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給湯器のリフォームをお考えの方! 機種の選び方や補助金制度を紹介!

そろそろ、給湯器のリフォームをお考えではありませんか? 快適な入浴に欠かすことができない給湯器も、毎日使い続けているうちに、徐々に劣化して不具合が目立ったり、性能や機能に不満が出たりしますよね。

とはいえ、どんなポイントで機種を選ぶとよいのか、どんな点に注意してリフォームすればよいのかなど、よく分からないこともあるでしょう。それに、補助金制度を利用して安くリフォームできたらうれしいですよね。

そこで今回は、給湯器のリフォームについて詳しく解説します。

この記事は以下のような方におすすめです。

  • 今使っている給湯器の調子が悪くなってきた。
  • 省エネ性の高い最新の給湯器に交換したい。
  • 補助金制度を活用してお得にリフォームしたい。


この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


  1. 給湯器のリフォームにはどんなメリットがある?
  2. 給湯器のリフォームに利用可能な補助金制度
  3. 最適な給湯器の選び方
  4. テンイチでの給湯器のリフォーム事例を紹介
  5. 給湯器のリフォームに関するよくある質問

この記事を読むことで、給湯器のリフォームを行うポイントなどがよく分かります。そろそろ古い給湯器のリフォームをお考えの方は、最後まで記事を読んでみてください。

給湯器のリフォームにはどんなメリットがある?

最初に、給湯器のリフォームにはどんなメリットがあるか、詳しく見ていきましょう。

光熱費を削減できる

給湯器のリフォームによって、光熱費を削減できます。新しい給湯器は、給湯効率が格段に高く、少ないエネルギーでお湯を作ることが可能です。実際に、給湯器を新しい機種に交換した途端、光熱費が大幅に下がったケースが多く見られます。また、新しい機種に交換すると同時に、電気やガスのお得な契約プランを結ぶことで、光熱費のさらなる削減が可能です。

生活が便利になる

給湯器のリフォームによって、生活が便利になります。古い給湯器では、すぐにお湯が出ない、温度調整が難しいといったこともあるでしょう。しかし、新しい給湯器に交換すれば、使いたいときに適温のお湯をすぐに使うことができて、ストレスを感じません。また、入浴や洗顔・キッチンでの洗いものなどがスピーディーにできるため、時短にもつながります。

安全性が高まる

安全性が高まるのも、給湯器のリフォームによるメリットです。古い給湯器は部品の劣化が進んでいるため、水漏れや漏電・ガス漏れといったリスクが高まります。その点、新しい給湯器に交換すれば、こうしたリスクが減り、安全に使用できるのです。また、新しい給湯器では、高性能・高機能な安全装置が付いている意味でも、安心といえます。

環境保護につながる

給湯器のリフォームによって、環境保護につながるのもメリットです。新しい給湯器は、省エネを意識した設計になっており、電気やガスの使用量を大幅に減らせます。また、CO2の排出量が減る点でも、環境保護に貢献することが可能です。環境問題に関心がある、できるだけ環境にやさしい生活をしたい、といった方にもおすすめします。

2.給湯器のリフォームに利用可能な補助金制度

ここでは、給湯器のリフォームに利用可能な補助金制度を詳しくご紹介します。

住宅省エネ2024キャンペーン

住宅省エネ2024キャンペーンは、経済産業省・環境省・国土交通省が行う4つのエコリフォームキャンペーンの総称です。給湯器のリフォームでは、子育てエコホーム支援事業・給湯省エネ2024事業・賃貸集合給湯省エネ2024事業の3つを利用できます。

子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業は、国土交通省が実施する補助金制度です。給湯器のリフォームにも利用でき、エコキュートなどの高効率給湯器を導入する場合、住宅1戸に付き3万円の支給を受けられます。また、子育て世代以外も対象で、給湯器以外のリフォームと組み合わせることで、補助金の上乗せ支給も可能です。

給湯省エネ2024事業

給湯省エネ2024事業は、経済産業省が実施する補助金制度になります。エコキュートなど、対象となる3種類のうち、いずれかの給湯器を導入することが条件です。給湯器1台に付き8万~18万円の基本額に、性能加算額(2万~5万円)と撤去加算額(5万円もしくは10万円)を合算した金額が支給されます。一戸建ては2台分、マンション・アパートは1台分まで申請可能です。

賃貸集合給湯省エネ2024事業

賃貸集合給湯省エネ2024事業は、経済産業省資源エネルギー庁が実施する、賃貸集合住宅の所有者向けの補助金制度です。設置する給湯器の種類によって1住居に付き1台まで、5万~7万円の補助金を受け取ることができます。賃貸アパートや賃貸マンションを所有している人で、給湯器のリフォームを検討しているのなら、申請してみるとよいでしょう。

自治体独自のリフォーム補助金制度

住んでいる自治体によっては、給湯器のリフォームに関して独自のリフォーム補助金制度を利用できることがあるので調べてみてください。多くの場合、自治体に住民票があり実際に居住していること、税金の滞納がないことなど、一定の条件を満たす必要があります。一定の条件を満たした人が所定の手続きにて申請した場合、数万~数十万円程度の補助金を受けることが可能です。より詳しくは、地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトを参考にしてください。

3.最適な給湯器の選び方

最適な給湯器の選び方について、具体的にご紹介します。

給湯能力

給湯器の種類を選ぶ場合は、給湯能力をチェックし、家族の人数にマッチした号数を選びましょう。具体的な目安は、以下を参考にしてください。

  • 1~2人:16~20号(160~200L)
  • 3~4人:20~24号(200~240L)
  • 5人以上:24~28号(240~280L)

なお、使用頻度や使い方によっても、最適な給湯能力が異なります。たとえば、家族の人数が少なくても、毎日朝と夜にゆっくりとバスタブにつかりたい、家族に女性が多いといった場合は、給湯能力に余裕のある号数を選ぶべきです。

動力の種類

動力の種類も、給湯器選びに欠かせないポイントの一つです。給湯器の動力には、以下のような種類があります。

  • 電気
  • ガス
  • ハイブリッド(電気+ガス)

給湯器の動力の種類は、現在使用している種類に合わせることが基本ですが、変更することも可能です。ただし、動力を変更する場合は、大がかりな工事を伴うことがある、設置条件によっては変更できないといったことがあるため、業者によく相談してみてください。

省エネ設計

光熱費を節約したい、環境にやさしい給湯器がよいといった場合は、省エネ設計の給湯器を選びましょう。たとえば、以下のような種類です。

  • エコキュート(電気)
  • エコジョーズ(ガス)
  • エネファーム(ガス)
  • エコワン(ハイブリッド)

なお、補助金制度を利用して給湯器のリフォームを進める場合は、指定の給湯器を導入することが条件となっていることがあるので、確認してみてください。

メーカー

給湯器の主なメーカーは、以下のとおりです。メーカーによって付加機能の種類や給湯器のデザイン、容量のバリエーションが異なるため、まずは、幅広く検討してみるとよいでしょう。

  • ノーリツ
  • パロマ
  • リンナイ
  • パーパス
  • コロナ
  • パナソニック
  • 三菱電機

現在の給湯器と同じメーカーの機種を選ぶと、操作方法が大きく変わらないこともあり、すぐに慣れることができるでしょう。一方、現在の給湯器の操作方法が分かりづらいなど、何らかの不満がある場合は、別のメーカーの給湯器を選ぶのがおすすめです。

付加機能

給湯器を快適に使用するには、どんな付加機能があるかについてもしっかりチェックして選びましょう。以下は、給湯器の付加機能の一例です。

  • 自動給湯
  • 追い炊き
  • 暖房

給湯器の付加機能は、メーカーによっても違いがあるので、比較してみるとよいでしょう。なお、手動での給湯機能だけで十分という場合は、シンプルな給湯器を選ぶ方法もあります。

設置場所の条件

給湯器を選ぶときは、設置場所の条件も必ず確認してください。給湯器は、設置場所によって以下のようなタイプに分けることができます。

  • 屋外壁掛けタイプ
  • 屋外設置タイプ
  • 浴槽隣接タイプ
  • PS(パイプスペース)設置タイプ

一戸建てで設置スペースに余裕がある場合と、アパートやマンションなどの集合住宅で設置スペースが限られている場合では、選べる種類が異なります。失敗を防ぐには、信頼できる業者とよく相談してアドバイスしてもらうとよいでしょう。

設置場所の気候条件

設置場所の気候条件も、適切な給湯器を選ぶポイントになることがあります。たとえば、北海道や東北などの寒冷地では、寒冷地仕様の給湯器が選ぶべきといった感じです。寒冷地仕様の給湯器は、凍結対策を強化しているため、冬場でも快適に使用できます。なお、静岡県は温暖な気候であるため、一般的には、特別な仕様の給湯器を選ぶ必要はありません。

4.テンイチでの給湯器のリフォーム事例を紹介

ここでは、私どもテンイチでの給湯器のリフォーム事例を2つご紹介します。

古い深夜電気温水器からエコキュートへ交換した事例

袋井市にお住まいのOさんの自宅では、深夜電気温水器を長年使用していました。しかし、不具合が見られるようになったことをきっかけに、新しい給湯器に交換したいと、私どもへご相談いただいたのです。

そこで、私どもで現場視察をした結果を元に、Oさんからのご希望を踏まえて検討した結果、エコキュートへの交換をご提案いたしました。リモコンでの自動お湯張り機能・追い炊き機能・足し湯機能を利用できるようになり、Oさんからは「大変便利で使いやすくなった」とお喜びいただいています。

光熱費の削減を希望してエコキュートへ交換した事例

焼津市にお住まいのYさんより、ご自宅の給湯器のリフォームについてご相談がありました。なるべく光熱費が削減できる給湯器をとのご希望があったため、私どもで現場視察をした後、エコキュートをおすすめしたのです。

エコキュートに交換すると初期費用はかかりますが、毎月の光熱費がグンと下がる分、長い目で見ればとてもお得になります。Yさんからも、「これで安心して家族でお湯をたっぷり使える」とご満足いただけました。

給湯器のリフォームに関するよくある質問

最後に、給湯器のリフォームに関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。

Q.現在使用中の給湯器に不満がない場合は同じ機種に買い替えてもよいか?
A.断言できません。現在使用中の給湯器について特に不満がなくても、家族の人数やライフスタイルにマッチしているとは限らないからです。まずは、信頼できる業者に相談して、より満足できる機種をアドバイスしてもらうとよいでしょう。

Q.15年以上使用している給湯器はすぐにリフォームすべきか?
A.現時点で問題なく使用できている場合は、すぐにリフォームする必要はありません。ただし、部品の劣化は確実に進んでいるため、早めの買い替えがおすすめなのは事実です。

Q.補助金を受け取ってから給湯器のリフォームを進めたいのですが?
A.各種補助金制度は、リフォームが完了してから補助金が支給されるパターンが基本になります。したがって、補助金を受け取ってからのリフォームはほぼできません。

Q.賃貸アパートに住んでいても給湯器のリフォームで補助金を受けられる?
A.基本的には、受けられません。各種補助金制度は、給湯器を設置する住宅のオーナーが対象者となっているからです。賃貸アパートの給湯器が古くて使いづらい場合は、新しい機種に交換してもらえないか、オーナーに相談してみてください。

Q.給湯器を新しく交換する場合、古い給湯器の処分も同時に依頼できる?
A.もちろん可能です。ただし、業者によって、無料・有料の違いがあるため、見積もりをもらう際に確認しておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、給湯器のリフォームについて詳しく解説しました。給湯器のリフォームを行うと、毎日の入浴やキッチンの洗いものなどがより便利で快適になります。

給湯器選びで失敗しないためには、信頼できる業者によく相談して、家族の人数や使い方などを参考に、最適な機種を提案してもらうとよいでしょう。

なお、当テンイチも、給湯器のリフォームを数多くご依頼いただき、おかげさまで大変ご好評をいただいています。現場視察や見積もりは無料ですから、まずは、何なりとお申し付けください。


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