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システムキッチンのリフォームの必要性やメリットは?アイデアや事例も解説

キッチン

現在、一般家庭の主流はシステムキッチンです。毎年のように新しい製品が出ているので、リフォームしてもっと使いやすいキッチンにしたいと考えている方も多いでしょう。

システムキッチンには種類が多い分、リフォーム前にしっかりと計画を立てておくことが重要です。

今回は、システムキッチンをリフォームするメリットや注意点、満足いくリフォームをするためのポイントを紹介しましょう。

  1. システムキッチンをリフォームするメリット
  2. システムキッチンのリフォーム前に考えること
  3. 施工手順と注意点
  4. キッチンの機能性と快適性向上のアイデア
  5. テンイチが実際に行ったリフォーム事例
  6. システムキッチンに関するよくある質問

1.システムキッチンをリフォームするメリット

はじめに、システムキッチンをリフォームするメリットや、新しいシステムキッチンの魅力について解説します。システムキッチンをリフォームしようかどうか迷っている方は、参考にしてください。

1-1.機能性が上がる

システムキッチンが日本に初めて誕生したのは、19973年です。つまり、現在の60代以降の方ならば家を建てた当初からシステムキッチンがあった、というケースは珍しくありません。システムキッチンにはガスコンロやIHクッキングヒーターをはじめとして、複数の設備がついています。経年と共に設備は劣化して、使いにくくもなるでしょう。また、1970年代のキッチンは壁面に面しているのが当り前でしたが、現在のキッチンは対面型が主流です。システムキッチンをリフォームすれば、最新設備と設計で機能性が一気に上がり、使いやすくなるでしょう。

1-2.おしゃれで使いやすくなる

システムキッチンはよりおしゃれに、より使いやすく進化し続けています。10年以上経ったシステムキッチンを使っていた方が、ショールームなどで最新のシステムキッチンに触れると、その使いやすさにびっくりした、といった事例もあるでしょう。また、使う方の年齢や家族構成が変われば、「使いやすさ」も変化していきます。「自分が年を取ったせいか、キッチンが使いにくくなった」といった悩みを抱えているなら、リフォームがおすすめです。

2.システムキッチンのリフォーム前に考えること

システムキッチンにはたくさんの種類があります。したがって、やみくもにリフォームをすすめると「リフォームしたが不満足」といった結果になるかもしれません。ここでは、リフォーム前に決めておくべきことや、よりよいリフォーム結果のために利用したいサービスを紹介します。

2-1.リフォーム前に明確にしておくこと

システムキッチンは豊富な種類があるため、なんのプランも立てずにリフォームに臨むと製品選びだけでも大変です。理想のキッチンを具体化するためにも、以下のことを決めておきましょう。

  1. リフォームにかけられる予算
  2. リフォームを行う目的
  3. システムキッチンに必ずほしい設備

まず、予算を明確にすれば、購入できるシステムキッチンの種類が絞られます。次に、なぜリフォームを行いたいのか目的をはっきりさせましょう。たとえば、「家族構成が変わり、収納が足りなくなったので収納を増やしたい」「設備が古くなり使いにくくなったので、安全性の高く機能的な設備を設置したものがほしい」と具体的な目的が分かれば、リフォーム会社もアドバイスしやすいでしょう。これに加えて、システムキッチンに必ずほしい設備、可能ならばほしい設備、予算に余裕があればほしい設備、と優先順位をつけておけば、取捨選択もスムーズにいきます。

2-2.プランニングとデザインのアドバイスの受け方

システムキッチンには、壁面設置型、アイランド型、ペニンシュラ型などの種類があります。2023年の主流はアイランド型やペニンシュラ型などの対面キッチンですが、壁面設置型は収納スペースが取りやすいなどのメリットもあるのです。設置できるシステムキッチンの種類は、キッチンの間取りや状態によっても異なるため、ショールームなどでアドバイスを受けるなら、家の間取りや写真を持参しましょう。以下のような手順でアドバイスを受けるといいでしょう。

  • 既存のシステムキッチンのサイズを測り、間取りの写真などを撮影する
  • ショールームでシステムキッチンを見学して説明を受ける
  • キッチンの間取りとシステムキッチンのサイズをアドバイザーやプランナーに見せ、改善したい点や希望を説明する
  • 希望どおりのキッチンを作るためにどのようなデザインにすればいいのかアドバイスを受ける

2-3.専門家ごとのアドバイスの違いや活用方法

システムキッチンのリフォームに関わる専門家には大きく分けて3種類あります。

  • システムキッチンの製造・販売をするメーカー
  • インテリアデザイナー
  • リフォーム業者

メーカーの営業マンは、設備や機能に関するアドバイスを受けられます。たとえば、ほしい機能があった場合、その機能がついているシステムキッチンや、おすすめの機能などを説明してくれるでしょう。インテリアデザイナーは、おしゃれで使いやすいシステムキッチンの配置や、不便さの解消のアイデアをアドバイスしてもらえます。たとえば、収納が少ない、動線が悪く使いにくいといった悩みがある場合、それを解消するためのアドバイスを得られるでしょう。リフォーム業者は、工事の方法や費用などのアドバイスを得られます。たとえば、キッチンの位置を大幅に変えられるか、といった問いにも答えてくれるでしょう。

3.施工手順と注意点

ここでは、施工手順と注意点について解説します。特にマンションや築年数の経った古い住宅に住んでいる方は、参考にしてください。

3-1.システムキッチンをリフォームする際の手順

古いシステムキッチンをリフォームする手順は以下のとおりです。

  • 全ての調理器具・食器・家電をキッチンから運び出す
  • 古いシステムキッチンを取り壊す
  • 壁面設置型からペニンシュラ型などに設置する場合は配管工事を行う
  • 新しいシステムキッチンを設置する

システムキッチンはシンク・作業台・ガスコンロ(IHクッキングヒーター)・収納スペースなどが全て一体化してあるので、設置は一度に行えます。既存のキッチンと同じタイプのキッチンに交換するならば、配管工事は不要です。

3-2.システムキッチンのリフォーム工事をする際の注意点

システムキッチンのリフォーム工事は、家の形状や築年数によってできないものがあります。たとえば、分譲マンションはガス管や水道管を大幅に移動できません。築年数が経った家の場合は床に補強工事が必要な場合があります。また、水道管やガス管が経年劣化している場合は、配管交換の工事も必要です。リフォーム工事をする際は、リフォーム業者に下見に来てもらい、床の補強や配管交換が必要かどうか確認してもらいましょう。必要ならば、工期が長くなり工事費用も上がります。

4.キッチンの機能性と快適性向上のアイデア

ここでは、キッチンの昨日生徒快適性向上のアイデアを紹介します。ぜひ、参考にしてください。

4-1.家族とのコミュニケーションを取りながら料理をしたい

家族とのコミュニケーションを取りながら料理をしたい場合、壁面設置型からアイランド型、ペニンシュラ型のキッチンにすると、リビングとキッチンが向かい合う形になって不便さが解消されます。特に、子どもが小さい場合はリビングで遊ぶ子どもに目を向けながら料理ができるので、安全性が高まるでしょう。

4-2.年を取ったのでキッチンの安全性を高めてできるだけ手間を省きたい

キッチンの安全性を高めたい場合は、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換しましょう。IHクッキングヒーターならば、直火を使わない分、安全性は高くなります。また、食洗機をつければ、皿洗いの手間も省けるでしょう。このほか、ガスコンロでもお湯が沸いたら自動で火が消えるなど、高機能のものを設置すれば、安全性は高まります。

4-3.収納を増やしたい

最新のシステムキッチンは収納も効率的です。キッチンを変えるだけで収納が増える場合もあるでしょう。このほか、つり戸棚をつけると、目隠しにもなります。このほか、半分を壁に面したペニンシュラキッチンにすれば、壁面も収納スペースとして使えるでしょう。

5.テンイチが実際に行ったリフォーム事例

ここでは、テンイチが実際に行ったリフォーム事例を紹介します。

5-1.築20年戸建のシステムキッチンを交換

https://10-1.co.jp/works/2023.5systemkitchen.html

戸建住宅でシステムキッチンをメーカー最新、かつ最上位のシステムキッチンに交換しました。人間工学に基づいた設計のシステムキッチンは使いやすさも抜群です。自動食器洗い乾燥機の取付けやキッチンパネルの貼り替えも実施しました。

5-2.築年数の経ったマンションを大幅にリノベーション

https://10-1.co.jp/works/2022.8renove.html

築32年のマンションをリノベーションしました。キッチンは、間仕切りの壁とつり戸棚を外し、開放的な空間になっています。システムキッチンも最上位のものに交換しました。

5-3.築25年のマンションを全面リフォーム

https://10-1.co.jp/works/202003ldk.html

築25年のマンションの水回りを全て交換するリフォームを行いました。経年によって使いにくさを感じるようになった設備を全て変えて、新築に近い状態になっています。

6.システムキッチンに関するよくある質問

最後に、システムキッチンに関するよくある質問を紹介します。

Q.システムキッチンのリフォームにかかる期間はどのくらいですか?
A. リフォームの内容にもよりますが、1週間以内に終る例が多いでしょう。

Q.システムキッチンのリフォームを住みながら行えますか?
A. はい。引っ越しの必要はほぼありません。

Q.システムキッチンのリフォームにローンは使えるでしょうか?
A. はい。リフォームローンが使えます。

Q.システムキッチンのリフォームでお金が余計にかかる事例は何ですか?
A. システムキッチン以外のキッチンをシステムキッチンに交換する場合や、位置を大幅に変える場合は費用が多めにかかるでしょう。

Q.システムキッチンのリフォームに補助金は使えますか?
A. 自治体によっては条件しだいで使える補助金がある可能性がありますので、まずは業者に相談してみましょう。

まとめ

今回は、システムキッチンリフォームのメリットや必要性などを解説しました。テンイチは、各種リフォームに豊富な実績があります。また、優良リフォーム業者紹介サイトで11年連続成約件数1位の実績がある優良企業です。このほか、当社は最長10年保証制度を実施しており、アフターケアも充実しています。万が一のときでも安心です。資料請求はホームページからも行えます。システムキッチンのリフォームを検討している方は、ご相談だけでもお気軽にどうぞ。

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