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減築リフォームのメリット・デメリット。ポイントや費用相場は?


547d7bda-dba5-442d-9d63-d4d064972771子どもが成長すれば、いずれ家から出ていくときがやってきます。
子どもが巣立ち夫婦2人暮らしになると、急に家が広く感じるでしょう。
使わない部屋が出てくる、無駄な広さを感じるものです。
そこで、夫婦2人の生活空間にするための“減築リフォーム”について説明します。
減築リフォームのメリット・デメリットやポイント、費用相場・注意点など詳しく確認していきましょう。
一戸建ての減築リフォームを考えている人は、ぜひ参考にしてください。

  1. 減築リフォームのメリット・デメリット
  2. 減築リフォームのポイント
  3. 減築リフォームの費用相場
  4. まとめ

1.減築リフォームのメリット・デメリット

よく聞く「増築リフォーム」は部屋を増やす方法になりますが、減築リフォームは逆に家の広さを狭くする方法になります。
一部解体や構造や基礎から変更するまで方法はさまざまです。
実際、減築リフォームをする前に、メリット・デメリットを理解しておきましょう。
メリット・デメリットを知ることは、成功へとつながる大切なポイントになります。

1‐1.建てた家を狭くする“減築リフォーム”

「せっかく建てた家を狭くするの?」と思いますが、減築リフォームにはさまざまなメリットがあります。
主なメリットは、“ライフスタイルに合った生活空間にできること”です。
子どもが巣立った家では使わなくなった部屋が増えるでしょう。
使わない部屋でも定期的に掃除しなければホコリがつもってしまいます。掃除するにもひと苦労を感じるでしょう。
実際、2階建ての家を平屋にした人は、重たい掃除機を持つことがなくなった、掃除が楽になったというメリットがあがっています。
全体的に家事の負担が少なくなるので面倒に感じている人はおすすめです。
また、建物が小さくなることでメンテナンス費用も抑えることができるでしょう。
家の耐久を維持するには、定期的にメンテナンスが必要になります。
外壁のメンテナンスにかかる費用が節約できるのです。

1‐2.住み慣れた家から引っ越す必要がない

新しい家に引っ越しをするケースは多いです。
しかし、昔から生活している家から離れたくないのが本音でしょう。
減築リフォームのメリットは、住み慣れた家から引っ越す必要がない点です。
動線などほとんど変更せずにリフォームできるでしょう。
引っ越しにかかる時間も必要なく、基盤を変えずに生活できます。
住み慣れた家から離れたくないけれど生活しづらいと感じている人には、最適の方法になるでしょう。
また、老後生活を考えて階段を取りのぞくケースも多いです。
階段をなくすことで間取りの自由度が高くなるというメリットも生まれます。
以上のように、減築リフォームにはさまざまなメリットがあるのです。

1‐3.減築リフォームのデメリットとは

メリットを主に説明してきましたが、減築リフォームには「デメリット」もあります。上手に減築リフォームをするには、デメリットもしっかり把握しておかなければなりません。
減築リフォームの主なデメリットは、工事期間中の仮住まいが必要になる点です。
リフォームをするには施工するための費用が必要になります。
減築リフォームをする際は家で生活できないので、物件を探す手間と時間が必要です。さらに、建物の工法によっては減築リフォームができないケースもあります。
減築リフォームができるかどうか事前の調査が大切になるでしょう。
詳しい内容を知るにはリフォーム業者ときちんと話し合うことが大切なポイントになります。

2.減築リフォームのポイント

2‐1.ライフスタイル、部屋の使い方を考える

減築リフォームをするとき、つい「費用」にばかり目を向けてしまいがちです。
できるだけ費用を抑えるためにさまざまな項目をカットするケースもあります。
しかし、予算ばかりに目を向けてしまっては大切な要素を見逃して失敗するでしょう。納得できる減築リフォームにするため、まずは自分のライフスタイルを見直してください。
子どもが巣立ち夫婦2人暮らしになると、生活習慣も少し変わります。
子ども中心の生活から自分・配偶者中心の生活になるでしょう。
これから、2人でどう住むのか、部屋をどういう風に使うのかゆっくり考えることが大切です。
しっかり計画を練っていき、プランを確立していきましょう。
悩んだときは専門のリフォーム業者に相談してください。より良い生活空間にするため、的確なアドバイスをしてくれるはずです。

2‐2.構造を考えて減築リフォームの工法を考える

減築リフォームのポイントは、「構造」です。
すでに建っている部屋や階段を取りのぞくことになるため、1か所誤ってしまえば家全体の耐久が低くなってしまいます。
家には必要な柱や壁があるものです。家全体を支えるためのものなので、1つでも取りのぞいてしまうと揺れに弱い家になってしまいます。
減築リフォームをするときは取りのぞいても良い部分かどうか、耐震・基礎構造をきちんと把握しておかなければなりません。
一般人にとっては専門知識がない限り自分で判断しにくい場所になるでしょう。
よって、信用できる業者に相談する、取りのぞいても良い部分かどうか確認が必要になります。
費用はもちろん、構造にも目を向けていきましょう。

3.減築リフォームの費用相場

3‐1.構造やリフォームの範囲によって異なる費用

減築リフォームの費用相場はおよそ100万~500万円になります。
構造やリフォームの範囲によって費用は大きく変わるでしょう。
実際、2階建てを平屋にしたケースでは費用が2,000万円かかっている場合もあります。しかし、減築リフォームだけにかかる費用は100万円前後が多いです。
減築工事+改造や標準工事が入ると1,000万~2,000万円必要になる可能性が高いでしょう。
また、減築リフォームの範囲が広ければ広い、難しい構造ほど費用は高くなると考えてください。
減築リフォームの期間中は仮住まいも探さなければならないので、ある程度費用をためておかなければなりません。
財布に余裕を持っておいたほうが安心ですね。
詳しい費用は業者に見積もりを依頼して確認してください。
1社だけでなく、何社かの見積もりを比較すれば相場がわかりやすくなりますよ。

3‐2.解体撤去にも費用が必要

減築リフォームは足場を組み立て解体撤去から始まります。
使っていない部屋の一部を解体するために足場をつくらなければなりません。
減築リフォームには組み立てる足場や解体にかかる費用も必要になります。
建築費用が高くなるデメリットはありますが、長期的な視野で考えてみましょう。
これから先も広すぎる家の中で生活するのか、それとも減築リフォームをして快適な生活空間にするのか、あなたの選択肢によって考え方は変わります。
広い家から夫婦2人の生活空間になるため、メンテナンスコストが低くなるでしょう。
メンテナンスコストを考えると、思いきって減築リフォームをしたほうがお得になる可能性もあります。

4.まとめ

減築リフォームのメリット・デメリット、ポイント、費用相場について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
夫婦2人にとって快適な生活空間にする減築リフォームは「費用」だけでなく、「構造」や「耐震」、「部屋の使い方」なども大きなポイントです。
自分にとって信用できるリフォーム業者に依頼をしてプランを練っていきましょう。
家の構造によっては減築リフォームが難しくなるケースもあるので気をつけてくださいね。