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フローリングのカビを掃除する正しい方法は? 予防のポイントも紹介


「フローリングのカビを何とかしたい」「掃除すればきれいになるのか?」とお悩みではありませんか? 毎日掃除機をかけていても、フローリングにカビが生えることはあります。フローリングのカビを放置すると部屋中にカビの胞子が舞い上がり、健康被害を引き起こす可能性もあるでしょう。そのようなことになる前に、早めに対処しなければなりません。

この記事では、フローリングのカビを掃除する方法や予防のポイントなどをまとめてご紹介します。

  1. フローリングにカビが生えるのはなぜ?
  2. フローリングのカビ取りでやってはいけないこと
  3. フローリングのカビを掃除する方法
  4. フローリングのカビを予防するには?
  5. フローリングのカビ掃除をプロに依頼する場合
  6. 落ちない場合はリフォームという選択肢も
  7. フローリングのカビ対策に関するよくある質問

この記事を読むことで、フローリングのカビを掃除する手順や、業者に依頼した場合の注意点などが分かるはずです。

1.フローリングにカビが生えるのはなぜ?

まずは、フローリングにカビが生える原因について解説しましょう。

1-1.布団による湿気

フローリングに直接布団を敷いて寝ている場合、カビが生える可能性が高くなります。人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれており、その汗によって布団とフローリングの間に湿気がたまった状態になるのです。カビは湿度が高い環境で発生しやすいため、フローリングにカビが生えてしまう原因になります。また、布団にはカビの栄養源となるフケや皮脂などが付着しており、カビが繁殖しやすい環境になってしまっているのです。

1-2.カーペットによる湿気

フローリングにカーペットを敷くことも、カビの原因になります。布団ほどではありませんが、長時間敷きっぱなしの状態だと湿気がたまってしまうのです。特に、飲み物などをこぼしたときは注意が必要でしょう。

1-3.観葉植物による湿度の上昇

観葉植物をフローリングに置いている場合も注意が必要でしょう。水を与えることで鉢の底面が高湿度の状態になっているため、フローリングにも影響する可能性があるのです。

2.フローリングのカビ取りでやってはいけないこと

フローリングに生えたカビを掃除するにあたって、やってはいけないことをご紹介しましょう。

2-1.市販の塩素系漂白剤やカビ取り剤を使う

フローリングのカビ取りに市販の塩素系漂白剤やカビ取り剤を使用するのはNGです。フローリングには効果が強すぎるため、変色や傷みの原因になってしまうでしょう。カビを取り除くことができても、フローリングに影響が出てしまっては大変です。

2-2.掃除機で吸い取る

カビを除去するために掃除機で吸い取ろうとする人も多いでしょう。しかし、掃除機で吸い込んだカビは排気口から排出され、部屋中に飛散してしまいます。逆に、カビを増殖させてしまうことになるので絶対にやめてください。

2-3.重曹を使って掃除する

重曹は浴室やキッチンなどのカビ取りに使用されますが、フローリングに使用するのは避けましょう。重曹の研磨作用によってフローリングのワックスがはがれる可能性があります。床の色が変わってしまう場合もあるため、注意してください。

3.フローリングのカビを掃除する方法

フローリングのカビ掃除に必要な道具や手順をまとめました。

3-1.必要な道具

フローリングのカビ掃除をするにあたって、必要な道具は以下のとおりです。

  • アルコール除菌スプレー
  • 雑巾
  • 使い古しの歯ブラシやつまようじ
  • 中性洗剤
  • マスク
  • ゴム手袋

3-2.カビ掃除の正しい手順

フローリングのカビを掃除する際の手順は、以下を参考にしてください。

  1. マスクとゴム手袋を着用する
  2. アルコール除菌スプレーをカビ部分に吹きかけ、5分ほど放置する
  3. 使い古しの歯ブラシでカビをこすり落とす
  4. 木目の溝に入り込んだカビはつまようじで取り除く
  5. 黒ずみが落ちない部分には、中性洗剤で汚れを浮かせてから拭き取る
  6. 雑巾で拭き取る
  7. 最後に乾(から)拭きする

4.フローリングのカビを予防するには?

フローリングにカビが生えないよう、普段から予防しておくことが大切です。予防のポイントをご紹介しましょう。

4-1.部屋の湿度が上がりすぎないようにする

部屋の湿度が高くなりすぎないようにするため、こまめな換気を心がけましょう。晴れた日は窓を開け、湿った空気を外に追い出してください。また、空気のとおり道ができるよう、家具同士や家具と壁のすき間を広めに取るようにすることも大切です。

4-2.フローリングに直接布団を敷かない

フローリングと布団の間に空気のとおり道がないと、湿気がたまりやすくなります。そのため、直接フローリングに布団を敷くのではなく、すのこを敷いてから布団を敷くなど対策が必要です。また、朝起きたら必ず毎日布団を上げ、敷きっぱなしの状態にしないようにしましょう。

4-3.部屋のすみまでしっかり掃除する

ホコリや湿気は部屋のすみにたまりやすいため、しっかり掃除して清潔な状態にすることも大切です。こまめに掃除をすることでカビの栄養源を断つことができるため、忘れないようにしましょう。また、フローリングにカーペットを敷いている場合は、定期的に天日干しするなどして清潔に保つようにしてください。

4-4.窓の結露対策をする

窓についた結露が原因でフローリングがカビてしまうこともあります。こまめに拭き取ったり結露防止シートを使ったりして結露対策をしましょう。

5.フローリングのカビ掃除をプロに依頼する場合

フローリングのカビを自分で取り除くのが難しい場合は、プロに依頼するのも一つの手です。業者選びのポイントや注意点をまとめました。

5-1.ハウスクリーニング業者に依頼できる

フローリングのカビ取りは、ハウスクリーニング業者に依頼することが可能です。フローリングに適した薬剤を使ってカビをきれいにしてくれます。掃除後にワックス処理をしてくれる業者もあるため、元通りのきれいなフローリングを取り戻すことができるでしょう。

5-2.慎重に業者選びを

カビ取り業者を選ぶ際は、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。

  • フローリングのカビ取りを得意としているか
  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 料金体系が分かりやすいか
  • 損害賠償保険に加入しているか

5-3.料金だけで業者を選ぶのは危険

ハウスクリーニング業者を選ぶ際、料金だけで判断するのは危険です。安さだけで業者を選んでしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性があるでしょう。「十分な掃除をしてもらえなかった」「高額な清掃用品を強引に売りつけられた」などの例も報告されています。事前に複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較することで大まかな相場を把握しておくと安心でしょう。

6.落ちない場合はリフォームという選択肢も

業者に依頼してもカビが落ちない場合は、フローリングをリフォームするという選択肢もあります。

6-1.リフォーム業者にフローリングの張り替えを依頼する

カビが床材の内部まで根を張ってしまっている場合は、掃除で取り除くことは難しいでしょう。フローリングを張り替えなければならないため、リフォーム業者に依頼することになります。下地の劣化状態や張り替えの範囲によっては費用が高額になることもあるため、事前にしっかり見積もりを取りましょう。

6-2.業者選びのポイントは?

リフォーム業者を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

  • フローリング張り替え工事の実績が豊富か
  • 業界の団体に加入しているか
  • 見積書に詳細が記載されているか
  • アフターサービスに力を入れているか

6-3.賃貸物件の場合はまず大家さんに連絡を

賃貸物件の場合は、まず大家さんや管理会社に報告しましょう。勝手に業者を手配してフローリングの張り替えリフォームを行うと、トラブルに発展する可能性があります。

7.フローリングのカビ対策に関するよくある質問

「フローリングのカビを何とかしたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.カビが発生しやすい気温と湿度を教えてください。
A.気温25~28℃・湿度60~80%の環境でカビが発生しやすくなります。

Q.フローリングのカビを放置すると人体にはどのような影響が及ぶのでしょうか?
A.肺の感染症や、ぜん息・鼻炎などのアレルギー症状を引き起こす原因になります。

Q.カビ掃除にアルコールを使う際の注意点は何ですか?
A.引火しやすいため、近くで火を使わないようにしましょう。また、直接触ると肌が荒れることがあるため、ゴム手袋を着用してください。

Q.ハウスクリーニング業者にフローリングのカビ掃除を依頼した場合の費用相場はどのくらいですか?
A.カビの範囲や程度にもよりますが、約2万円~が相場といわれています。

Q.悪質なリフォーム業者の特徴を教えてください。
A.契約書や見積書などの書類を用意しない・強引に契約を迫る・見積書の内容が大ざっぱ・契約後に別の工事もすすめてくるなどの特徴があります。

まとめ

フローリングにカビが生える原因や掃除する方法・業者に依頼する際のポイントなどをまとめてご紹介しました。カビの繁殖はすぐ広がるため、フローリングにカビが生えているのを見つけたらすぐ対処する必要があります。ぜひこの記事を参考に、適切な対処方法を知ってください。