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外壁を断熱リフォームするメリットとは~光熱費を節約できる家~


6be2bd65-e245-4d86-82e5-5e59a4c09ace人生の中で最も大きな買いものと言われるもの。それは、家だと思います。
しかし、その家も年数経過することで劣化が出てくるもの。ダメになったところは、リフォームすることになります。
特に、外壁に断熱製品を仕込む人が多いです。この断熱材は、光熱費節約などに効果的となっていますよ。
この記事では、外壁の断熱リフォームについてまとめました。

  1. 断熱リフォームとは
  2. 外壁断熱リフォームの効果
  3. 外壁断熱リフォームの主な施工法
  4. 外壁断熱リフォームの費用
  5. 外壁断熱リフォームのポイント
  6. まとめ

1.断熱リフォームとは

インターネットなどで見かける断熱リフォーム。では、具体的にどのようなことを指すのでしょうか。この項目にてまとめました。

1-1.外壁の断熱リフォームとは

外壁の断熱リフォームとは、家の外壁に断熱材と新しい外壁材を取り付けることを指します。住んでいる家全体を断熱材で囲むと思いましょう。
断熱は、寒い冬を乗り越えるためだけに使われません。あらゆる熱を断つことが目的となっています。そのため、冷たい風だけでなく夏場の暑さ対策にもなるのです。

1-2.断熱材と24時間換気システムの関係性

外壁リフォームと同時に行うこと。その中に24時間換気システムの取り付けがあります。
24時間換気システムとは、部屋の空気を一定に保つシステムです。屋外の温度に影響されず、湿度コントロールで快適な温度を保ちます。
断熱リフォームを行うと屋外からの空気に左右されません。しかし、日本には四季が存在するので室内温度は変化します。そこで、24時間換気システムを導入して温度調整を行うのです。
24時間換気システムは、温度調整だけでなく室内の空気衛生にも役立ちます。また、換気を常に行うので臭い対策になるのも特徴です。

2.外壁断熱リフォームの効果

外壁の断熱について確認しました。では、実際に施工してどのような効果を得られるのか確認しておきましょう。

2-1.部屋の温度が安定する

断熱リフォーム最大のメリットは、冷暖房環境が大きく向上することです。部屋の快適性には、室内の温度が大きくかかわっています。

  • 夏場に冷房を入れても涼しくならない。
  • 冬に暖房を付けても暖かくならない。

この状態が続くと不快感が大きくなっていくもの。
そこで、断熱リフォームを行いましょう。リフォームを行うと屋外の空気に影響されない家が作れます。その結果、室内の温度調整が簡単となるのです。
断熱材を家に使うのは、熱を断つことだけが目的ではありません。最も大きいのは、部屋の気密性を上げることです。
断熱材を入れると部屋の内外から空気が漏(も)れなくなります。部屋の中にて調整した空気は、断熱材があれば流れ出さず温度を一定に保てるのです。

2-2.光熱費が安くなる

外壁の断熱リフォームを行うと初期費用は掛かるもの。しかし、長い目で見れば維持費や光熱費が安くなります。
外壁の断熱リフォームは、高性能の断熱材に交換・追加して熱や冷気を防ぐことが目的です。屋外からの空気侵入を防ぐことで室内温度を一定に保ちます。そのため、必要以上に冷暖房器具を使う必要がありません。冷暖房の使用時間が短くなることで光熱費をカットできます。
外壁のリフォームは大きな投資となるもの。しかし、いちど投資をすれば長期間にわたって交換・更新する必要がありません。

2-3.健康面でのサポート

断熱リフォームは、健康を維持することにも役立ちます。特に、高齢者の方だとヒートショックや脳血管疾患の予防となるのです。
冬場の12~3月は、屋外の気温と室内気温の差が激しい季節。暖房器具によって暖かくなった部屋とトイレ・浴室・屋外の温度差が大きいです。しかし、その温度差によって血管が縮小します。
血管が収縮すると血圧や脈拍へ負担が掛かるのです。その結果、脳血管や心臓に負担が掛かり倒れてしまいます。ひどい場合は、その場で意識不明となってしまうのです。この現象をヒートショックと言います。
家の中で危険なのは、ヒートショックだけではありません。最近では、室内熱中症になる人も多いです。このような危険を避けるためにも断熱材は有効となっています。室内外の温度差が減ると体への負担も減るのです。

3.外壁断熱リフォームの主な施工法

外壁の断熱リフォームには、大きく分けて2つの方法があります。この項目にてチェックしておきましょう。

3-1.すべて「はがす」リフォーム

古い家屋の壁や床板をはがしてから断熱材を貼り合わせていく方法です。
古くなっている家などは、壁や床板がボロボロになっています。そのため、断熱材を貼り合わせるよりも内側全体を変えていくほうがおすすめです。
はがすリフォームでは、解体作業に伴って廃材が多く出たり作業量が多かったりするので大がかり。工事中は、仮住まいや引っ越しが必要です。

3-2.壁を生かして「はがさない」リフォーム

外壁の状態がよければ「はがさない」リフォームがおすすめ。
外壁の板をそのままに断熱材を貼り合わせていきます。壁には、断熱ボードを施工した後、クロスを貼り直していくのが基本作業となるのです。

4.外壁断熱リフォームの費用

外壁の断熱リフォームには、どれぐらいの費用が掛かるのでしょうか。
外壁に断熱材を仕込むと壁の解体・補修・下地つくり・仕上げ剤の施工なども必要です。そのため、1㎡あたり1万~1万5000円ほどの費用が掛かります。トータルで見れば180~300万円ほどの費用が掛かると思いましょう。
これだけの費用が掛かるのは、壁全体に施工するため。1か所でも施工ミスがあれば空気が流れてきます。そのため、全体の施工が必要となるのです。
しかし、断熱材のリフォームをいちど行えば維持費が減る上に光熱費も下がります。先々のことを考えたリフォームを行いましょう。

5.外壁の断熱リフォームのポイント

外壁の断熱リフォームを考えるときは、施工会社をしっかり選ぶようにします。ごくまれですが悪徳業者がいるので注意しましょう。悪徳業者かどうか見分けるポイントは、見積もりをしっかり取るかどうかにあります。
見積もりは、依頼者に対して金額提示を行う作業です。この見積もりは、依頼者に金額提示するだけでなく作業内容を把握するために必要となります。
そのため、見積もりが取れない会社は、きちんとしたリフォームしたことがないことを意味するのです。
不必要な材料・工事過程がないかしっかり確認しましょう。また、見積もりでわからない部分があれば聞いておきます。

6.まとめ

いかがでしたか?
この記事では、外壁の断熱リフォームについて紹介しました。さいごに、リフォームにかんするポイントについてまとめておきましょう。

  • 断熱リフォームを施工すると、屋外との温度差を減らすことができる。
  • 室内温度の調整が簡単になる。
  • 外壁リフォームは、初期投資さえすれば維持費が安い。
  • 光熱費を下げることもできる。
  • リフォームには「はがす」、「はがさない」の2パターンがある。
  • 見積もりはしっかり取ってもらう。

外壁の断熱リフォームは、室内環境を整えるのに効果が高いリフォームのひとつです。自分の家の状態と相談しながらリフォームを検討しましょう。