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窓リフォームで省エネ効果が期待できる!? 静岡市でお得に窓リフォームを行うポイントも!

「家の窓が古く、省エネ性を高めたいが、静岡で利用できる補助金について情報が欲しい」など、静岡における窓の省エネで悩んでいる方は多いでしょう。

窓やドアといった開口部は、冷暖房の効率を上げる大切な要素です。省エネ効果のある窓リフォームのポイントや注意点を把握しておけば、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を整えることができるでしょう。

そこで本記事では、省エネ効果のある窓リフォームやポイントについて詳しく説明します。

また、現在リフォームを計画中で具体的な情報がすぐに必要な方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。専門のスタッフが丁寧にご相談に応じ、あなたの家に最適なリフォームプランをご提案いたします。

この記事は次のような方におすすめです。

  • 窓のリフォームを検討している方
  • 節電や省エネに関心がある方
  • 補助金を使ったリフォームを考えている方

この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


  1. 省エネ性能が高い窓の特徴とメリット
  2. 省エネ効果の高い窓リフォームの具体例
  3. 静岡で窓リフォームに利用できる補助金は?
  4. テンイチが施工した窓リフォーム事例を紹介
  5. 省エネ性能と窓に関してよくある質問

この記事を読むことで、省エネ性能が高い窓の特徴や、リフォームがもたらすエネルギーコストなども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.省エネ性能が高い窓の特徴とメリット

最初に、省エネ窓の基本的な特性や、エネルギー効率の向上によるメリットをチェックしましょう。

断熱性と気密性が高い

省エネ性能が高い窓は、特に断熱性と気密性に優れています。これらの特性により、室内の温度が外気に影響されにくくなり、冷暖房の効率が大幅に向上します。高い断熱性は、夏の暑さや冬の寒さを効果的に遮断し、気密性は室内の暖かい空気や冷たい空気が外へ逃げるのを防ぎます。

エネルギー消費を削減できる

断熱性と気密性の高い窓により、冷暖房に必要なエネルギー消費が著しく減少します。これは、室内の快適な温度を維持するために必要なエネルギーが少なくなるためです。結果として、電気代やガス代などの光熱費が削減され、経済的なメリットが得られます。

居住環境の快適性が向上する

省エネ性能の高い窓は、居住環境の快適性を大きく向上させます。断熱性と気密性により室内の温度が安定し、また音の遮断効果もあり、静かな室内環境を提供します。これにより、住む人々の快適さと健康が向上し、より居心地の良い家になります。

以上のように、省エネ性能が高い窓は、その断熱性と気密性により、エネルギー消費の削減と居住環境の快適性の向上という二つの重要なメリットをもたらします。これらの特徴は、エコフレンドリーな住宅設計の重要な要素となります。

なお、省エネ性能を向上するために、2011年には窓の性能表示制度が施行されました。窓の性能表示制度とは、住宅の省エネルギー性能を高める上で重要な窓の「断熱性能」と「日射熱取得率」について表示する仕組みのことです。

2.省エネ効果の高い窓リフォームの具体例

ここでは、省エネ効果の高い窓リフォームについて詳しく説明します。

断熱性能の高いガラスに交換する

省エネ効果の高い窓リフォームには、断熱性の高い窓ガラスへの交換があります。断熱性の高い窓ガラスといえば、複層ガラスが有名です。複層ガラスとは名前のとおり、複数のガラスから構成されている窓のことで、ガラスとガラスの間に中空層が存在しています。普通の窓ガラスから複層ガラスに交換するだけで断熱効果がアップするほか、結露対策にもなるでしょう。ただし、複層ガラスは1枚のガラスと比較して遮音性は落ちてしまいます。

二重サッシ(内窓二重窓)を設置する

省エネ効果を上げるために、二重サッシを設置する方法もあります。二重サッシとは、既存窓の内側に新しい窓を設置する方法です。内窓・二重窓・インナーサッシとも呼ばれており、二重サッシを設置することで気密性と断熱性が高まります。また、複層ガラスとは違い、遮音効果も期待できるという点が大きな特徴です。ただし、窓の内側に新しい窓を設置することになるため、十分なスペースが必要になります。

樹脂サッシに変更する

一般的な窓には金属サッシが使われていますが、熱を通しにくい樹脂サッシに交換することで省エネ効果が期待できます。金属冊子は熱伝導性が高い傾向があるため、熱を外へ逃がし、外気の暑さが室内に侵入しやすくなるのです。金属サッシよりも熱伝導性が低い樹脂サッシへと交換すれば、断熱性が高まると同時にサッシも新しいものに交換できるでしょう。サッシが劣化している場合は、樹脂サッシへの変更を検討してみてください。

カバー工法と外窓交換

ガラスやサッシの交換、内窓設置だけでなく、窓リフォームにはカバー工法と外窓交換もあります。カバー工法とは、壁を壊さずに新築同党の窓にできるという点が大きなメリットです。ガラス戸を外した既存のサッシに新しいサッシをかぶせることになるため、開口が若干小さくなってしまうでしょう。そして、外窓交換はリフォーム専用の商品に限定されないので、さまざまな製品の中から自由に選択できる点がメリットです。ただし、壁をはつり工事が必要になるため、工事期間が長くなります。

3.静岡で窓リフォームに利用できる補助金は?

ここでは、静岡で利用できる補助金を紹介します。

住宅省エネ2024キャンペーン

住宅省エネ2024キャンペーン」は、経済産業省・環境省・国土交通省が主体の補助金制度です。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、家庭における省エネ強化の推進を目的としています。なお、断熱性の向上や高効率給湯器の導入など、4つの補助事業による総称が「住宅省エネ2024キャンペーン」です。住宅省エネ2024キャンペーンの補助対象健在や設備の中には、ガラス・外窓・内窓といった開口部の改修が含まれているので窓リフォームに適用できます。

先進的窓リノベ事業

先進的窓リノベ事業」は、住宅に行う開口部(窓)の断熱性能を向上することが目的の補助制度です。補助対象事業は、開口部(窓)の断熱改修となっています。補助額(補助上限)に関しては、住宅の建て方や設置する窓の性能・大きさ・設置方法に応じて決められているのが特徴です。ガラス交換や内窓設置・外窓交換など、1戸あたり5万から最大200万円まで補助します。

既存住宅の断熱リフォーム支援事業

既存住宅の断熱リフォーム支援事業」は、環境省が主催している補助制度です。居間の窓を全部改修することが補助金を受けるための必須条件となっており、窓や玄関ドアの改修に加え、エコキュートの設置工事やエアコン交換に対する補助金も適用されます。居間の窓を全部改修する予定がある方で補助金の適用条件に当てはまれば、上限120万円の補助金が支給されるでしょう。

補助金制度の内容を理解しているリフォーム業者に依頼しよう

静岡で省エネ性能の高い窓リフォームを成功させるには、補助金の内容を理解しているリフォーム業者へ依頼することが大切なポイントです。リフォーム業者の中には、静岡でどのような補助金が利用できるのかを理解していない業者が存在しており、せっかく利用できる補助金でも利用せずに窓リフォームを行うことがあります。補助金を活用してお得に窓リフォームを行うためにも、静岡の補助金制度を深く理解している業者を選んでください。

4.テンイチが施工した窓リフォーム事例を紹介

ここでは、実際にテンイチが行った窓リフォームの事例をいくつか紹介します。

補助金を利用した玄関ドア交換と内窓設置

補助金を利用して、玄関ドアの交換と内窓の設置を5箇所行いました。合計89万円の工事費用に対し、約40万円の補助金で還付されます。特に、内窓設置工事に対する先進的窓リノベ事業の補助金支給額が大きくなってきているため、窓リフォームをお得に行いたい方は検討してみてはいかがでしょうか。なお、先進的窓リノベ事業の予算額は1,000億円となっていますが、申し込みが殺到しているので早めに申し込みをおすすめします。

内窓を取り付けた断熱リフォーム

1人暮らしの高齢者宅で、内窓を取り付けて二重窓にする断熱リフォームを行いました。寒い家では窓から外気が侵入しやすくなるため、ヒートショックなどの健康被害が多発しています。特に、高齢者によるヒートショックが増えていることから、リスクを少しでも低減するために断熱性能の向上を目指しました。内窓を取り付けるだけでも窓からの熱流出を防ぐと同時に、家全体の断熱性能が大幅に向上します。

大きな窓を小窓にリフォーム

リビング・ダイニングにあった大きな掃き出し窓を小さなFIX窓にリフォームしました。大きな窓は採光・採風機能を向上させますが、部屋の断熱性を低下させる原因となります。今回は掃き出し窓の前に机を置いていることが多く、窓の開け閉めはほとんどしていなかったということで、大部分をパネルで塞ぎ、上部に採光用のFIX窓を取り付けました。静岡県のテレワーク対応リフォーム支援補助金(※現在は終了)を利用したため、35万円もお得にリフォームできたのもポイントです。

木製建具からアルミサッシへ交換

昔は主流だった窓の木製建具をアルミサッシへ交換したリフォームです。ペアガラスタイプのアルミサッシへ取り換えたことで、断熱性・気密性・防音効果を高めることに成功しました。今回取り換えたペアガラスタイプのアルミサッシは、外壁工事が不要かつ複層ガラスが選択できるという点が特徴です。風や振動で音がしたり、雨や風が吹き込んできたりする際は、最新のアルミサッシへ交換してみてはいかがでしょうか。

断熱・防音効果の高い内窓へのリフォーム

断熱・防音効果の高い内窓のリフォームです。内窓の場合、既存の窓枠に設置するケースがほとんどですが、今回は窓枠の幅が狭かったため、窓枠の幅を広げる「ふかし枠」を取り付けました。また、今回使用した内窓はペアガラス仕様なので、ふかした枠の下側に補強材を設置します。ペアガラスは通常のシングルガラスよりも重量があるため、しっかりと補強をすることが大切です。

5.省エネ性能と窓に関してよくある質問

省エネ性能と窓に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.窓の断熱性能を高めるメリットは?
A.何よりも冷暖房にかかる費用が節約できる点です。屋根や壁に比べ、窓やドアなどの開口部は室内の熱が外に逃げやすい傾向があります。断熱性を高めることで快適な室内環境が維持しやすくなり、寒暖差による血管や心臓への負担を小さくできるのです。また、窓の断熱性を高めることで結露防止につながり、カビ等による室内空気の汚染が低減できます。

Q.省エネ性能の高い窓を選ぶ際の注意点は?
A.断熱性能はもちろんのこと、自宅に取り付けられるかどうかが大切なポイントです。特に、窓ガラスの交換リフォームを行う場合、施工性を重視する必要があります。既存の窓ガラスから新しい窓ガラスへ交換することになるため、事前に窓のメーカーやリフォーム業者へ取り換えられるかどうかを確認しましょう。

Q.補助金は併用できるのか?
A.併用できる補助金と併用できない補助金があります。たとえば、先進的窓リノベと給湯省エネの補助金は併用可能です。一般的に、まったく違う工事として行う場合は、さまざまな補助金が併用できるでしょう。念のため、リフォーム業者に確認することをおすすめします。

Q.窓リフォームの費用はいくらぐらいかかるのか?
A.ガラスの種類やリフォーム内容によって異なりますが、主なリフォームの費用目安を下記にまとめましたのでぜひ参考にしてください。

  • 複層ガラスへの交換:約8万円~30万円/1窓あたり
  • サッシの交換:約23万~60万円/1窓あたり
  • カバー工法:約17万~43万円

Q.リフォーム業者選びのポイントは?
A.どのリフォーム業者に依頼すべきか分からずに悩んでいる方は、下記のポイントを参考にしてください。

  • 窓リフォームの実績があるか
  • 省エネ性能のリフォームに長(た)けているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 補助金の情報に詳しいか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 無料相談や無料見積もりを受け付けているか

まとめ

外気の影響を受けやすい窓は、断熱性を高めることで冷暖房の利きがよくなり、室内の快適な環境が整ったりするなどさまざまな省エネ効果が期待できます。省エネリフォームの中でも、窓リフォームは気軽に実施できるほか、利用できる補助金もあるのでぜひチェックしてみてください。

なお、静岡市を中心にさまざまなリフォームを行っているテンイチは、省エネリフォームに長けています。無料相談も受け付けているので、窓リフォームを検討中の方はぜひ一度ご相談ください。


この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。


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