住まいのコンシェルジュ

内装リフォームを行う際、気をつけるポイントとは?


築年数がたった家の内装をリフォームしたい、と考えている方は多いと思います。
しかし、どこをどうリフォームすればより住みやすい家になるのでしょうか?
そこで、今回は内装リフォームをする際、押さえておきたいポイントについてご説明します。
ひとくちに内装リフォームといってもいろいろな種類があるのです。
目についた部分や気になった部分だけをやっていくのではなく、家全体のことを考えて行う必要があります。
そろそろ家の内装をリフォームしたいと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 内装リフォームでできることとは?
  2. 満足する内装リフォームを行うコツとは?
  3. おわりに

1.内装リフォームでできることとは?

まず始めに、内装リフォームでできることをご紹介していきましょう。
内装のリフォームというと壁紙やフローリングのはり替えをイメージする方が多いですが、できることはそれだけではないのです。

1-1.劣化した壁紙やフローリングなどのはり替え

内装リフォーム、というとまずこれが思い浮かぶ方が多いでしょう。
壁紙やフローリング、さらにたたみやふすまなどは、経年とともに劣化していきます。
特に、小さな子どもやペットがいる家は劣化が早い場合もあるでしょう。
また、たたみは定期的に交換することが前提の床材です。
ですから、たたみ替えはフローリングや壁紙よりも安価に手早く替えられます。

1-2.防音・断熱工事

築年数が30年以上たっている家は、壁の中に断熱材が入っていないことも珍しくありません。
また、ピアノをはじめとした楽器を家で本格的に練習したいなどという場合は、防音設備の整った部屋が必要になります。
防音や断熱材を入れる工事も、内装リフォームの一種です。
これらの工事は壁の一部を壊すため、大がかりで工期が長くなりやすいでしょう。

1-3.収納スペースの追加や間取りの変更

家族構成が変わってくると収納スペースが足りなくなったり、間取りが合わなくなったりします。
壁を壊したり追加したりすれば、間取りを変更したり収納スペースを追加したりできるでしょう。
子どもが生まれた後や独立した後など、家族構成が大きく変化したときに行うことが多いリフォームです。

1-4.部屋の様式の変更

和室を洋室にするなど、部屋の様式を変更する工事も内装リフォームの一種。
一昔前まではどの家も和室が必ず一室はありましたが、お手入れの大変さから洋室へ変更する方は多いです。
また、逆に洋室の一角にくつろぎの和室スペースを設ける方もいます。
さらに、ふすまやドアの取り換えなどもリフォームの一種といえるでしょう。

2.満足する内装リフォームを行うコツとは?

この項では、内装リフォームをする際に気をつけるポイントをご紹介します。
内装リフォームはたくさんのことができる分、「どこまでやるか」「何をするか」をよく考えて行いましょう。

2-1.部分リフォームは不経済?

家は、均等にいたむわけではありません。
よく使ったり重いものを置いたりしているところは、いたみやすいでしょう。
また、水回りなど常に湿気があるところもいたみやすいです。
リフォームには部分リフォームと全体リフォームがあり、いたんだ部分だけでも直すことができます。
しかし、部分リフォームはひとつを直したら、また別のところがすぐにいたむという場合もあるでしょう。
ですから、不用意な部分リフォームは全体リフォームよりもお金がかかります。
リフォームを行う際は水回り全体やフローリング全体、など一括して行いましょう。
今はリフォームローンもありますから、何百万というお金が手元になくても大丈夫です。

2-2.耐震性を考えよう

2×4住宅などは、壁で屋根を支えることで耐震性を高めています。
ですから、内壁を壊すと耐震性が低くなる可能性もあるでしょう。
間取りを変えたり新しく収納スペースを作ったりする場合は、工務店とよく相談してください。
必要ならば耐震診断を行いましょう。
自治体が診断士を紹介してくれるところもあります。
そのようなところに依頼すれば、お金もそれほどかかりません。

2-3.リフォームは季節を考えよう

内装リフォームは、住みながら行います。
ですから、リフォーム中は部屋の一部が使えなかったり、冷暖房が使いにくくなったりするのです。
さらに、お風呂などの水回りをリフォームする場合は数日とはいえ、入浴できなくなることもあるでしょう。
ですから、夏や冬にリフォームすると大変かもしれません。
可能ならば、春や秋など冷暖房がなくても過ごせる時期にリフォームしましょう。
しかし、この時期は工務店の方でもリフォームの依頼が多くなります。
ですから、家のいたみが深刻になる前にリフォームを計画しましょう。
そうすれば、半年くらいは待てるはずです。

2-4.リフォームをする際は、家族全員の意見を聞こう

リフォームをするときは、家族全員の意見を聞きましょう。
誰かひとりの意見だけでリフォームをすると、暮らしにくい家ができます。
また、キッチンなどは最も使う人の意見を尊重してあげてください。
さらに、安さだけで決めてしまうと持ちが悪い場合もあります。
水回りなどいたみやすい場所は、可能な限りよいものを使った方がよいでしょう。

2-5.自然素材を使ったリフォームをしてみよう

現在の家は、たくさんの化学物質が使われています。
化学物質を使うことで、安価で見た目の美しい内装が可能になりました。
しかし、その反面シックハウス症候群など新しい病気で苦しむ人がうまれたのです。
シックハウス症候群はある日突然発症することもあります。
このような人が発症しやすいと明確に断言することはできませんが、花粉症やアレルギーを発症している方はシックハウス症候群を発症する可能性も高いようです。
ですから、リフォーム素材を選ぶ際は漆喰(しっくい)や無垢材(むくざい)など自然の素材も視野に入れましょう。
漆喰(しっくい)というと、「和室にしか合わないのではないか?」と思われますが今は洋室の壁にも合う漆喰(しっくい)も開発されています。
さらに、リフォームをするまでに時間がかかるという場合、カーテンやカーペットを変えたりして、いたんだ部分を隠したり部屋の雰囲気を変えたりしてみましょう。

3.おわりに

いかがでしたか?
今回は、内装リフォームの際に気をつけるポイントをご紹介しました。
まとめると

  • 内装リフォームは、できることがたくさんある。
  • 部分リフォームの方が結局は高くつく場合もある。
  • 季節や耐震性も考えてリフォームしよう。

ということです。
今は、水回りをまとめてリフォームすると何割引、といったパック商品もたくさん出ています。
ですから、ちまちまといたんだ場所をリフォームするより、まとめてリフォームしたほうがお得なことが多いのです。
リフォームは単に古いものを新しいものと取り換えて終わり、というわけではありません。
リフォームの前や後に掃除が必要な場合もあります。
さらに、工事車両がたくさん出入りしたり騒音がしたりする場合は、近隣にあいさつも必要でしょう。
部分リフォームを行うと、何度も清掃業者に依頼したりあいさつにいったりしなくてはなりません。
また、リフォーム商品にも型落ち品があります。
新商品が出るタイミングでリフォームを行うとよい品が安く手に入ることもあるでしょう。
ですから、リフォームはできるだけ早くから計画しておくとよいですね。