住まいのコンシェルジュ

見るとやるとは大違い? 初めてでも失敗しないセルフリフォームとは?


今、静かなブームを迎えているセルフリフォーム。
古い賃貸住宅を自宅でセルフリフォームをした方のブログがヒットしたり、セルフリフォームの過程をおった動画がアクセス数を集めたりしています。
しかし、実際に見るとやるとは大違い。
ものが家だけに失敗したら取り返しのつかないことになりかねません。
そこで今回は初めてでも失敗しないセルフリフォームのやり方についてご紹介しましょう。

最初は小さいものからはじめる

まずはこちらをご覧ください。和室が洋室に変身していく様子を早回しでたどっていく映像です。
これを見ていると手間はかかりますが技術的にはそう難しくなさそうだな、と思う方もいるでしょう。
確かに、今はすでに糊がついている壁紙ですとか、敷くだけでOKのフローリング風シートなどがホームセンターに売っています。
「これを使えば私でも簡単にリフォームができるのでは」と思うかもしれません。
しかし、たとえ貼るだけのものであったとしても、広い面積に綺麗に貼る、というのはなかなか難しいのです。
セルフリフォームをしてみたい、と思う方はまずは家具のリフォームから始めてみるとよいでしょう。
見飽きた家具もシートを張ったり、ペンキを塗ったりするだけで雰囲気ががらりと変わります。
ついでに自分の器用さを確認することもできるでしょう。
小さな家具でもうまくペンキを塗れない、シートがまっすぐに貼れない、というレベルならばセルフリフォームに安易に手を出すべきでないのです。

大切なのは見栄えよりも耐久性

家、というのは人が暮らしていく場所です。
歩いたり座ったり、時には跳ねたり走ったりすることもあるので、ちょっとやそっとでは壊れない耐久性が必要ですよね。
セルフリフォームを扱っているブログや動画は「こんなにきれいにできました」という結果は見せても、1年後、2年後の様子を見せてくれるものは少ないです。
せっかくきれいにリフォームができても、一か月後には壁紙や床板がはがれてきた、なんてことになったら大変です。
セルフリフォームを考えている方は、できれば実際に数か月前~1年前にセルフリフォームを行った、という方のご自宅を見学にいってみましょう。参考になりますよ。

本当にセルフリフォームは安いのか?

セルフリフォームを行う理由として「自分でやったほうが安いから」という声をよく聞きます。
でも、それは本当でしょうか?
確かに自分でやれば人件費は0で、材料費だけで作ることができるでしょう。
でも、うまくいかなかったり、失敗したりすれば結局プロに頼まざるを得ず、余計な出費がかることになります。
自分好みの家を作れるという魅力は大きいですが、あまり目先のお金ばかりに囚われず、一度プロに頼んだ場合と料金を比較してみましょう。

セルフリフォームで後悔しないための5か条

  1. 自分の腕を良く見極める。(物ごとには何でも向き不向きがあります。不器用ならば無理をしないことです。)
  2. 小さいものから大きいものへ対象を移していく。(小さいものならば、失敗してもダメージが少ないです。)
  3. 十分に時間をかけて丁寧に行う。(急ぐと失敗しやすいですし。耐久性が心配です。)
  4. いじってはいけない物をいじらない。(電気系統などの工事をするには資格が必要。)
  5. 無理な計画は立てない。(最初は部屋の一角からはじめてみませんか?)

いかがでしたでしょうか?
セルフリフォームは確かに楽しいですし、自分の家を自分で作り上げる喜びも感じられるでしょう。
でも、お金を払う代わりに労力がかかりますし、失敗をすると大きなダメージを家に与えてしまいます。
実際に着手する前によく考えてくださいね。