エクステリアの目隠しで快適・安全に!実例や費用も紹介!
「自宅の庭が道路や隣家から丸見えなので、エクステリアで目隠ししたい」という人は多いでしょう。せっかくすてきな庭があっても、周囲からの視線が気になって活用できないともったいないですよね。エクステリアの目隠しがあれば庭で子どもを自由に遊ばせたり、テーブルとイスを置いてくつろいだりすることもできるでしょう。目隠しによって外構のイメージも一新できるはずです。この記事では、エクステリアで目隠しをする必要性や具体的な事例・リフォームにかかる費用などをまとめてご紹介しましょう。
- エクステリアで目隠しをするメリット
- エクステリアの目隠し、こんなのがおすすめ!
- リフォーム前に知っておくべきことは?
- エクステリアの目隠しに関するよくある質問
この記事を読むことで、エクステリアで目隠しをするメリットや具体的な工法・依頼するリフォーム業者の選び方などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.エクステリアで目隠しをするメリット
まずは、エクステリアで目隠しをする必要性やメリット・最近の傾向などをまとめました。
1-1.玄関を見えないようにしたい
玄関が道路から丸見えの状態だと、家族が出入りするたびに人の目が気になります。家の向かいに公園などがあると、特に多くの視線を集めることになってしまうでしょう。宅配便の荷物を受け取るときなどにも落ち着かないため、玄関を見えなくする目隠しがあると安心です。
1-2.隣家が近いのでプライバシーを確保したい
隣家との距離が近いと、庭での様子が丸見えになってしまいがちです。庭で子どもを遊ばせたり、洗濯物を干したりするときにも、視線が気になってしまいますよね。「テーブルを置いてお茶を飲んだりリラックスしたりしたい」という目的で庭を作ったのに、隣家の目が気になってできない人も多いでしょう。そんなときも、庭に目隠しがあるとプライバシーを確保できます。
1-3.防犯対策や子どもの飛び出し防止にも
そのほかにも、安全対策として目隠しを設置する家庭も多いでしょう。目隠しフェンスで玄関や庭などを囲うことで、空き巣が侵入しにくくなり、小さな子どもが突然道路に飛び出すのを防ぐこともできます。
2.エクステリアの目隠し、こんなのがおすすめ!
エクステリアに目隠しを設置する工法や事例などをご紹介しましょう。
2-1.庭は木製フェンスと庭木で目隠しを
庭は特に目隠しを強化したい場所ですが、できるだけリラックスして過ごすことができるよう、圧迫感を出し過ぎないよう注意が必要です。そのため、コンクリート塀より木製フェンスを使って風通しもよくしましょう。自然素材のフェンスを使うことで、庭の雰囲気を壊さずに済むはずです。さらに、フェンスの前に庭木を植え、フェンスのすき間を埋めるように目隠しするとよいでしょう。
2-2.玄関前はブロック塀とスチール製フェンスで視線を遮る
「玄関を開けたら家の中が丸見え」ということにならないよう、外部からの視線をしっかり遮断する必要があります。ブロック塀やスチール製フェンスであれば、どんなデザインの家にも合いやすいため、おすすめです。
2-3.竹垣デザインフェンスで和風に
和風の家であれば、竹垣デザインのフェンスを使って雰囲気に合った目隠しがおすすめです。目隠しと同時に和風の情緒を取り入れられるため、一石二鳥でしょう。また、竹垣フェンスは高さがあっても圧迫感が出にくいため、確実に視線を遮りたい場合も安心です。
2-4.植物を使えば自然に目隠しが可能
フェンスや塀ではなく、植物を使って自然に目隠しをする方法もあります。目隠ししたい場所に木を植えるだけなので、ピンポイントに視線を遮ることができるという点がメリットです。たとえば、「お風呂場の窓がある部分だけ目隠しをしたい」というときなどに利用してみるとよいでしょう。
3.リフォーム前に知っておくべきことは?
エクステリアの目隠しリフォームをするにあたって、リフォーム内容の選び方や費用・注意点などをまとめました。
3-1.目隠しリフォームの基礎知識
フェンスの選び方や高さなど、目隠しリフォームをする際に知っておくべきポイントは以下のとおりです。
3-1-1.上手なフェンスの選び方
エクステリアの目隠しに使うフェンスは、以下のポイントを押さえて選ぶとよいでしょう。
- 家の雰囲気に合った色と素材
- 汚れが目立たない色
- 手入れしやすい素材
- 風通しを確保できるデザイン
- 強度がある
3-1-2.圧迫感がなく、ある程度高さがあるものを
せっかくフェンスを設置しても、視線を遮る役割を果たしていなければ意味がありません。フェンスの高さを決める際は、「どこにいるときに、どこからの視線を遮りたいのか」をよく考えましょう。ある程度の高さは必要ですが、高くし過ぎると圧迫感が出てしまい、日当たりにも影響する可能性があります。そういったことも考えた上で選びましょう。
3-2.リフォーム業者の選び方
リフォームを依頼する業者を選ぶ際は、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。
- 豊富な実績があるか
- 無料見積もりを受け付けているか
- 見積書の内容が明確か
- 技術力と提案力があるか
- 質問に対して明確に答えてくれるか
- アフターサービスが充実しているか
3-3.リフォームにかかる費用相場は?
エクステリアの目隠しリフォームにかかる費用は、使用するフェンスの素材や設置する範囲によって大きく異なります。目安としては、施工幅1mあたり7,000~40,000円程度が相場ですが、業者によっても差があるため、注意が必要です。複数のリフォーム業者に無料見積もりを依頼し、比較してみるとよいでしょう。
3-4.悪徳業者に注意
リフォーム業者の中には、悪徳業者も存在します。見積書にない高額な追加料金を請求してきたり、手抜き工事をしたりする業者もあるため、十分注意してください。特に、施工後のアフターケアがない業者や、リフォーム団体に所属していない業者などは利用しないほうがよいでしょう。
4.エクステリアの目隠しに関するよくある質問
「エクステリアの目隠しを設置したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.道路から家の中が見えないようにするには、どのくらいの高さのフェンスが必要ですか?
A.大人の目線から家の中を隠せる高さは、180cm程度でしょう。目隠しフェンスを設置する際は、180cm以上のものを選んでください。
Q.庭でガーデニングを楽しんでいます。できるだけ雰囲気を壊さないように目隠しフェンスをしたいのですが、どうすればよいですか?
A.網目の粗いフェンスにつる性の植物を絡ませるなどして、緑を生かせる目隠しにするとよいでしょう。
Q.目隠しフェンスの素材にこだわりたいのですが、できるだけ予算は押さえたい場合、どうすればよいですか?
A.外部から見える部分にだけよい素材を使い、目立たない部分には安い素材を使うことをおすすめします。
Q.普通のフェンスと目隠しフェンスの違いは何ですか?
A.一般的なフェンスは、隣家や道路との境界ラインを示す目的で使われます。目隠しフェンスは視線を遮るために設置されるものなので、普通のフェンスより背が高く、実用性の高いものが多いでしょう。
Q.悪質なリフォーム業者とのトラブルは、どこに相談すればよいですか?
A.国民生活センターの窓口に相談するとよいでしょう。適切なアドバイスをもらえます。
まとめ
いかがでしたか? エクステリアで目隠しをする必要性や実例・リフォームにかかる費用などを詳しくご紹介しました。エクステリアをより快適で安全な環境にするために、フェンスなどを使って目隠しをしたいという人は多いでしょう。ぜひこの記事を参考にして目隠しを設置し、理想のエクステリアを手に入れてください。