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梅雨を快適に!リフォームで梅雨対策を万全にする方法とその実例

梅雨と聞くと、長時間の降雨と多湿により、カビの発生をはじめとする家屋への不具合を想像する方も多いのではないでしょうか。

特に、家が建つ地域の気候特性や建物の年数などによっては、これらの問題はさらに深刻化することもあります。そして、これらの問題は我々の健康にも影響を及ぼします。しかし、これら全てを改善し、梅雨の時期でも心地よく過ごす方法があります。それが、適切なリフォームです!

今回は、梅雨時期にピッタリのリフォームの方法と、その実践例をお届けします。

この記事は、以下のような方におすすめです。

  • カビや湿気に悩まされている方
  • リフォームを検討している方
  • 梅雨時を快適に過ごしたい方

この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


  1. リフォームで梅雨対策が必要な理由
  2. 梅雨対策リフォームにはどんなものがある?
  3. 梅雨対策リフォームをする際の手順
  4. 梅雨対策リフォームの事例紹介
  5. 梅雨対策リフォームに関するよくある質問

1.リフォームで梅雨対策が必要な理由

まず最初に、なぜリフォームを介した梅雨対策がこれほどまでに重要なのか、その理由を詳しく説明します。リフォームを見逃すと、家やその住人に何が起こりうるのでしょうか?その影響を深く掘り下げてみましょう。

1-1.健康に悪影響が出るため

梅雨の季節が訪れると、雨によって湿度が増し、さらに気温は夏に向けて徐々に上昇します。結果として、肌に湿気を感じる日が増えるでしょう。このような条件は、カビの発生にとって理想的な環境を作り出します。また、ダニなどの家屋内の害虫にとっても高温多湿は繁殖に適した状況です。

特に、通気性が劣っていて湿気がこもりやすい家では、カビや害虫が増殖しやすくなります。カビや害虫はアレルギーやその他の疾病の原因となることがあります。さらに、湿度自体が健康に悪影響を与えるため、梅雨の時期には体調を崩す人も少なくありません。しかし、リフォームを通じてカビや害虫の発生を抑制すれば、梅雨時期に体調不良に悩む方々の体調改善の可能性も生まれます。

1-2.家の寿命が短くなる可能性があるため

日本の一戸建て住宅の約59%が木造であるという事実を考えると、湿気は木造住宅の強大な敵となります。日本の住宅が欧米のそれに比べて寿命が短いのは、湿気による腐食が大きな要因とされています。湿度が高まると、建物の柱や基礎といった構造上重要な部分がカビが生えるなどの劣化を招きます。

さらに、長期にわたる多量の降雨は、雨漏りを引き起こす可能性があります。雨漏りは、屋根だけでなく壁からも生じることがあり、これが放置されると、家の寿命を確実に短縮します。こうした状況から見ても、リフォームによる梅雨対策は不可欠です。これにより、梅雨期でも快適に過ごすことが可能になるだけでなく、住まいの寿命を延ばす効果も期待できます。

2.梅雨対策リフォームにはどんなものがある?

ここでは、住まい全体に対する梅雨対策リフォームの詳細をご紹介します。年数が経過した住宅の場合、全体のリフォームが求められるケースも少なくありません。費用や工期がかかると感じるかもしれませんが、リフォームが完了した後の生活の快適さは、その投資価値を十分に証明します。新たなリフォームが終えた後の住まいは、まるで別世界のように快適で、その差に驚かれることでしょう。

2-1.外壁や屋根のリフォーム

外壁や屋根は我が家を風雨から守る不可欠な要素であり、定期的なリフォームが重要となります。塗装の更新だけでなく、シーリングの再施工、経年劣化による損傷部分の交換など、様々なリフォーム手法が存在します。経年劣化が著しい場合には、外壁や屋根の全面張り替えや重ね張りなどの大規模なリフォームが求められるかもしれません。

2-2.窓やドアのリフォーム

年月が経過すると、窓やドアの締まり具合が劣化し、隙間が生じることがあります。目で見て問題ないように見えても、雨天時に窓枠や玄関の三和土が湿っている場合は、リフォームが必要かもしれません。家の内部に雨水が侵入すると、湿度が上昇しカビが生息しやすい環境を作り出します。ドアや窓の枠だけでなく、窓やドアそのものをリフォームし、防水性能を向上させることをおすすめします。

2-3.換気設備のリフォーム

床下や屋根裏の通気性を向上させることにより、室内の湿度管理が容易になります。それにより、カビの発生を防ぎ、家全体の快適さを保つことが可能となります。また、適宜、換気設備の新設や既存の設備の交換を行うことで、健康的で心地よい室内環境を維持することが大切です。

2-4.居室のリフォーム

居室の梅雨対策としては、調湿機能の壁紙へ貼り替えたり断熱材を入れたりするリフォームがおすすめです。家は建っている環境や間取りによって、どうしても湿気が溜まりやすくなります。調湿機能のある壁紙にリフォームすれば、カビが生えにくくなるでしょう。また、断熱材を入れるリフォームを行えば、結露も防げます。

2-5.浴室のリフォーム

浴室は、高湿度の環境が常に揃っているため、カビが生息しやすい場所です。梅雨時だけでなく一年を通してこの状況が続きます。そこで、浴室にカビ対策を施したり、通風を促進するための窓を設置したりすることで、清掃が容易で利用しやすい浴室に生まれ変わることでしょう。さらに、浴室乾燥機を後付けすることで、梅雨時期の室内での洗濯物の干し場に困ることもなくなり、部屋全体の湿気対策にも寄与します。

3. 梅雨対策リフォームをする際の手順

梅雨対策のリフォームは、湿気対策とカビ予防に欠かせない工程です。その手順は以下の通りです。

  1. リフォーム業者への相談

専門家の意見を求めることで、自宅がどのようなリフォームを必要としているか明確にすることができます。

  1. リフォームニーズの確認:

リフォームが必要かどうかを業者に評価してもらいましょう。湿度が高い、カビが問題となっているなどの悩みがある場合は、具体的な対策を相談できます。

  1. リフォーム計画の作成

業者と共に、具体的なリフォームの計画を立てます。予算やスケジュールなどを考慮し、最も効果的な対策を選びましょう。

  1. リフォーム工事

業者との計画に基づいて工事が行われます。この期間中は、一部の制約(例えば窓が開けられない期間など)が生じる可能性がありますので、その準備をしておくことが重要です。

  1. アフターケア

リフォーム後は、不具合がないかを定期的にチェックし、必要であれば業者に連絡しましょう。アフターケアの期間中は、業者が迅速に対応してくれます。

この手順に従うことで、梅雨対策のリフォームを効果的に進めることができます。初めてのリフォームでも安心して進めることができるよう、専門家の助けを借りることをおすすめします。

4.梅雨対策リフォームの事例紹介

ここでは、テンイチが実際に行った梅雨対策のリフォーム工事事例を紹介します。

4-1.2階バルコニー防水工事

静岡市葵区、2階バルコニー防水工事(ウレタン塗膜防水)

木造二階建ての素敵なお宅で実施した、二階バルコニー(ベランダ)の防水工事の事例をご紹介いたします。ベランダは日常生活の一部であり、ここにも定期的な防水工事が必要です。なぜなら、その手入れが欠けると建材の劣化が進むからです。

さらに、バルコニーは日々厳しい直射日光にさらされます。この影響で塗膜が徐々に劣化していきます。この状況を放置してしまうと、雨漏りの原因となり、その結果、階下の居室にも影響を及ぼす恐れがあるのです。そうした問題を防ぐため、しっかりとした防水工事が重要となります。

4-2.屋上の防水工事リフォーム

屋上の防水工事リフォーム!

屋根防水シートの破損が確認されたため、全面的にウレタン塗膜防水工法を用いて修復いたしました。この工法は、堅牢で耐久性があり、長期間の防水対策を可能にします。さらに、屋根の側面の立ち上がりや角部、雨水が集まりやすいドレイン周辺といった不具合が起きやすい部分については、一段と丁寧な補修を施しました。これらの部分が弱点となりがちであることを念頭に信頼性の高い防水性を確保するために細部まで注意深く作業を行なっています。

4-3.内窓付けて断熱リフォーム

浜松市 内窓付けて断熱リフォーム 補助金利用!

内窓の追加と断熱リフォームを施したことで、お住まい全体の断熱性能が大幅にアップしました。これにより、室内の温度が安定し、冬季の暖房効率や夏季の冷房効果が格段に高まります。さらに、補助金の活用により、施主様の経済的な負担も軽減。このように、お住まいの快適性を向上させつつ、財布に優しいリフォームを実現しています。

5.梅雨対策リフォームに関するよくある質問

ここでは、梅雨対策リフォームに関するよくある質問を紹介します。

Q.リフォームに必要な費用はどの程度となりますか?
A.リフォームの費用は、改修内容や範囲により大きく異なります。範囲が広範囲となるほど、当然ながら費用は高額になります。具体的な金額を知りたい場合は、リフォーム業者に直接見積もりを依頼しましょう。また、テンイチではホームページ上で事例別の費用を公開していますので、ぜひご覧ください。

Q.梅雨時期にもリフォームは可能ですか?
A.外壁塗装や屋根塗装のような屋外のリフォームは、雨天時には作業が難しい場合があります。なるべく梅雨の季節は避けてスケジューリングすることをお勧めします。しかし、内装リフォームについては梅雨時期でも問題ありません。

Q.リフォームに要する時間はどれくらいですか?
A.外壁塗装や屋根塗装の場合、おおよそ2~3週間、壁紙の貼り替えは1~2日、窓やドアのリフォームは1日程度が一般的です。詳しいスケジュールについては、直接業者と相談することをおすすめします。

Q.保証はありますか?
A.はい、テンイチではお客様の安心のため、最長10年という長期間の保証を提供しております。万が一の事態が発生した場合でも、責任を持って対応いたします。

まとめ

今回は梅雨対策とリフォームの重要性、そしてそれらの具体的な方法を紹介しました。テンイチでは、外壁や屋根の塗装、窓やドアの改修、内装リフォームなど、あらゆるリフォームを承っております。11年連続で優良リフォーム業者紹介サイトにおける成約数1位を獲得しておりますので、湿気対策やカビ対策についてのリフォームをお考えの方は、安心してご相談ください。どんなことでもお気軽にお問い合わせいただけます。



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テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。


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