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住宅を強風から守る!強風対策リフォームの必要性や方法を紹介!

「台風による住宅の被害が心配」「強風対策のためのリフォームをしたい」という人は多いでしょう。近年は異常気象によって大型台風がくることも増えてきたため、住宅の破損や雨漏りなどが心配ですよね。実際に、台風の影響で窓ガラスが割れたり屋根がはがれたりするケースも珍しくありません。この機会に、リフォームによる強風対策について考えてみてはいかがでしょうか。この記事では、強風対策の必要性やリフォームの方法などをまとめてご紹介します。

  1. 強風対策の必要性
  2. 屋根リフォームによる強風対策について
  3. そのほかのリフォームによる強風対策について
  4. 強風対策リフォームに関するよくある質問

この記事を読むことで、強風の影響を受けやすい箇所や具体的な強風対策リフォームについて詳しくわかるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.強風対策の必要性

まずは、強風による影響やその影響を特に受けやすい箇所・強風対策の必要性についてまとめました。

1-1.強風による影響とは?

強風といえば台風をイメージする人が多いでしょう。近年は地球の温暖化に伴い、大型の台風が日本の近くで発生することが増えてきました。住宅の備えとして特に気を付けたいのが、強風です。「屋根の瓦が飛んでいってしまった」「窓ガラスが割れて雨風が侵入した」などの例も数多く報告されているため、できる限りの備えをしておく必要があるでしょう。もちろん、台風と名が付かない一般的な強風時にも、住宅が影響を受ける可能性はあります。台風が多い時期だけでなく、住宅の強風対策は一年中必要です。

1-2.影響を受けやすいのは屋根や窓

特に強風の影響を受けやすいのは、住宅の屋根や窓です。もともと屋根のスレートに浮きがある場合などは、強風によって屋根自体が飛んでいってしまう可能性もあります。また、窓ガラスもヒビやガタつきなどがあると割れたり外れたりする危険があるため、事前にチェックして備えておく必要があるでしょう。

1-3.強風対策リフォームで事前準備を

強風の恐れがあるときは、事前に家の周りにあるものを屋内に収納する・雨戸の内側をガムテープで補強するなどの備えが必要です。しかし、直前だと十分な準備ができず、大きな被害を受けてしまう可能性が高いでしょう。普段から強風対策ができるように、リフォームをして強風の影響を受けにくい家にしておくことをおすすめします。

2.屋根リフォームによる強風対策について

最も強風の被害を受けやすい屋根について、強風対策の必要性やリフォーム方法・費用などをまとめました。

2-1.屋根には雨風から住宅を守る役割がある

屋根は建物を雨風から守る重要な役割を果たしています。屋根が強風によって破損すると、その大切な役割を果たすことができなくなってしまうのです。雨風が浸入し、内部がその影響を受けることで、建物自体の寿命も縮めることになってしまいます。そのため、屋根の強風対策は必要不可欠なものといえるでしょう。

2-2.屋根リフォームをしたほうがよいケースとは?

強風対策として屋根リフォームを検討するべきなのは、以下のようなケースです。

  • サビや釘の(クギ)の浮きなどが目立つ
  • 築年数が15~25年の住宅
  • トタン屋根の場合
  • 台風シーズン前

2-3.屋根リフォームの方法は主に4つ

屋根のリフォームには、以下のような4つの方法があります。

  • 塗り替え:塗料を塗り替えることで色付けや防水加工をする
  • カバー工法:既存の屋根材の上に新しい屋根材をかぶせる
  • 葺(ふ)き替え:既存の屋根材を新しい屋根材に取り換える
  • 補修工事:屋根材のズレや浮きなどを補修する

2-4.無料見積もりが費用を抑えるポイント

屋根リフォームにかかる費用は、リフォームの内容や範囲だけでなく、業者によっても異なります。そのため、事前に複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較して選ぶのがおすすめです。そうすることで大まかな相場を把握できるため、費用を抑えてリフォームをすることも可能になるでしょう。

3.そのほかのリフォームによる強風対策について

屋根以外の箇所についても、リフォームによる強風対策をご紹介しましょう。

3-1.窓の対策

前述のとおり、窓も強風に弱い場所の一つです。強風で植木鉢や屋根瓦などが飛んできてガラスが割れてしまった例も少なくありません。窓の強風対策としては、ガラスの飛散防止フィルムを貼るリフォームや、二重窓にして強化するリフォームなどが一般的です。そのほかにも、窓の外側に雨戸やシャッターを設置し、窓ガラスがむき出しにならないようにするリフォームも人気があります。

3-2.玄関ドアの対策

玄関ドアにすき間があると、強い風や雨が室内に浸入してくる恐れがあります。そのため、玄関ドアの強風対策も必要です。ドア枠のパッキンを新しいものに交換する方法や、ドアの開閉スピードを調整するためのクローザーを設置する方法などでリフォームしておくことをおすすめします。また、強風でドアが勢いよく開いて壁を傷つけることがないように、ドアストッパーを設置するのもよいでしょう。

3-3.エクステリアの対策

カーポートや自転車ポートなどの屋根が強風で飛んでいってしまう例も少なくありません。そこで、屋根の補強や風に強いカーポートへの交換も検討する必要があるでしょう。また、強度を上げるためにサポート材を設置する方法もあるため、チェックしてみてください。

3-4.ベランダや門周りの対策

ベランダや門周りなどは、強風の影響を強く受ける場所でありながら、対策を忘れがちになりやすいため注意が必要です。ひび割れやガタつきなどがあれば修理をするなど、強風に備えておきましょう。

4.強風対策リフォームに関するよくある質問

「強風に備えてリフォームをしておきたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.雨戸がある場合、強風に備えてどこをチェックしておくべきでしょうか?
A.スムーズに開閉ができるか・ガタつきがないか・外れやすくなっていないかなどをチェックしてください。必要があれば修理しておきましょう。

Q.雨戸やシャッターを設置できない小窓はどうしたらよいですか?
A.面格子の取りつけリフォームをしておくことをおすすめします。強風でものが飛んできても窓ガラスが割れるのを防ぐことができるでしょう。

Q.窓ガラスの飛散防止フィルムは自分で貼ることもできますか?
A.可能ではありますが、面積が広いと自分で貼るのは難しいでしょう。また、防犯性能も備えたものだと専門技術者が施工することで十分な効果を発揮します。そのため、業者に依頼するのがおすすめです。

Q.屋根の葺き替えリフォームにはどのくらいの期間がかかりますか?
A.一般的には2週間程度の工事期間が必要です。業者に依頼する際は事前に確認しておきましょう。

Q.リフォーム業者を選ぶ際のポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・無料見積もりを受け付けているか・高い技術力があるか・見積書の内容に不明確な項目がないか、などをチェックして業者選びをするとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか? リフォームによる住宅の強風対策について詳しくご紹介しました。台風時のような強風は住宅にさまざまな被害を与え、寿命を縮める原因にもなってしまいます。事前に確実な強風対策をしておくためにも、リフォームの検討が必要な場合もあるのです。ぜひこの記事を参考にして、住宅を強風から守ってください。

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