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リフォーム費用相場は? トイレ・キッチン等改修前に知っておくべきポイント

リフォーム費用相場は?

長年住んでいる家は、定期的にメンテナンスやリフォームをおこなう必要があります。しかし、いつリフォームをしたらいいのか分からない・費用の相場を知りたい・そもそもなにから始めたらいいのか分からない、といった方も多いでしょう。そこで今回は、リフォームの基礎知識や費用相場・業者の選び方などをご紹介します。

  1. リフォームについて
  2. リフォームの費用について
  3. リフォーム費用を安くおさえる方法
  4. リフォームの見積もりの取り方について
  5. リフォームの相談・工事について
  6. リフォーム費用についてよくある質問
  7. まとめ

リフォーム料金を安くおさえるポイントなどもご紹介しますので、リフォームを考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。

1.リフォームについて

リフォームについて

1-1.リフォームとは

住居を改築・改修することをリフォームといいます。老朽化したところを直したり、原状回復することもリフォームです。トイレ・キッチン・浴室・お風呂・壁など、細かなところだけをリフォームすることもあれば、家全体をリフォームすることもあります。

1-2.種類について

リフォームにはさまざまな種類があり、主なものは以下のとおりです。

  • 外装(塗装・屋根の防水・外壁)
  • 水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面所)
  • 内装(玄関・寝室・子供部屋・和室・リビング)
  • マンションリフォーム
  • リノベーション(間取りや部屋の仕切りを変える大規模リフォームのこと)
  • 各種修繕
  • 増改築

1-3.リフォームするタイミング

リフォームは数年おきにおこなう必要があります。こまめにメンテナンスすることにより、建物の寿命を延ばすことができるのです。

  • 外壁まわり:10~20年
  • 屋根まわり
    • 塗装:10年
    • 葺(ふ)き替え:20年
  • 水・ガスまわり(キッチン・トイレ・浴室):10~20年
  • 床・壁紙などの内装
    • 畳の表替え:3~5年
    • 壁紙張り替え:10年
  • 窓まわり・建具:20~30年

1-4.最近の人気傾向

リフォームしたい箇所として、キッチン・トイレ・浴室などが人気です。見た目をきれいにしたいというのはもちろんのこと、設備や機器を新しくしたい・使い勝手をよくしたいといった機能面での希望も多くなってきています。

2.リフォームの費用について

リフォームの費用について

2-1.リフォーム費用相場

リフォームは、内容や面積などによって大きく料金が変わります。だいたいのリフォーム料金相場は、以下のとおりです。

  • システムキッチン入れ替え:50万円
  • 浴槽交換:30万円(浴室全体は100万円程度かかることもある)
  • トイレ(温水洗浄便座の追加):10万円
  • トイレ(和式から洋式への変更):80万円
  • 洗面台:40万円
  • クロス張り替え1㎡あたり1,000円~
  • 手すりの設置1mあたり1万~3万円程度
  • 屋根の塗り替え:30万円

2-2.費用の内訳について

リフォーム料金には、主に以下の費目があります。

  • 材料費
  • 施工費(人件費)
  • 諸経費

工事にかかる費用以外にも、設計費・仮住まい費用(ホテル代・トランクルームなど)・確認申請手数料(大規模改築の場合)などがかかります。

2-3.費用のかかるリフォームとは

場所の移動・サイズアップは費用がかさみやすくなります。また、階段の解体(こう配の変更)や、設備を新しく造作する際も費用が高額になりやすいのです。優良な業者は、予算と相談しながら的確な施工を提案してくれるでしょう。

3.リフォーム費用を安くおさえる方法

リフォーム費用を安くおさえる方法

3-1.費用の差について

リフォームは、業者によって費用に大きく差が出ます。箇所や施工内容と併せて複数の業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。費用を確認するときは、数字だけではなく、サービス内容・費目などを総合的に判断してください。

3-2.費用をおさえるポイント

リフォーム費用を安くおさえるには、複数の業者から見積もりを取り、見積もり合わせをおこないましょう。サービス内容と料金を客観的に判断することができます。また、複数の業者の費用を知ることにより、リフォーム費用の相場感を知ることもできるでしょう。

3-3.省エネ住宅ポイントについて

国土交通省により、省エネ住宅ポイントというものが発行されていました。以下のリフォームをおこなうことにより、ポイントが発行され、地域商品券やプリペイドカードなどと交換できる仕組みです。

【省エネ住宅ポイント 対象施工内容】

  • 窓の断熱改修
  • 外壁・屋根・天井または床の断熱改修
  • 設備エコ改修

なお、省エネ住宅ポイントは平成27年10月に受付を終了しており、今では実施されておりません。

4.リフォームの見積もりの取り方について

リフォームの見積もりの取り方について

4-1.見積もりの取り方

リフォーム業者は、HPや電話などで見積もり依頼を受け付けています。住宅の状況やリフォームしたい箇所・内容によって料金が大きく異なるため、一度下見に来てもらう必要があるでしょう。訪問日は、見積もり依頼の際に決めることとなっています。まずは、HPでの見積もり依頼・問い合わせからおこないましょう。

4-2.ポイントや注意点

見積もりを取ったら、料金だけではなく費目も確認しましょう。内訳があいまいな業者は要注意です。また、面積・平米数など数字に関する箇所もしっかりチェックしておきましょう。オプション料金がかかる場合も、その内容について疑問点が残らないよう、事前に質問や確認をしてください。

5.リフォームの相談・工事について

5-1.リフォームの依頼について

リフォームの依頼は、実績やノウハウの豊富な信用できる業者に依頼しましょう。実績は、リフォーム業者の設立年度や施工事例などで知ることができます。テンイチの施工事例も併せてご参照ください。浴室リフォーム・トイレリフォーム・キッチンリフォームなど、さまざまな種類のリフォーム事例が800件以上あり、いずれも写真でご覧いただけます。

5-2.業者選びのポイント

リフォーム業者を選ぶ際のポイントをまとめました。

  • 実績・ノウハウが豊富である
  • 料金が明確である
  • 工事を外注せず自社でおこなっている
  • アフターフォローも充実している

5-3.注意点

高齢者やひとり暮らしの方をねらって、無理矢理リフォームの勧誘をしてくる業者には注意しましょう。屋根裏や軒下などを無料で点検し「今すぐ工事をしないと危険」などといって脅してくるケースもあります。偽造した写真を見せてくるといった巧妙な手口を使うこともあるので十分注意してください。また、見積もりを書面で提出しない・費目があいまいな業者も避けましょう。

6.リフォーム費用についてよくある質問

リフォーム費用についてよくある質問

6-1.リフォームのカタログなどが欲しいのですが

テンイチでは、リフォーム箇所ごとに専用のカタログをご用意しております。5冊まで無料でお送りできますので、ぜひお問い合わせください。

6-2.エコリフォーム補助金とはなんですか?

  • 窓・ドアの耐熱改修
  • 外壁・屋根・天井・床の断熱改修
  • 設備エコ改修工事(節水設備・高断熱浴槽・太陽光システムなど)

以上の工事で補助金額が合計5万円以上になった場合に受けられる補助金のことをいいます。最大30万円の補助金が出て、耐震工事改修をおこなうとさらに15万円が補助されるのです。補助金がなくなりしだい終了となるため、リフォームをお考えの方はお早めにお問い合わせください。詳細はこちらからもご確認いただけます。

6-3.リフォームの工事期間はどのくらいですか?

箇所と内容にもよりますが、最短1日で終わることもあれば、1週間以上かかることもあるでしょう。リノベーションや増改築などの大規模なリフォームの際は、ホテルや仮住まい先などを準備しておく必要があります。

6-4.リフォームをする際、ご近所へのあいさつはどこまですればよいですか?

一軒家の場合お隣・お向かい・はす向かいにはごあいさつをしておきたいところです。マンションなど集合住宅の場合は、管理人や大家さんにも伝えておきましょう。

6-5.リフォームのトラブルはどこに相談したらよいですか?

住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談することができます。契約とおりの工事がされていない・工期が予定よりも長すぎる・業者との話し合いではらちがあかない、などといった困りごとなどがある場合は、相談してみましょう。

7.まとめ

リフォーム費用などについてのまとめ

リフォーム費用などについてご紹介しました。施工箇所や工事内容・業者によって料金は異なりますので、複数の業者に見積もりを出してもらい、見積もり合わせをおこないましょう。また、見積もりを取ったら費目と料金をしっかりと確認したうえで、慎重に業者を選ぶことが大切です。これらのポイントをおさえれば、よりよいリフォームをおこなうことができます。大切な我が家のリフォームは、後悔や失敗をしないよう、きちんと準備をしておきましょう。

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