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人気急上昇中! 中古住宅リフォームのメリット・デメリットとは?


子供が生まれたなど、さまざまな理由からマイホームを手に入れたいと思っているご家庭は多いことでしょう。マイホームの購入といえば、大きく分けて新築住宅と中古住宅がありますよね。

新築の魅力は何よりも新しいということですが値段が高くなりがち。中古住宅の魅力はその安さです。特に、中古住宅は安さを生かしてリフォームによる魔改造を行うという選択肢もとれます。どちらもメリットとデメリットがあり、一概には優劣をつけることはできないでしょう。しかしながら、自分に合っていない方の住宅を選択すると、後悔することになるかも知れませんよ。

そこで、今回は中古住宅リフォームの方に焦点を絞りってご紹介していきたいと思います。ぜひ、最後までおつきあいくださいね。

目次

  1. 中古住宅をリフォームするメリット
  2. 中古住宅をリフォームするデメリット
  3. 中古住宅を選ぶ際のポイント

1.中古住宅リフォームのメリット

1-1.リフォームローンや住宅ローンを利用できる

リフォームを行う際には一般的にリフォームローンと住宅ローンを利用できます。

リフォームローンの特徴は無担保であること。借り入れは最長10年程度まで行うことができ、可能借入金額は1000万円前後です。借り入れ可能な金額が1000万円と比較的少額であるため審査が緩く、スピーディな対応が期待できるでしょう。ただし、金利が高くつきやすいということがデメリットです。基本的には年に3~5パーセントの金利がついてしまいます。

住宅ローンは借入期間が最長35年と長く、可能な借入金額も5000万円と大規模。リフォームを行う家が大きくお金が必要な場合や、老朽化がひどくお金がかかるという場合に最適です。リフォームローンと比べると金利が低く、借入期間が長いためにゆっくりと返済することが可能となっています。ただし、借入金額が高いため審査が厳しいのが大きなデメリットです。

自身にあったローンを使ってリフォームを行えば、安い値段で家を理想の形にすることが可能となるでしょう。

1-2.新築の住宅に比べて費用が安い

新築で自分の好きなデザインの家にしようとすると、最低でも2000万円~3000万円はかかります。鉄骨造やPC造などの家の場合はさらに高くなるでしょう。

しかし、中古住宅なら安いものだと500万円程度で購入することもできます。そして、リフォームにかかる料金は多くても800万円程度といわれているのです。つまり、仮に1000万円の中古住宅を購入したとしても、注文住宅よりも安くすむということ。

安い中古物件を購入し、自分の好きなようにリノベーション(大規模改築)すれば、注文住宅で好きなデザインにするよりも安くすむでしょう。

1-3.生活のイメージがしやすい

中古物件の場合、すでにその場所に家が建っています。間取りや日当たりの良さなどをじかに確認することができるので、購入後の生活イメージがつきやすいのです。注文住宅では想像とは違ったという場合も多いので、そういう意味では中古住宅の方にアドバンテージがあるでしょう。

しかし、『それなら分譲住宅も同じじゃないか』と思われるかも知れません。しかし、分譲住宅の場合は周辺の雰囲気を確認することができないのがネック。というのも、分譲の場合は周辺の家に人が入りきっていないことが多いからです。中古住宅の場合は新参者としてやってくるわけですから、周辺の治安やご近所の人の人となりなどを調べやすいでしょう。

ただし、分譲の場合は新たにコミュニティーができるため、場合によっては近所づきあいが構築しやすいという場合もあります。一概に悪いともいえません。

2.中古住宅リフォームのデメリット

2-1.住宅の老朽化に伴い、改築費用が発生することがある

購入した住宅の築年数によっては、数年で補強工事などを行わないと危険なレベルになってしまうことがあります。家が自然倒壊することは余りありませんが、雨漏りやシロアリなどの害虫被害などによって生活に支障をきたすことがあるでしょう。

2-2.築年数によっては耐震強度に不安がある

中古住宅において最も大きなデメリットは、耐震強度の問題です。

耐震基準が設定されたのは1950年が始まり。この都市に建築基準法が制定されました。しかし、1964年の新潟地震や1968年の十勝沖地震を経験した後に不十分であるとされ、1971年に改正。しかし、その7年後1978年に起きた宮城県沖地震によって、いまだに不十分とされ、ついに1981年の6月に建築基準法が大きく見直されることとなりました。ちなみに、1981年の6月に改正された耐震基準を『新耐震基準』と呼び、これまでの耐震基準と区別されています。

しかし、この大きく見直された耐震基準でも、1995年に起きた阪神淡路大震災の際には大きな被害が発生。不十分とされて2000年にも改正されています。また、2004年の新潟中越地震を経て2005年にも改正。さらには、2005年の11月に起きた姉歯事件(耐震強度計算書偽装事件)を契機に、2007年にも改正が行われています。

つまり、古い建物であればあるほど、耐震構造に弱さがあるということ。中古物件を購入する際にはなるべく新しいものが好ましいでしょう。

特に、1981年の5月以前と1981年の6月以降の建物では耐震強度に大きな差があります。中古物件の中には築30年以上の場合も珍しくはありませんが、同じ30年以上の物件だからといってすべて同じとは考えないようにしましょう。購入の際には建てられた年が建築基準法の改正日前か後かを確認しておいてくださいね。

2-3.大規模改築(リノベーション)をすると新築より割高になる場合がある

購入した中古物件の値段にもよりますが、間取りをすべて変えるような大規模な改築……いわゆるリノベーションを行うと、注文住宅で好きな間取りにする場合よりも割高になってしまうことがあります。

ですので、セオリーとしては質のいい中古物件を購入し、気になる部分を整えるという方法が好ましいでしょう。

3.中古住宅を選ぶ際のポイント

3-1.専門家に依頼して住宅の状態を把握しておく

見た目にはキレイな中古物件でも、実は住宅の状態が悪いということも珍しくはありません。自身で家が傾いていたり、ゆがんでいたりする。場合によっては土壌から有害物質が出ているなんてこともあります。

購入金額と建物の価値が釣り合っているのかどうかを専門家によって確認してもらえば、後悔することもありません。中古物件はたくさんありますから、ほかのものを探せば問題はないでしょう。

3-2.被災した場合に影響を受けやすいかどうかを確認しておく

たとえば、東日本大震災の際には浦安市で起きた液状化現象が話題となりました。液状化現象とは地震によって地面が液状化してしまう現象のことです。液状化現象は埋め立て地などのように水が多く含まれ、地盤が砂などで緩い場所に発生します。ですから、購入する際にはその場所が埋め立て地だったのかや、水分が多く含まれているかは非常に重要な点となるでしょう。

土地を調べるにはインターネットで公開されているマップを利用するか、古地図を確認する。あるいは、地名や神社仏閣の有無で確認できるでしょう。

地名については池や川などはもちろん、谷や蒲(がま)、鶴といった感じなど、さまざまな漢字から確認できます。まとめているサイトも多くありますので参考にしてみてください。

また、寺社仏閣についてですが、古くから残っているものに関しては被災しづらいことを歴史が証明しています。現に、東日本大震災による津波では、古くから残る神社などには周りは水没しているにもかかわらず津波が来なかったそうです。

3-3. 事故物件かどうかを調べておく

事故物件であるかどうかも重要なポイント。気にしないという方は、むしろ安くなるので良いかも知れませんが、普通の人は避けたいところですよね。

特に、殺人事件があったような家は避けたいのではないでしょうか。自殺や孤独死による事故物件ならいざ知らず、殺人事件による事故物件はどのような方でもさすがに嫌ですよね。

また、周囲で何かしらの事件などが起きていないかも確認しておくと良いでしょう。場合によっては値下げ交渉に応じてくれることもありますよ。

まとめ

いかがでしたか?

今回は中古住宅リフォームのメリットとデメリットについて中心にご紹介しました。

  1. 中古住宅をリフォームするメリット
  2. 中古住宅をリフォームするデメリット
  3. 中古住宅を選ぶ際のポイント

住宅というのは一生の買い物です。失敗して後悔しないためにも、今回の記事を参考にしっかりと吟味しましょう。