に、多くのものを置いている場合は、掃除をするたびにものを移動しなければなりません。台所は常に清潔にする必要があるため、こまめな掃除が必要不可欠です。掃除のたびにイライラしてしまうのも、典型的な悩みと言えます。

1-2．何を解決したいのかまとめよう

狭い台所にはたくさんの悩みがあります。まずは、自分がどんな悩みを持っていて解決したいのか考えてみましょう。どんな悩みを持っているのか書き出し、優先順位を付けてください。自分の悩みをまとめておくことは、実際のリフォームに大変役立ちます。優先順位の高い悩みから解消することを考えれば満足度の高い結果になるでしょう。

2．狭い台所のリフォームについて

狭い台所のリフォームについて具体的に解説します。いずれも役に立つことなのでしっかり学んでください。

2-1．狭い台所をリフォームするメリット

狭い台所をリフォームするメリットはたくさんあります。特に、毎日台所に立つ人は、リフォームをすることで大きなメリットを得ることができるでしょう。

見た目にスッキリとした台所になる
料理が効率よくできて楽しくなる
周囲への引火などの危険が少なくなる
掃除がしやすく清潔に保つことができる
収納の悩みを解消できる

2-2．リフォームの前に考えるべきこと

台所をリフォームする前に、どんな仕上がりを希望するのかいろいろと考えてみましょう。

家族構成に見合っているか
台所のスタイルについて（L字型・カウンター式など）
色やデザインについて
収納の量や位置はどうするか

理想の台所だと思ってリフォームをしても、いまひとつ使いにくいことがあります。自分がどんなキッチンだと満足できるかについては、何度も考えて結論を出してください。

2-3．台所のレイアウトの基本を学ぼう

台所のレイアウトで、主な種類は以下のとおりです。

I型：壁の1面にシンク・調理台・ガス台が並ぶタイプ
II型：I型に加えてもう1列並行して配置するタイプ
L型：壁の2面を使ってL字型にシンク・調理台・ガス台が並ぶタイプ
アイランド型：キッチンが台所スペースの真ん中に位置するタイプ
ペニンシュラ型：キッチンの一部が半島型に突き出しているタイプ

狭い台所には、I型およびL型が特におすすめです。なお、キッチンと食事スペースをつなげたカウンターキッチンも人気があります。

2-4．台所の収納について

台所には、さまざまなタイプの収納があります。

つり戸棚
台所の引き出し
食器棚
床下収納

狭い台所には十分な収納スペースが無いことが多いものです。既存の収納スペースだけでなく、キッチンのシンク下や壁などのデッドスペースを利用し、収納量を増やすように工夫しましょう。

2-5．台所の高さ・奥行きについて

台所の高さや奥行きは、主に使う人の体型に合わせてオーダーすることが理想です。流し台や調理台の高さが合っていると、体に負担がかからずに楽に使うことができます。長く快適に使うためにも、台所の高さや奥行きについては業者とよく相談しておきましょう。特に、収納部分は手が届く位置に調整すると使いやすい台所になりますよ。

2-6．リフォームにかんするそのほかのこと

業者の中には、価格の高いシステムキッチンへのリフォームを強くすすめてくるところもあります。しかし、価格が高くても使いにくいものにリフォームしたのでは意味がありません。自分にとって使いやすい台所の条件は人それぞれです。最終的には、自分がいいと思ったものを依頼してください。

3．狭い台所を使いやすくするコツ

狭い台所でも工夫しだいで使いやすくすることは可能です。色や配置・グッズの活用など詳しく解説します。

3-1．台所の色を工夫しよう

台所の色を工夫することで、同じ空間でも広く見えます。たとえば、薄く明るい色調にしてみてください。色が変わるだけでも、随分と広く見えるものです。中でも、白・ベージュ・クリーム色など、暖色系のものにするといいでしょう。反対に、赤・青・黒などの濃い色や印象の強い色は狭さを強調するので避けてください。

3-2．冷蔵庫やキッチングッズの配置について

狭い台所だからこそ、冷蔵庫やキッチングッズの配置が大きな意味を持つものです。実際には、動線を考えつつ、できるだけ壁に沿って置くことで空間が広くなります。なお、冷蔵庫の大きさも台所の狭さに合うものを選びましょう。最近は、スリムでコンパクトながらも大容量の冷蔵庫が増えてきています。また、キッチングッズにかんしてもかわいいものがたくさんあり、つい不要なものまで買ってしまうものです。必要最低限に整理し、余分なものを置かないようにしましょう。

3-3．スッキリ収納するコツ・グッズについて

狭い台所であっても、工夫しだいでスッキリと収納することができます。たとえば、以下を参考にしてください。

流し台の下につっぱり棒を使い板を置いて簡易棚を作る
壁を利用してラックを作り調理用具をつるして「見せる収納」をする
キッチンの引き出しを仕切りで区分し種類ごとに収納する
使わないものは奥に・使うものは手前に収納する
できるだけ床にものを置かず、専用の収納場所を作る

狭い台所は、床が極端に少ないものです。床にものが置いてあると必要以上に狭く見えるため、収納場所を決めておきましょう。

3-4．狭い台所にかんするそのほかのコツ

また、もう使うことが無いものまで無理に収納することはやめましょう。使わなくなった食器類や調理道具は思いきって処分し、必要なものだけにすると収納スペースにも余裕が出てスッキリし、使いやすくなります。工夫してもいまひとつ使いづらいときは、何度もやり直して構いません。狭い台所なりに、ベストな方法を考えていきましょう。

3-5．狭い台所を使いやすくするときの注意点

狭い台所でも、工夫しだいで使いやすくできることは事実です。しかし、収納を増やしたいがためにコンロの近くのスペースを使うことは避けましょう。引火しやすくなり、事故の原因になります。使いやすくするために工夫したはずなのに、危険な台所になってしまっては意味がありません。

4．狭い台所のリフォーム工事について

狭い台所のリフォーム工事について詳しく解説します。業者の選び方もしっかりチェックしておきましょう。

4-1．リフォーム工事の流れについて

台所のリフォーム工事は、以下のような流れで進みます。

既存の台所を撤去する
新しい台所を据え付けるための準備をする（水道やガスの配管・電気配線の調整を含む）
新しい台所の取り付け工事を行う
台所周辺の仕上げ工事をする（塗装・壁紙の貼り付けなど）
工事終了後、業者と依頼者が最終チェックをして完了

なお、工事中に不安な点や疑問点があるときは、遠慮せずに業者に聞きましょう。工事間違いや連絡ミスによるトラブルを防ぐためにも大切です。

4-2．リフォーム工事の料金について

台所のリフォーム工事は、以下のような費用内訳となります。

キッチン本体の料金
水道・ガスの配管や電気工事費用
古いキッチンの撤去費用
そのほかのオプション費用（収納作成・塗装など）

リフォーム工事の予算は、すべての工事費用を含めた金額で考えましょう。キッチン本体の料金が安くても、工事費用が相場より高いところもあります。業者からの見積もりをきちんとチェックしておきましょう。

4-3．リフォーム工事の日数について

台所のリフォーム工事は、2日から3日程度で終わるものから1週間程度必要なものまでまちまちです。特に、全体的なリフォームを行うときには余裕を持ったスケジュールを立ててください。なお、台所のリフォーム工事中は、食事を作ることが不可能になるため、外食や惣菜（そうざい）・デリバリーサービスなどの利用を考えておきましょう。

4-4．リフォーム業者の選び方

台所のリフォームにかんする実績が豊富
台所のリフォームのセンスがいい
問い合わせや見積もりなどの対応が親切で感じがいい
依頼者の悩みを解決する提案ができる
リフォーム費用がリーズナブル
工期を希望に合わせてくれる
顧客からの評判がいい
無理に契約を急ぐことが無い

当テンイチでも、台所のリフォームでは満足できる結果を出す自信があります。まずは、お気軽にご相談ください。

4-5．業者の見積もりについて

台所のリフォームを希望するときは、最初に業者に相談して見積もりを出してもらいましょう。見積もりが届いた後は、以下の点をチェックしてください。

発行日・有効期限・社名・社印はあるか
依頼した内容どおりに見積もりしてあるか
工期は希望どおりになっているか
不明な項目で費用計上していないか
見積金額が予算を大幅に上回っていないか

なお、見積もりの内容で不明な点があるときは、必ず業者から説明を受けてください。説明を受けても納得できない場合は、出し直してもらうか、ほかの業者への依頼を検討しましょう。なお、信頼できる業者は見積もりを出したからといって契約を強制しません。見積もりを依頼したばかりに頻繁（ひんぱん）に営業電話をかけてきたり、急いで契約を取りにきたりする業者には注意しましょう。

4-6．リフォーム工事にかんする注意点

狭い台所は、もともと設置スペースに限界があるものです。広くて余裕のある台所を希望しても物理的に無理なこともあります。現状をしっかりと把握し、無理の無いリフォーム工事を行うようにしましょう。親切な業者は、限りのある条件の中でも最良の方法を提案してくるものです。理想の台所にできるだけ近づけるためにも、業者の経験と知識を信じて相談しましょう。

5．狭い台所にかんするよくある質問

最後に、狭い台所にかんするよくある質問に回答しましょう。ほかの人が悩んでいることはとても参考になりますよ。

5-1．台所のリフォーム工事中は立ち会う必要がありますか？

日中は、仕事で忙しい人も多いはずです。リフォーム工事当日の立ち会いが必要かどうかにかんしては、業者に相談してみましょう。不在でも工事してもらえることもあります。ただし、工事当日に突発的なトラブルが起きたり、確認が必要な作業が発生したりすることもあるものです。工事中ずっと立ち会う必要はありませんが、何回か様子を見に戻ることも検討しましょう。

5-2．リフォーム前には台所を掃除しなければいけませんか？

台所をリフォームする前に、キレイに掃除することは業者に対するマナーでもあります。しかし、長年使い続けた台所は汚れがこびりついていて取りにくいこともあるでしょう。それでも、できる範囲で構わないので掃除をしてください。時間が無くて簡単な掃除もできない場合は、業者にひとこと断りを入れておきましょう。

5-3．床下に収納スペースを作るときの注意点は？

床上に収納スペースを作ることが困難な場合は、床下のスペースを利用することもできます。ただし、すべての家で床下収納を作ることが可能とは言えません。まずは、業者に相談して床下収納を作る条件（十分な空間がある・耐久性に問題が無いなど）を満たしているか確認しましょう。なお、床下は湿気がこもりやすいというデメリットもあります。食品の保管には向かないこともあるので注意しましょう。

5-4．狭い台所だと家族が不健康になると聞いたのですが本当ですか？

台所が狭くても、家族が不健康になる直接の理由にはなりません。ただし、使いにくい台所であることが、料理を面倒にし、結果的に家族の栄養状態に影響を与える可能性はあります。毎日の家庭料理は、家族の健康を作るものです。広くて使いやすい台所にすればさまざまな料理にチャレンジしやすくなるでしょう。家族のためにも、台所をリフォームする価値はありますよ。

5-5．狭い台所で気を付けるポイントはほかにありますか？

台所は料理をする場所です。ガスコンロを使っている場合は、引火のほかにも不完全燃焼に気を付けてください。万が一のときのためにも、窓を開けられる状態にしておきましょう。収納場所が無いからといって窓部分をふさぐようにものを置かないでください。常に新鮮な空気と入れ替えることができるようにしておきましょう。

まとめ

今回は、狭い台所を広く見せるコツについて詳しく解説しました。まずは、記事を参考にしてさまざまな工夫をしてみてください。現状よりも広く感じることができ、使いやすくなるはずです。しかし、何をやっても物理的な狭さを克服できないときは、思いきってリフォーム工事を行いましょう。信頼できる業者を選んで、理想の台所に近づけるためにアイデアを借りるのです。スペースに制限がある場合でも、上手に空間を利用すれば理想に近づくことができます。台所は、家族の健康を守るためにも使いやすく快適な環境であることが大切です。リフォームも視野に入れて、じっくり考えてみましょう。