住まいのコンシェルジュ

悪質リフォーム業者の手口を徹底検証! 被害を防ぐ対策や対処法も!


「悪質リフォーム業者に多い手口とは?」「被害にあわないための対策を知りたい」とお考えではありませんか? 残念ながら、悪質なリフォーム業者による被害報告が後を絶たないのが現状です。自宅のリフォームを検討している場合は、業者選びの前に悪質業者を見破るポイントを知っておくと安心でしょう。

この記事では、悪質リフォーム業者の被害を防ぐ方法や、被害にあったときの対処法なども詳しくご紹介します。

  1. 悪質リフォーム業者による被害の現状は?
  2. よくある手口を紹介
  3. 被害を防ぐ方法
  4. 悪質リフォーム業者を見破るポイント
  5. 被害にあったときの対処法
  6. 悪質リフォーム業者に関するよくある質問

この記事を読むことで、悪質リフォーム業者の特徴や業者選びのポイントなどが分かるはずです。

1.悪質リフォーム業者による被害の現状は?

まずは、悪質リフォーム業者による被害がどのくらい発生しているのか、現状をご紹介しましょう。

1-1.被害の相談件数は年々増加している

国民生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センターなどの相談機関に寄せられる相談件数は、年々増加しているのが現状です。中には数千万円ものお金がからむ事例もあり、大変な被害にあっている人も少なくありません。暮らしをよくするためのリフォームで悔しい思いをするのは非常につらいことです。

1-2.なぜ悪徳業者が減らないのか?

その存在が明らかになっていながら、悪質な業者が減らないのは一体なぜなのでしょうか。考えられる理由としては、「資格や免許がなくてもリフォーム業を始められる」という実情があります。大がかりな建築工事には建設業許可を受ける必要がありますが、ほとんどのリフォームがその範囲に該当しないため、楽してお金儲(もう)けをしたい悪徳業者が手を出しやすいのです。

2.よくある手口を紹介

悪質リフォーム業者に多い手口をいくつかご紹介しましょう。

2-1.突然訪問してきて強引に契約を迫る

悪質リフォーム業者に多いのが、訪問販売による強引な営業です。「屋根がずれてきている」「外壁が古くなっている」などと不安をあおり、リフォームをすすめてくるケースが多くなっています。何時間も玄関先に居座り、断られてもしつこく契約を迫るのが手口です。

2-2.見積もりと違う高額な料金を請求する

事前に提示されていた見積書と全く違う、高額な料金を請求されるケースも多くなっています。「途中で追加工事が必要になった」「この作業は見積もりに入っていなかった」など言い訳をし、見積もりの3倍近い金額を請求された例もあるのです。

2-3.大幅に値引きして契約させようとする

契約をとるために大幅に値引きしてくるのも、悪徳業者の手口です。「今契約すれば工事費用を半額にする」など、あり得ない値引きをしてくるケースもあります。この場合、もともと提示した金額が高額だっただけの話で、意味のない値引きである可能性が非常に高いのです。

2-4.工事日になっても工事が始まらない

代金を支払ったにもかかわらず、工事日になっても工事が始まらないというケースも少なくありません。業者とは連絡もつかなくなり、お金だけだまし取られてしまうのです。また、工事の途中で業者と音信不通になる例もあります。

3.被害を防ぐ方法

悪質リフォーム業者による被害を防ぐための方法をまとめました。

3-1.建設業許可を取得しているか確認する

基本的に、500万円以下のリフォームに資格や許可は必要ありません。そのため、知識や技術がなくてもリフォーム業者を名乗ることができてしまうのです。しかし、優良なリフォーム業者のほとんどが、建設業許可を取得しています。建設業許可は、過去に営業停止処分を受けていないこと・国家技術取得者が在籍していることなどを証明してくれるものです。たとえ500万円以下のリフォームであっても、建設業許可を取得している業者に依頼するようにしましょう。

3-2.下請け業者に丸投げしている業者は利用しない

自社で施工している業者を選ぶことも大切です。中には、営業だけして実際の工事は下請け業者に丸投げしている業者もあります。この場合、仲介手数料がかかる分、工事費用が割高になることも多いのです。また、自社で施工していないため、トラブルに対応できないなどのケースも珍しくありません。

3-3.担当者の人柄や会社の雰囲気もチェックする

実際に会社へ足を運んで担当者と話をし、担当者の人柄や会社の雰囲気をチェックすることをおすすめします。担当者との相性はよいか・ほかの社員の対応はどうか・事務所内は仕事がしやすい環境が整っているかなど、確認しておくとよいでしょう。

4.悪質な業者を見破るポイント

悪質リフォーム業者に多い特徴には、以下のようなものがあります。

4-1.急いで契約しようとする

悪質リフォーム業者は、とにかく契約を急ぎます。「今日契約すれば大幅に値下げできる」「今すぐリフォームしないと危険」など、うまいことをいってその場で契約させようとするのです。冷静に考える時間を与えると、「何かおかしい」ということに気づかれてしまうためでしょう。また、家族に相談する隙を与えないためでもあります。

4-2.打ち合わせの内容を記録しない

打ち合わせの内容を記録せず、口頭だけで済ますのも悪質な業者に多い特徴です。口頭だけのやり取りだと「そんなことはいっていない」などのトラブルが発生する可能性が高くなります。指摘しても「分からない」と逃げられてしまうことになるでしょう。優良な業者であれば、打ち合わせの内容を細かく文書化しているはずです。

4-3.見積書に工事の合計金額しか記載されていない

見積書の内容が非常に不明確で、工事の合計金額しか記載されていない場合も注意が必要です。「工事費一式」というように、内容の詳細を分かりにくくしている業者は、問題があると考えたほうがよいでしょう。何にいくらかかっているかを細かく分けて記載しているか、必ずチェックしてください。

5.被害にあったときの対処法

悪質リフォーム業者の被害にあったときは、以下のように対処しましょう。

5-1.8日以内であればクーリングオフを

契約書を受け取ってから8日以内であれば、クーリングオフ制度を利用できます。この制度を利用すれば無条件に契約を解除できるのです。クーリングオフを妨害するために、契約後すぐ工事に着手しようとする悪質な業者もいますが、工事が始まっていてもクーリングオフは適用されます。「クーリングオフの書類が届いていない」と主張されるのを防ぐために、内容証明で書類を送るとよいでしょう。

5-2.国民生活センターなどの窓口に相談する

クーリングオフ制度が利用できない場合は、国民生活センター住宅リフォーム・紛争処理支援センターなどの窓口に相談してみましょう。リフォーム業者との契約に不安がある場合や、見積書の正しい見方が分からない場合などの相談にのってもらうことができます。

6.悪質リフォーム業者に関するよくある質問

「悪質なリフォーム業者について知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.訪問営業のリフォーム業者に「モニター価格で工事できる」といわれたのですが、本当でしょうか?
A.「モニター商法」と呼ばれる悪質な手口である可能性が高いです。実際には通常より高額な費用を請求されるケースが多いため、断ったほうがよいでしょう。

Q.リフォーム業者を自分で選ぶことに不安があるのですが、何かよい方法はありませんか?
A.リフォーム紹介サイトを利用するとよいでしょう。過去の評価をもとに、優良なリフォーム業者を紹介してもらえます。

Q.悪質リフォーム業者に狙われやすいのはどんな家ですか?
A.高齢者だけで住んでいる家や、古くて傷みがありそうな家は特に狙われやすいでしょう。

Q.訪問営業の業者はすべて悪質な業者だと思ったほうがよいですか?
A.その可能性は高いでしょう。よい業者だと思ってもその場では契約せず、その業者についてしっかり調べてみることをおすすめします。

Q.リフォーム工事の相場を知るにはどうしたらよいですか?
A.複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較してみるとよいでしょう。大まかな相場を把握できるはずです。

まとめ

悪質なリフォーム業者の特徴や手口・被害にあったときの対処法などを詳しくご紹介しました。悪質リフォーム業者の手口は年々巧妙化しているため、「自分もだまされる可能性がある」という危機感を常に持っておくことが大切です。ぜひこの記事を参考に、悪質リフォーム業者の被害を防いでください。