住まいのコンシェルジュ

リビングをリフォームするメリットや必要性は?具体的な事例も紹介

リビングはかつて「茶の間」と呼ばれ、家族が集い、交流を深める場所でした。家族が心地よく過ごせる空間であれば、自然と家にいる時間が長くなります。

しかしながら、家族構成や年齢によって、快適なリビングのスタイルは異なるため、年月が経つにつれ、リビングのリフォームが必要になることもあるでしょう。

そこで今回は、実例を交えながらリビングをリフォームするメリットや必要性、そして成功のポイントを紹介します。

この記事は次のような方におすすめ

  • リフォームが使いづらいと考えている方
  • リビングのリフォームを検討している方
  • リフォームを依頼する会社選びに悩んでいる方

この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


  1. リビングの果たす役割とリフォームの必要性を解説
  2. リビングリフォームのアイデア
  3. リビングリフォームを成功させるポイント
  4. リビングをリフォームする際の注意点
  5. テンイチが手がけたリフォーム事例
  6. リビングのリフォームに関するよくある質問

1. リビングの果たす役割とリフォームの必要性を解説

リビングは家の中でも最も広々とした部屋でさまざまな使い方ができることが魅力的です。しかしながら、家族構成や住人の年齢によって、適したスタイルは異なるため、時と共にリビングのリフォームが必要になることも少なくありません。

そこで、リビングが果たす役割やリフォームの必要性について紹介し、リフォームにおいてどのような工夫ができるかを解説します。ぜひ、参考にしてみてください。

1-1.リビングは多目的ルーム

リビングは、さまざまな用途に使える多目的ルームです。家族で団らんをしたり食事をしたりするほか、子どもの勉強部屋、両親の趣味部屋としても使えます。また、家の間取りによってはリビングが応接間を兼ねることもあるでしょう。そのため、リビングは家の最も良い場所に広く取られるのが一般的です。

1-2.リビングには多種多様なスタイルがある

日本の伝統的な家屋において、リビングは「茶の間」と呼ばれ、6畳以上の畳敷きの広々とした空間をキッチンから独立して備えた間取りが一般的でした。しかしながら、近年ではキッチンからリビングが一体化したスタイルが主流となっています。さらにマンションにおいては、リビングの隣に和室があり、ふすまを開け放てば一つの部屋になるような多彩な間取りも増えています。

リビングには多種多様なスタイルが存在するため、自分に合ったスタイルを選ぶことが大切です。

1-3.リビングにリフォームが必要な理由

家族構成や住人の年齢によって、リビングの理想的な間取りは異なってきます。

例えば、小さなお子様がいる場合は、フローリングの隣に畳のスペースがあると、柔らかい床で遊ばせることができ、とても便利です。

しかしながら、お子様が成長するにつれて、畳スペースは必要なくなる場合もあります。また、リビングとキッチンが別々になっていると、調理をする人が孤立してしまい、お互いの部屋が狭くなるため、一つにまとめた方が家族団らんがしやすい場合もあります。

リビングをリフォームすることで、家族にとってより使いやすく快適な空間を作り上げることができるのです。

1-4.リビングのリフォームでできること

リビングのリフォームは以下のようなことが可能です。

  • リビングの床材の変更
  • リビングとキッチンの一体化など間取りの変更
  • 和室から洋室への変更

ちょっとしたリフォームからリノベーションまでできることが多いので、まずはリフォーム会社に相談してみましょう。

2.リビングリフォームのアイデア

ここでは、リフォームリビングのアイデアをご紹介します。どのようなリフォームをするか悩んでいる方は、参考にしてください。

2-1.リビングを広くする

リビングとキッチンが分離していたり、リビングの隣に和室などの別の部屋がある場合、リビングが狭く感じられることがあります。しかしながら、このような場合でも、リビングとキッチンを一体化したり、和室をリビングの一部に統合することで、より広々とした空間を実現し、使い勝手も向上することができます。リビングの空間を有効活用することで、家族がより快適に過ごせる空間を手に入れることができるでしょう。

2-2.リビングを使いやすくする

リビングが畳の場合、基本的に座って過ごすことが多いです。しかしながら、年齢を重ねるにつれ、床に座るよりも椅子で過ごした方が快適な場合があります。このような場合には、床を畳からフローリングに変更することで、生活のしやすさを向上させることができます。

また、段差をなくすことで、車いすの方でも移動しやすくなることもポイントです。リビングを快適な空間にするためのアイデアとして、床の素材を見直してみるのも良いかもしれません。

2-3.リビングを明るくする

日本の伝統的な家屋の構造では、リビングの向こう側に廊下があるため、軒が深く採光がやや不足しがちです。しかしながら、リノベーションによって間取りを大幅に変え、廊下とリビングを一体化することで、採光を格段に向上させることができます。このようなリフォームは、家族がより快適に暮らすためのアイデアとして、とても魅力的です。

3.リビングをリフォームを成功させるポイント

家族が自然と集まるリビングにするには、デザインも重要です。ここでは、リビングをリフォームする際、デザインについての注意点を紹介します。

3-1.明るく落ち着ける空間を意識する

暗く寒い場所には、人は集まりません。リビングは、明るく暖かい空間であることが大切です。ただし、明るすぎて騒々しい空間では、くつろげないかもしれません。そこで、白を基調とした色合いがおすすめです。

また、ブラウンや暗いオリーブ色などのアースカラーを取り入れると、無難で落ち着いた雰囲気を醸し出すことができます。リビングの空間づくりには、色彩を上手に取り入れることがポイントです。

3-2.床材や壁材は良質なものを選ぶ

床材や壁材の価格が高くなるほど、断熱性や耐久性に優れていることが多いです。また、人が集まる場所であるリビングの床や壁は、劣化が早く進むことが避けられません。

そのため、リフォームには費用がかかることもありますが、最初から良質な素材を選ぶことで、耐久性を高めることができます。質の高い素材を使ったリビングのリフォームは、将来的にも長期間快適な空間を保つことができ、投資する価値があると言えます。

3-3.収納にも気を配る

寝室にはウォークインクローゼットを設けることが一般的ですが、リビングにはあまり目立った収納を作らないことがあります。しかし、家族が長時間過ごす場所に収納がないと、あっという間に散らかってしまうことも少なくありません。

そこで、リビングの壁の一つに大きな作り付けの棚を設けるなどすると、収納家具を置かずに済み、部屋を広く使えるようになります。リビングにスペースがある場合は、ぜひ収納スペースを作って、家族が快適に過ごせる空間を手に入れましょう。

4.リビングをリフォームする際の注意点

ここでは、リフォームを成功させるための注意点を解説します。ぜひ、参考にしてください。

4-1.予算を最初に定める

リフォームは、あれもこれもと希望を詰め込んだら、思わぬ高額な金額になってしまうこともあります。そこで、最初に予算を決めておくことが重要です。予算が明確であれば、リフォーム業者もあなたの要望に合わせたプランを提案しやすくなります。また、リフォームで最も予算をかけたい場所を明確にすることも大切です。そうすれば、必要な工事や材料に的を絞ってコストを抑えることができます。

4-2.家族全員の意見を聞く

リビングは家族全員が使う場所です。だからこそ、リフォーム計画を立てる前には家族全員の意見を聞くことが大切です。誰か1人の意見だけでリフォームを進めてしまうと、家族団らんの場として機能しないリビングができあがってしまいます。全ての意見を叶えるのは難しいかもしれませんが、家族全員の意見を少しでも取り入れることで、より使いやすく快適なリビングにすることができます。

4-3.リフォーム会社は実績で選ぶ

リフォーム会社を選ぶ際には、費用だけでなく実績も大切です。家族の理想に近いリビングのリフォームを行った経験のある業者を選べば、より満足いく仕上がりになるでしょう。もし、複数の業者で迷った場合は、相見積もりを利用してみるのもおすすめです。そうすることで、価格面だけでなく、業者の提供するサービスやアプローチの違いを比較することができます。

5.テンイチが手がけたリフォーム事例

ここでは、実際にテンイチが手がけたリフォーム事例を紹介します。

5-1.リビングの小上がりをプチリフォーム

リビングにあった小上がりをリフォームし、座面に畳を使ったベンチタイプにすることで、高齢者にも使いやすいリビングに生まれ変わりました。もともと畳敷きだったリビングを、ベンチタイプにリフォームすることで、床ずれの心配もなく、快適な時間を過ごすことができるようになりました。

リビングの小上がりをプチリフォーム!畳は残しつつ座りやすく

5-2.マンションの間仕切り撤去

隣接する洋室をリビングと一体化することで、広々とした空間が実現した事例をご紹介します。リビングと洋室の壁を取り払い、開放的な空間を作り出すことで、家族の団らんスペースがさらに拡大しました。

マンションの間仕切り撤去

5-3.キッチンと和室を一体化

キッチンと和室があった場所を、引き戸を取り払って大胆なリフォームを行いました。リビングダイニングキッチン(LDK)にすることで、広々とした空間が生まれ、導線もスムーズになりました。家族全員で過ごしやすく、快適な空間に生まれ変わった事例です。

キッチンと和室を一体化したLDKリフォーム

6.リビングのリフォームに関するよくある質問

ここでは、リビングのリフォームに関するよくある疑問にお答えします。

Q. LDKの場合、キッチンも一緒にリフォームはできるでしょうか?
A. はい、可能です。一戸建ての場合は、キッチンの位置を変えたリフォームも可能です。

Q. マンションでも、間取りを変えられますか?
A. リビングと隣の和室を一体化してフローリングにするなど、限られた間取りの変更は可能です。詳しくはリフォーム会社に相談してみましょう。

Q. リビングのリフォームはどのくらいの期間でできますか?
A. プチリフォームならば1~3日、一般的なリフォームなら1週間程度、大幅なリフォームは2~3週間程度が目安です。

Q. 家に住みながらリビングのリフォームは可能でしょうか?
A. 工事内容によっては、住みながらのリフォームも十分に可能です。

Q. リフォームに補助金などはあるでしょうか?
A. 自治体によっては、3世代同居や都会から地方にUターンした場合など、条件を満たすと補助金が出る場合もあります。自治体のホームページを確認してみることをおすすめします。

まとめ

今回は、リビングをリフォームするメリットや必要性、成功するポイントなどを紹介しました。

リビングのリフォームには、多くの種類があるため、満足のいく仕上がりにするには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。テンイチは、多数のリビングリフォームを手がけてきた実績があり、優良リフォーム業者紹介サイトで11年連続成約件数1位を誇っています。

さらに、当社は最長10年保証制度を実施しアフターケアも充実しているため、万が一の場合でも安心してお任せいただけます。リビングのリフォームをお考えの方は、ぜひテンイチにご相談ください。



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テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。


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