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浴室リフォームで補助金を利用するには? 申請の流れや実例を紹介!

「そろそろ古い浴室をリフォームしたいけど、できれば補助金をもらって直したい」「浴室リフォームのどんな補助金がもらえるか教えてほしい」とお考えではありませんか?

浴室リフォームで補助金をもらえると、とても助かりますよね。しかし、どんな種類の補助金がどんな条件でもらえるのか、どんなステップで申請すればよいのかなど、よく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、浴室リフォームの補助金について詳しく解説します。

また、現在リフォームを計画中で具体的な情報がすぐに必要な方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。専門のスタッフが丁寧にご相談に応じ、あなたの家に最適なリフォームプランをご提案いたします。

この記事は次のような方におすすめです。

  • 古い浴室のリフォームを検討している方
  • 補助金を使ってリフォームをしたい方
  • 浴室リフォームに関する情報を探している方

この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


  1. 快適さアップ!浴室リフォームのメリット
  2. 費用負担軽減!浴室リフォームに使える補助金
  3. テンイチが施工した浴室リフォームの成功事例
  4. 浴室リフォームの補助金に関するよくある質問

この記事を読むことで、浴室リフォームでもらえる補助金の種類などがよく分かります。浴室リフォームのご予定があり、補助金の申請をご検討中の方は、最後まで記事を読んでみてください。

1.快適さアップ!浴室リフォームのメリット

最初に、浴室リフォームの主なメリットを4つ、詳しくご紹介します。

QOLが高まる

浴室リフォームを行うと、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)が高まるのが大きなメリットです。入浴は、体の汚れを洗い流すだけでなく、ストレス解消や健康促進などにもつながります。機能的で美しい浴室にリフォームすれば、毎日の入浴が快適になるでしょう。特に、高齢者や女性にとっては、浴室のリフォームによるQOLの向上が目覚ましいといえます。

掃除が簡単になる

浴室リフォームを行うことで、掃除が簡単にできるようになります。浴室は、汚れやカビなどが付着しやすく、掃除が大変です。しかし、防汚加工や防カビ加工などが行われた素材を使用することで、掃除がグンと楽になります。簡単に掃除できることで、浴室を衛生的に保てることもポイントです。

光熱費を削減できる

浴室リフォームは、光熱費の削減にもつながります。古い浴室は断熱対策が不十分なことが多く、外気温の影響を受けやすいのがデメリットです。特に、気温が低い時期は、お湯を作るのに電気やガスをたくさん使います。また、お湯が早く冷めてしまうため、追い炊きや足し湯が必要になり、電気代やガス代がさらにかかってしまうのもいけません。しかし、断熱窓への交換、壁・天井・床などの断熱化や、省エネ対応の給湯器に交換するなどにより、光熱費を削減できます。

ヒートショックを予防できる

ヒートショックを予防できるのも、浴室リフォームを行うメリットといえます。ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が急上昇したり急降下したりし、心臓や血管に大きな負担がかかってしまう現象です。ヒートショックは、断熱対策が不十分な浴室で、冬に多発しています。たとえば、断熱窓への交換、床・天井・壁の断熱工事などを行うと、浴室を温かく保つことができ、ヒートショックを予防することが可能です。

安全に入浴できる

浴室リフォームを行うことで、安全な入浴を実現できます。特に、高齢者や小さな子どもがいる場合におすすめです。たとえば、すべりにくい床材への交換、手すりの設置などで、入浴中にありがちな転倒を予防することができます。浴室の断熱リフォームと同時に行うとなおよいでしょう。

2.費用負担軽減!浴室リフォームに使える補助金

ここでは、浴室リフォームで利用できる補助金制度について詳しくご紹介します。

日本全国が対象の補助金制度

日本全国が対象かつ浴室リフォームでもらえる補助金制度を、4つご紹介します。

子育てエコホーム支援事業

国土交通省主催の子育てエコホーム支援事業は、高い省エネ性能を持つ住宅の取得や既存住宅の省エネリフォームで受けられる補助金制度です。主に子育て世帯や若者夫婦世帯向けですが、そのほかの世帯でも一定条件を満たすと申請できます。

  • 必要な条件:断熱窓へのリフォームなどの対象工事を子育てエコホーム支援事業登録事業者へ依頼することなど
  • 補助金の上限金額:子育て世帯もしくは若者夫婦世帯60万円、そのほかの世帯30万円(対象工事により異なる)

より詳しい内容は、国土交通省のホームページを参考にしてください。

先進的窓リノベ事業

経済産業省・環境省が主催する先進的窓リノベ事業は、既存住宅の窓を省エネ効果の高い断熱窓にリフォームする制度です。この制度では、一定の条件を満たすと補助金が受けられます。浴室リフォームも対象となり、断熱窓の設置やリフォームが可能です。

必要な条件は以下の通りです。

  • 対象工事を行う住宅の所有者が、窓リノベ事業者と工事請負契約を行って窓のリフォーム工事を進めることなど
  • 補助金の上限金額:1住宅に付き200万円

より詳しい内容は、経済産業省の先進的窓リノベ事業のホームページをご覧ください。

給湯省エネ事業

経済産業省主催の給湯省エネ事業は、省エネタイプの給湯器を導入する際、一定の条件を満たすと補助金が受けられる制度です。

  • 必要な条件:対象機器を設置する住宅の保有者が、給湯省エネ事業者から対象機器を導入すること
  • 補助金の上限額:家庭用燃料電池(エネファーム)1台15万円、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯器)1台5万円、ヒートポンプ給湯器(エコキュート)1台5万円

一戸建てはいずれか2台分まで、マンションなどの共同住宅はいずれか1台分まで、補助金を受け取ることができます。そのほかの詳しい内容は、経済産業省の「⾼効率給湯器導⼊促進による家庭部⾨の省エネルギー推進事業費補助⾦の概要」をご覧ください。

既存住宅の断熱リフォーム支援事業

環境省主催の既存住宅の断熱リフォーム支援事業は、エネルギー消費効率の改善と低CO2の排出量の削減を目的とした制度です。浴室リフォームも一定の条件を満たすと、補助金が受けられます。

  • 必要な条件:断熱材・窓・ガラスを使用した、家全体での断熱リフォーム
  • 補助金の上限額:120万円

なお、浴室のリフォームだけではなく、家全体を断熱リフォームする必要があるので注意が必要です。より細かな内容は、環境省の既存住宅の断熱リフォームに関するホームページを参考にしてください。

自治体ごとの補助金制度が利用できることがある

自治体によっては、独自の補助金制度により浴室リフォームで補助金を受けられることがあります。たとえば、静岡県では、以下のような自治体で補助金制度が利用可能です

現在住んでいる自治体に浴室リフォームで受けられる補助金制度があるか、どれぐらいの補助金が受けられるかなどは、こちらで検索してみてください。なお、多くの場合で、自治体に住民票があること、税金の滞納などがないことなどが条件に加わります。

介護保険における住宅改修補助金

要介護者がいる家庭では、所定の手続きによって申請後に浴室リフォームを行うと、介護保険における住宅改修補助金が受けられることがあります。たとえば、手すりの取り付け、脱衣場との段差の解消、引き戸への交換などが対象です。より詳しい内容は、厚生労働省の介護保険における住宅回収説明資料をご覧ください。

浴室リフォームで補助金を申請する流れ

浴室リフォームで補助金を申請する流れは、一般的に以下のようになります。

  1. 依頼者が補助金制度の登録業者へ、補助金制度を利用した浴室リフォームについて相談する
  2. 業者が依頼者からの希望を聞いて現場視察を行い、補助金対象のリフォーム工事を提案する
  3. 依頼者が納得したら契約を取り交わす
  4. 業者が補助金制度の担当窓口へ所定の書式にて申請し、リフォーム内容などの審査を受ける
  5. 審査に通過すると補助金の交付が決定する
  6. 業者が申請内容を満たすよう、浴室リフォームを行う
  7. 浴室リフォームが完了したら補助金制度の担当窓口に報告し、完了後の審査を受ける
  8. 審査が通過したら業者へ補助金が入金され、依頼者に還元される

なお、細かな流れは、補助金制度によって異なることがあります。より詳しい内容は、各補助金制度の説明ページなどで確認してください。

3.テンイチが施工した浴室リフォームの成功事例

テンイチに浴室リフォームをご依頼いただいた実例を4パターンご紹介しますので、参考にしてください。

ユニットバスから断熱仕様のシステムバスへ

静岡市駿河区のSさんから、浴室の断熱リフォームを行いたいとのご相談を受けました。そこで、私どもで現場視察を行ったところ、従来のユニットバスの経年劣化が進んでいたため、断熱仕様のシステムバスへのリフォームをご提案したのです。浴室暖房の設置、断熱窓への交換、内壁に断熱材を挿入、断熱仕様の浴槽に交換などを行い、大変機能的かつ高級感のある仕上がりで、Sさんからもお喜びいただいています。なお、今回のリフォームでは、こどもみらい住宅支援事業の補助金を利用したため、リフォーム費用を抑えることができました。

在来タイル貼り浴室から高級システムバスへ

裾野市にお住まいのTさんから、築30年以上のご自宅の古い在来タイル貼り浴室をリフォームしたいとのご相談がありました。そこで、私どもで現場視察を行い、高級システムバスへのリフォームをご提案したのです。高級感のある見た目に仕上がっただけでなく、断熱性や機能性がグンとアップし、大変ご満足いただいています。

古いユニットバスから断熱性能が高いシステムバスへ

静岡市清水区のOさんから、築20年のご自宅の浴室リフォームをご相談いただいたため、古いユニットバスから断熱性能が高いシステムバスへの交換をご提案し、ご快諾いただきました。さらに、従来の窓を一回り小さくして断熱仕様にしたため、冬場でも外気温の影響を受けにくく快適な入浴が可能です。Oさんからも、ヒートショックの心配がなくなり、毎日の入浴が楽しみになったとお喜びいただいています。

4.浴室リフォームの補助金に関するよくある質問

最後に、浴室リフォームの補助金に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.知り合いの業者に依頼して浴室リフォームをした場合でも補助金がもらえる?
A.知り合いの業者が申請予定の補助金制度の登録業者であれば、支給条件を満たすことによって、補助金をもらえます。

Q.浴室リフォームの補助金は何回でも申請できる?
A.原則として、同じ補助金を受けられるのは、1世帯に付き1回までです。ただし、補助金の種類が異なる場合は、併用もしくは時期をずらして申請できることがあります。

Q.浴室リフォームの補助金をもらった後の使い道は申告義務がある?
A.ありません。浴室リフォームの補助金は、工事完了後かつ業者にリフォーム費用を支払ってからの支給となります。したがって、実際に補助金をもらった後でどんな使い道をしても自由であり、申告不要です。

Q.築5年の家では浴室リフォームの補助金がもらえない?
A.比較的新しい家であっても、浴室の断熱対策が不十分な場合などでリフォームを希望する場合は、補助金が受けられることがあります。まずは、信頼できる業者に現場視察を依頼し、よく相談してみるとよいでしょう。

Q.浴室リフォームの補助金制度を利用するときの注意点は?
A.確実に補助金を受け取るためにも、以下のポイントに注意してください。

  • 補助金制度に詳しい業者によく相談してアドバイスをもらう
  • 申請期間・申請条件を確認し、早めに手続きを完了させる

なお、浴室リフォームの補助金制度はいずれも人気が高く、早々に予算が上限に達して受付終了となることがあるので、注意が必要です。

まとめ

今回は、浴室リフォームの補助金について詳しく解説しました。省エネ化、バリアフリー化など、一定の条件を満たした浴室リフォームを行う場合、補助金を受けられることがあります。まずは、浴室リフォームでどんな補助金制度が利用できるか調べ、信頼できる業者へ相談してみるとよいでしょう。

なお、当テンイチも数多くの浴室リフォームをお受けし、おかげさまで大変ご好評をいただいています。現場視察や見積もりは無料ですから、お気軽にお問い合わせください。


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テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。


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