住まいのコンシェルジュ

リフォームする際に失敗しにくい壁紙の選び方とは?


壁紙は室内の雰囲気を大きく左右するものです。
また、定期的にはり替えが必要のため、リフォームをして全く違う壁紙をはることも可能。
では、リフォームして壁紙を換える際に、注意することはあるのでしょうか?
そこで、今回は満足できる壁紙の選び方をご紹介します。
いくつかのコツを知っていれば、はり終ったあとで「しまった」と思うこともありません。
これから壁紙をリフォームする予定がある方や家を建てる予定がある方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. 壁紙で部屋の印象は大きく変わる
  2. 外国製の壁紙には要注意
  3. 柄のある壁紙は高くつきやすい?
  4. 部屋別、壁紙を選ぶコツ
  5. 外国産の壁紙は家具にはってみよう
  6. おわりに

1.壁紙で部屋の印象は大きく変わる

同じ部屋でも、壁紙が変わればまるで別の部屋のように感じられます。
壁紙は部屋の中で最も大きな面積を占めますから、明るさまで変わってくるでしょう。
ですから、壁紙を選ぶ際は注意が必要です。
壁紙を選ぶ際は、小さなサンプルを何種類も並べ、その中から選ぶことが多いでしょう。
でも、小さいサンプルと大きな壁面に貼ったときでは印象がまるで異なります。
同じ色でも小さい面積では暗く、大きな面積では明るく見えるのです。
ですから、小さいサンプルだけを見て選ぶと後悔するかもしれません。
壁紙を選ぶ際は、できるだけショールームに足を運びましょう。
ショールームでは、実際に広い面積にはられた壁紙を確認できます。

2.外国製の壁紙には要注意

欧米製の壁紙は、日本製の壁紙よりも大きな模様が入っているものが多いです。
すてきな柄もたくさんあるので、「ぜひ外国製の壁紙を使いたい」という方もいるでしょう。
しかし、欧米の家は日本の家よりもかなり大きいです。
ですから、壁紙に大きな柄が入っていてもそれほど気になりません。
しかし、日本の狭い家に大柄な壁紙をはると圧迫感を覚えることも多いのです。
特に、リビングや寝室など壁面が広い場所に大柄な壁紙をはると、まるで壁が迫ってくるような感覚を覚えることもあります。
ですから、大柄な壁紙をはるときは充分に考えてから選びましょう。

3.柄のある壁紙は高くつきやすい?

では、小さい柄ならば問題ないか?といえばそうともいいきれません。
柄がある壁紙は、柄がきれいに見えるようにはらなければならないのです。
ですから、部屋の広さや形によってロスがたくさん出る場合もあります。
無地の壁紙よりも高くつくことも珍しくないでしょう。
同じグレードの壁紙でも柄ありの方が高くなりやすいのは、このような理由もあります。
ですから、柄ありの壁紙を使う際は予算を大目に見ておきましょう。

4.部屋別、壁紙を選ぶコツ

では、満足できる壁紙の選ぶポイントは何でしょうか?
この項では、満足できる壁紙の選び方をご説明します。
部屋ごとやシチュエーションに合わせたコツがあるのです。

4-1.日当たりの悪い部屋は白系統の壁紙で明るくしよう

日当たりの悪い部屋に濃い色の壁紙をはると、余計に暗く見えます。
寝室ならば落ち着いた感じが出るかもしれませんが、リビングなど家族が集まる場所や子ども部屋などは明るい色の壁紙の方がよいでしょう。
白系統の壁紙ならば光を反射してより明るく見えます。
逆に、日当たりが悪くても玄関は暗い色の壁紙の方が落ち着いて見えるでしょう。

4-2.ダイニングには暖色の壁紙をはろう

食事をするダイニングや、リビングダイニングには暖色系の壁紙がお勧めです。
暖色系の壁紙は食欲を増進する効果があります。
といっても、オレンジ色や赤色ではなく、白がベースになった暖色系がお勧め。
あまり濃い色では圧迫感を覚えて落ち着けません。

4-3.トイレには消臭効果のある壁紙をはろう

最近は技術も進化して、消臭効果がある壁紙も登場しています。
このような壁紙はトイレにはるとよいでしょう。
特に、家族に男性が多いと壁紙が汚れることが多いです。
壁紙の汚れはなかなか落ちずに悪臭の原因になる場合もあります。
消臭効果のある壁紙を使えば、悪臭も緩和(かんわ)されやすくなるでしょう。

4-4.子ども部屋の壁紙は注意が必要

子ども部屋にかわいい壁紙をはってあげたい、という方は多いでしょう。
中には子どもに好きな壁紙を選ばせる人もいると思います。
最近は、かわいい柄の壁紙も多いですので選ぶのも楽しいでしょう。
しかし、壁紙は1度はったら10年以上はそのままです。
あまりにかわいらしすぎる壁紙は成長するにつれて、飽きがくることも多いでしょう。
特に、男の子の場合は年齢が上がるにつれてかわいらしいものを「恥ずかしい」と思うことも少なくありません。
ですから、小さな子どもが好みそうなかわいらしい壁紙を選ぶならば、クローゼットの内側など目立たない場所にしましょう。
また、ピンクやブルーなど使う子どもの性別を意識した壁紙をはってしまうと使い勝手が悪くなります。

4-5.汚れが落ちやすい壁紙は廊下にはろう

壁紙は案外汚れやすいです。
特に、小さな子どもがいるご家庭は壁紙に手あかがつくことも珍しくありません。
スイッチ周りだけ真っ黒という家も多いでしょう。
今は、汚れが落ちやすい壁紙もありますが、ノーマルな壁紙に比べて高価です。
汚れが落ちやすい壁紙を使いたいけれど、使える場所が限られているという場合は廊下や玄関に使いましょう。
来客に最も目につく場所が廊下と玄関です。
また、玄関前は靴をはくときに壁に手をつくことが多いので、どうしても汚れやすいでしょう。
人目につきやすい壁紙がきれいだと、清潔感を与えられます。

4-6.業者は値段だけで選ばない

壁紙をはり替えてくれる業者はたくさんあります。
その中には「格安」を売りにしているところもあるでしょう。
確かに値段が安いにこしたことはありません。
しかし、技術が未熟な職人を使って工賃を下げて安くしている業者もあるのです。
また、工賃は安いけれど、別の名目でお金を請求するところもあります。
ですから、業者を選ぶ際は事前に相場を調べて、あまりに安すぎる業者よりは丁寧な施工の会社を選びましょう。
数社から見積もりを取って比べてみてもよいですね。

5.外国産の壁紙は家具にはってみよう

では最後に、ちょっとした小技をご紹介します。
前述したように外国産の壁紙は大柄で素敵なものが多いです。
しかし、日本の狭い住宅の壁にはると主張が強すぎて圧迫感を覚える人も少なくありません。
そんな素敵な壁紙は、家具にはってみましょう。
白いシンプルな家具に外国産のカラフルな壁紙をはるだけで、だいぶ印象が変わります。

6.おわりに

いかがでしたか?
今回は壁紙の選び方のコツをご紹介しました。
まとめると

  • 小さい見本だけでなく、実際に壁にはられた状態のサンプルを見られると失敗しにくい。
  • 大柄な壁紙は圧迫感を覚えやすい・柄のついた壁紙は、柄を合わせるために工賃が高くなりやすい。
  • 日当たりの悪い部屋は白っぽい壁紙を選ぶと明るくなる。
  • 消臭効果のある壁紙や汚れが落ちやすい壁紙はピンポイントで使うとよい。

ということです。
壁紙は種類が多く、見本を見るだけで迷ってしまうことも多いでしょう。
しかし、部屋ごとに「こんな風な部屋にしたい」とイメージを作っておくと壁紙を絞りやすいです。
また、素敵な壁紙でも部屋に合うとは限りません。たとえば、和室にバラ柄の壁紙は合わないでしょう。
ですから、「好き」と「合う」もいっしょくたにしてはいけません。
そのことを頭に入れておけば失敗しにくくなるでしょう。