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壁のへこみを修理するには? 知っておくべき4項目を徹底解説!

壁の凹みの修理方法

壁のへこみを何とかしたくて頭を抱えていませんか? そのままにしておくと見た目も悪いため、早めに対処したいものですよね。傷や汚れなら自分で何とかできても、へこみは補修できないと思っている人は多いでしょう。

うっかりものをぶつけて壁がへこんでしまったときは、自分でも意外と簡単に修理できます。特に小さな壁の穴やへこみであれば、今すぐ補修することも可能です。壁にへこみがあると、賃貸物件の場合は修理費を支払わなければなりません。そうなる前に、自分で何とかしましょう。

この記事では、壁がへこむ原因や対処法、業者に依頼する方法などをまとめて解説しています。

この記事はこんな方向け

  • 自宅の壁が凹んでしまった
  • 凹んだ壁の修繕する方法を知りたい
  • どこのリフォーム業者に頼むべきか悩んでいる

この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課


  1. 何が原因? 壁のへこみ
  2. 壁のへこみを対処する方法
  3. 壁のへこみの修繕を依頼する業者の選び方
  4. 壁のへこみに関するよくある質問

この記事を読むことで、へこんだ壁をどうするべきなのか分かります。業者に依頼する場合は、注意点がいくつかあるため把握しておきましょう。

1.何が原因? 壁のへこみ

主な原因や放置した場合、賃貸物件の場合の注意点をまとめてみました。

1-1.壁がへこむ主な原因は?

家具を動かしたときなどに壁にぶつけ、へこんでしまうことはよくあるでしょう。模様替えをしようとして家具を動かしたときに、うっかり壁にぶつけてしまったという経験は多いと思います。せっかく模様替えで部屋をすてきにしようと思っても、そうなってしまっては残念ですよね。

また、引っ越しのときも注意が必要でしょう。大型の家具を動かすことになるため、十分気をつけていないと壁にぶつけてしまいます。

そのほかにも、エアコンを取り外したら壁に穴が開いていた、ということも多いでしょう。同じ場所に新しいエアコンを取り付けるなら問題ありませんが、そうでないなら穴を何とかしなければなりません。壁紙もはがれてしまうため、部屋の見た目も悪くなってしまうでしょう。

1-2.放っておくとどうなるのか?

壁に穴が開いた状態を放置しておくと、次第に劣化がすすんで穴が広がってしまいます。穴やへこみは、大きくなればなるほど修繕が難しくなるのです。そうなる前に対処し、被害を最小限に抑えることが必要でしょう。

また、賃貸物件の場合は退去時に大家さんとのトラブルが発生する原因にもなります。放っておいたために被害が拡大し、高額な修繕費を支払わなければならない可能性もあるでしょう。

1-3.賃貸の場合に注意すること

前述したとおり、賃貸物件の場合は壁に穴やへこみがあるとトラブルの原因になります。賃貸物件を退去する際、借り主には原状回復義務があり、破損がある部分の修繕費を支払う必要があるのです。この原状回復義務とは「過失による破損の修繕義務」のことであり、傷を目立たないように修理すれば、その義務を果たしたことになります。つまり、見た目さえきれいに修復しておけば、修繕費を請求される可能性は低いのです。

そのため、大家さんに報告する前に、まずは自分で修理できないかを考えてみることをおすすめします。ただし、業者に依頼して大がかりな修繕を行う場合は、自分の判断でなく大家さんや管理会社に連絡するようにしてください。勝手に直すと契約違反になってしまう場合もあります。

賃貸だと壁に穴やへこみがあるとトラブルの原因にもなるんですね。
自己判断で勝手な修繕を行うと契約違反になることもあるので注意が必要です。

2.壁のへこみを対処する方法

では、壁のへこみはどのように対処すればよいのでしょうか。自分で直す方法と業者に依頼する方法をご紹介します。

2-1.自分で直すには?

自分で修理する方法はいくつかあります。まずはどのような材質かを確認しましょう。石膏(せっこう)ボードが使われている壁は衝撃に弱いため、へこみに注意してください。

2-1-1.用意する道具

自分で直す場合は、まず以下の道具を用意しましょう。

  • 石膏(せっこう)ボード
  • 壁パテ
  • サンドペーパー
  • 壁紙クロス
  • カッターナイフ
  • 小型のこぎり
  • ものさし

2-1-2.修理方法の手順

まず、へこんだ部分を中心にして壁を四角形に切り取ります。真っすぐに切り取るように、ものさしで測って平行にしましょう。そこに、新しい石膏ボードを張り付け、パテで壁とボードをくっつけてください。パテが乾くまで待ち、サンドペーパーで壁を滑らかにします。

仕上げに壁紙を張り、再度サンドペーパーで磨きましょう。ただし、小さなへこみの場合は、補修用の接着剤だけで修復が可能です。穴に接着剤を入れて乾かすだけで十分修復ができるでしょう。

2-1-3.注意点

壁を切り取るときは、しっかりと測って平行にしておかないと見栄えが悪くなってしまいます。また、ボードと壁の間に違和感が生じないように、パテ塗りはしっかりと行ってください。ただし、塗り過ぎには注意が必要です。その部分だけが盛り上がってしまい、全体的に仕上がりが悪くなってしまうでしょう。

仕上げの壁紙も、元も壁紙と近い色のものを選ぶようにしてください。周りから浮いてしまうと修繕したことが丸わかりになってしまいます。

2-1-4.費用はどのくらいかかるのか?

必要な道具は、すべてホームセンターで購入可能です。全部そろえても1,000~2,000円程度で済むでしょう。もちろん業者に依頼するより何倍も安く済むため、自分で直す自信がある人には大変おすすめです。

2-2.業者へ依頼するなら

自分で修理するのが難しい場合は、業者に依頼しましょう。メリットや方法、費用などをご紹介します。

2-2-1.依頼するべきなのはこんなとき

壁のへこみは自分で修繕できる場合もありますが、業者に依頼して直してもらうべきケースもあります。

  • へこみの範囲が広く、自分で修理するのは難しい
  • 元の壁紙と似た色の壁紙が見つけられない
  • 修繕したことが分からないくらい完璧な仕上がりにしたい
  • 大家さんに相談したところ、業者に依頼するよう言われた

上記のようなケースでは、業者にお願いするのが一番です。無理して自分で直そうとせず、信頼のおける業者を探しましょう。

2-2-2.専門業者に依頼するメリットは?

業者に依頼することは確かにお金がかかります。しかし、その問題以上にメリットは大きいでしょう。何と言っても、プロの施工は素人のものとまったく違います。へこみや穴が大きければ大きいほど、失敗したときのダメージも大きくなるものです。自分で修理しようとして失敗してしまい、結局業者に依頼することになればもっとお金がかかります。へこんでしまった壁の位置にもよりますが、目立つような場所であればなおさら業者に依頼した方がよいでしょう。まるで何もなかったように元の状態に戻してくれるはずです。

2-2-3.依頼する方法と費用

壁のへこみを修繕してくれる業者はたくさんあります。その中から信頼できる良心的な業者を探して依頼しましょう。株式会社テンイチでは、フリーダイヤルのほか、ホームページから無料見積もりや資料請求を依頼できます。60年以上の実績を誇るリフォーム会社となっていますので、安心してお任せください。壁のへこみにかんしては、場所や程度によってかかる費用が変わってきます。まずは無料見積もりを利用して、どのくらいかかるのか知っておきましょう。

2-2-4.注意点

壁がへこんでしまった場合、放っておくと穴が広がってしまう可能性があることはご説明しました。業者に依頼するとお金がかかると思ってそのままにしておいている人も多いのではないでしょうか。しかし、放置しておいてよいことは一つもありません。早めに業者を探し、直してもらうことをおすすめします。ただし、実績のない業者に依頼してしまうと、仕上がりが悪くなる可能性もあるでしょう。インターネットの口コミサイトなどを活用して、安心してお任せできる業者を見つけてください。

自分で直す方法と業者に依頼する方法、それぞれわかりました。
業者に依頼する場合はインターネットの口コミサイトなどを活用して信頼できる業者を見つけることが大切です。

3.壁のへこみの修繕を依頼する業者の選び方

では、修繕を依頼する業者を選ぶ際のポイントや注意点をご紹介しましょう。見積もりやアフターフォローについても、ぜひ参考にしてみてください。

3-1.業者選びのポイントとコツ

業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてください。

  • 実績が豊富であるか
  • 見積書の内容が明確であるか
  • スタッフの対応がしっかりしているか

上記のことを目安にして、良心的かどうかを見極めることをおすすめします。

3-2.修繕の流れ

まずは無料見積もりや無料相談を利用し、価格や施工内容に納得がいくようなら正式に申し込みをしてください。工事の日時が決まったら、後は業者にお任せしましょう。現地調査の結果、費用が確定し、修繕という流れになります。アフターフォローについてもしっかりと確認しておきましょう。

3-3.見積もりを比較しよう

同じ壁のへこみでも、修繕にかかる費用は業者によってまちまちです。最初から1社に絞ってしまうと損をする可能性もあるため、事前に複数の業者を比較することをおすすめします。そうすることで、相場を知ることができるでしょう。修繕にかかる費用を少しでも安くするために、ぜひ参考にしてみてください。

3-4.アフターフォローはどうか?

業者を選ぶ上で、アフターフォローの内容についてもチェックが必要です。修繕後、万が一問題が起きてしまったときのために、どのような保証が用意されているのか知っておくことは大切でしょう。保証年数は何年なのかを確認し、安心して作業を依頼してください。

3-5.申し込み方法

「株式会社テンイチ」は静岡にあるリフォーム業者です。もちろん壁のへこみなどの修繕も受け付けています。まずはホームページにある無料見積もりフォームから申し込みをしてみてください。必要事項を入力して送信していただければ返答いたします。

業者の選び方が具体的にわかって助かります。
見積もりの比較やアフターフォロー内容のチェックも怠らないようにしましょう。

4.壁のへこみに関するよくある質問

「壁のへこみを修繕したい」と考えている人が感じるであろう疑問とその回答をまとめてみました。

Q.家の内壁にはどのような資材が使われているのですか?
A.たいていの家は、石膏ボードが使われています。耐火性やコストパフォーマンスには優れていますが、衝撃に弱く穴が開きやすいのが特徴です。画びょうや釘などを壁に指してみて、針先に石膏の粉がつくようなら石膏ボードが使われているということになります。

Q.賃貸物件の壁に穴を開けてしまいました。直さなくても修理費を負担せずに済む可能性はありますか?
A.賃貸契約のガイドラインを確認してみてください。自分で直しても、結果すべて交換となり修理費を支払うことになる場合もありますし直さなくても費用を請求されない場合もあります。

Q.壁のへこみを修繕しようとして失敗してしまいました。どうすればよいですか?
A.できるだけ早く信頼のおける業者を見つけて、修理を依頼してください。自分で何とかする場合は、見た目をよくするために壁紙を一枚張り替える方法もあります。ただし、慎重に行わないとシワになってしまうことが多いため、自信がないときは業者にお願いした方がよいでしょう。

Q.業者に依頼した場合、壁の穴を修理するのにかかる費用はどのくらいですか?
A.一般的な相場は1.5~3万円程度です。もちろん、壁の材質や穴の大きさによっても費用は変わってくるため、まずは無料見積もりを依頼してみることをおすすめします。

Q.壁がへこんでしまったので壁紙の張り替えを依頼しようと思います。費用はどのくらいですか?
A.壁紙リフォームの相場は、壁紙の面積×900~1,200円が相場と言われています。6畳の部屋だと、材料費や施工代などを含めて50,000円前後になるでしょう。

壁のへこみで気になっていたことが一気にわかってありがたいです。
ぜひ参考にして納得のいく形で修繕を行ってくださいね。

まとめ

壁のへこみを修繕する方法や業者に依頼する場合の注意点などをまとめてご紹介しました。壁にできてしまったへこみは、程度によって自分で修繕することも可能です。

しかし、プロにお任せした方がよい場合もあるため、慎重に検討しなければなりません。迷っているうちに劣化がすすみ、壁のダメージはどんどん大きくなってしまうでしょう。できるだけ早く決断し、適切な処置を行うことをおすすめします。ぜひこの記事を参考にして、どうするべきか考えてみてください。


この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。

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