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押入れリフォームのアイデアを紹介! 目的別の工事内容・費用・注意点も


押入れはクローゼットよりも奥行きがあるので、リフォームすることで新たな使い方ができたり、上手に収納したりすることができます。押入れならではのリフォームアイデアを把握しておけば、使い勝手のいいスペースに生まれ変わるものです。けれども、どのようにリフォームすればいいのか分からない……などと、押入れのリフォームで悩んでいる方は多いでしょう。

そこで、本記事では、押入れリフォームのアイデアや注意点などを解説しましょう。

  1. 押入れのリフォームアイデアを紹介
  2. 目的別の工事内容・費用を紹介
  3. 押入れをリフォームする際の注意点
  4. リフォーム業者を選ぶポイント
  5. 押入れのリフォームに関してよくある質問

この記事を読むことで、押入れリフォームの業者を選ぶポイントなども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.押入れのリフォームアイデアを紹介

まずは、押入れのリフォームアイデアをいくつか紹介していきましょう。

1-1.クローゼットにする

押入れのリフォームでよくあるのが、クローゼットにすることです。クローゼットは押入れよりもスペースが狭いですが、カビが発生しにくかったり、洋服をかけて収納したりできます。また、クローゼットにリフォームする方法も多種多様です。一般的なリフォームにすることもありますが、簡易クローゼットにしたり、ウォークインクローゼットに変えたりすることもできます。簡易クローゼットは押入れの中棚を取り除きハンガーパイプを設置する方法、ウォークインクローゼットは部屋も一緒にリフォームする方法です。

1-2.作業スペースにする

押入れを作業スペースにするリフォームもあります。押入れは3方を壁に囲まれているため、周囲の視線が気にならない作業スペースにぴったりです。たとえば、プライバシーを守りたい書斎にしたり、勉強机を置いたり、化粧代にしたりすることもできるでしょう。畳の部屋に押入れがある場合、作業スペースにするリフォームと併せて畳をフローリングにするケースもあります。

1-3.部屋の一部にする

押入れを部屋の一部にするリフォームもアイデアの1つです。押入れの中段を取り外し、床材と壁材を張ります。そして、床を補強し、ペイントや壁紙で仕上げれば部屋の一部になるでしょう。違和感なく仕上げるコツとしては、押入れと部屋の壁色や質感を合わせることです。また、壁に枠パネルを張ったり、床にコンパネを敷いたりすると空間につながりやすくなります。このように、押入れのリフォームは意外と自由度が高めです。

2.目的別の工事内容・費用を紹介

ここでは、目的別の工事内容と費用について説明します。

2-1.クローゼットにする費用は約10万~50万円

押入れの広さや状態によって費用は異なりますが、クローゼットにするリフォーム費用は約10万~50万円です。簡易クローゼットの場合は約2万~6万円と比較的安価でリフォームできます。数万円でリフォームできるのは、前述したように、押入れの中段を除去してハンガーパイプ等を設置するだけだからです。ウォークインクローゼットにする場合は、大幅なリフォームになるので約20万~50万円の費用がかかるでしょう。押入れだけでなく部屋をリフォームするのと同等になるため、リフォーム業者との入念な打ち合わせが必要になります。

2-2.作業スペースにする費用は約10万~20万円

押入れを書斎や化粧台にするなど作業スペースにリフォームする場合は、約10万~20万円の費用がかかるでしょう。こちらも押入れの広さや状態によって費用が異なるため、費用が前後する可能性があります。特に、畳をフローリングのするリフォームと併せると、30万~50万円程度必要になるでしょう。どのような作業スペースにするのか目的によって、使う壁紙や床材なども変わるので最終的な総額は必ずチェックしておかなければなりません。

2-3.部屋の一部にする場合は約8万~20万円

押入れを部屋の一部にするリフォームの場合、費用は約8万~20万円かかることになるでしょう。押入れをすべて撤去することになるため、部屋が広くなりますが、撤去したり部屋となじませるために壁紙や床材を変えたりする作業に費用がかかります。中板を撤去せずにそのまま使用する場合は、強度を補強する必要があるでしょう。押入れをどのような部屋の一部にするのかによって、リフォームの内容や費用が大きく変わります。

3.押入れをリフォームする際の注意点

それでは、押入れをリフォームする際の注意点をいくつか紹介します。

3-1.押入れの構造を理解することが大事

押入れのリフォームを行う前に、押入れの構造をきちんと理解しておくことが大切です。一般的な押入れの広さは、間口と高さが六尺で1,800mm、奥行きが3尺で900mmとなっています。ただし、マンションやアパートといった狭い住宅では、設計上の制約で小さめサイズになっている可能性もあるでしょう。そのため、リフォームする前に押入れのサイズを確認しておかなければなりません。また、押入れは天袋・中段があり、3つの段階に分かれている構造がほとんどです。

3-2.どのような目的でリフォームをするか

押入れの構造を理解したら、どのような目的でリフォームをするのかしっかりと考えましょう。押入れのリフォームアイデアにはさまざまな種類があるように、目的によって適切なリフォームプランが変わります。目的が明確になっていないと、リフォームを失敗してしまうでしょう。何のために押入れをリフォームするのか・どのような仕上がりにしたいのかなど、ハッキリと明確にしてからリフォーム業者に相談してください。そして、目的に合わせてリフォームプランを練っていきましょう。

3-3.クローゼットにリフォームする際の注意点

押入れをクローゼットにリフォームする場合、クローゼットの扉の選び方に注意が必要です。主な種類としては、引き戸・折れ戸・開き戸の3種類があります。クローゼットに収納するものが取り出しやすく、使い勝手のいい扉の形状を選ぶことがポイントです。なお、それぞれの扉の特徴は以下のとおりとなります。

  • 引き戸:狭いスペースでも開閉しやすいのが特徴。ベッドや寝室などのクローゼットにおすすめ
  • 折れ戸:大きく開閉でき、内部を見渡しやすいのが特徴。ハンガーにかけた衣類を取り出しやすい
  • 開き戸:両方の扉を左右に開けるタイプ。こだわりがなければ、引き戸または折れ戸のほうがおすすめ

また、クローゼット内のクロス選びにも注意してください。ものを収納するのがクローゼットの役割ですが、空気の流れが悪く湿気がこもりやすいデメリットがあります。カビが生えやすい条件がそろっているため、クロスは調湿効果のあるタイプを選ぶのがベストです。

4.リフォーム業者を選ぶポイント

ここでは、リフォーム業者を選ぶポイントをいくつか紹介します。

4-1.リフォームの実績があるか

押入れのリフォームを理想どおりの形にするためには、リフォーム業者選びが重要です。リフォーム業者によってさまざまな強みがあり、プラン内容や費用も変わります。その中で、特に注意していただきたいのは、リフォームの実績です。リフォームの実績がある業者ほど、目的に合わせたプランを提案してくれるでしょう。リフォーム業者のホームページ等を見て、これまでの施工事例をチェックしてみてください。今までどのようなリフォームを手がけてきたのかが分かります。

4-2.スタッフの対応が丁寧でスピーディーか

理想の空間にリフォームするためには、スタッフとの入念な打ち合わせが大切なポイントとなります。スタッフとの相性が悪ければ、打ち合わせもうまくいきません。そのため、リフォーム業者のスタッフが丁寧に対応してくれるか確認してください。最も分かりやすいのは電話対応でしょう。電話の対応が悪い業者は、悪徳業者の可能性があるので要注意です。また、問い合わせをしてからすぐに返信してくれるかどうか、スピーディーさも重要なポイントとなります。

4-3.見積書の内容が具体的に記載されているか

リフォーム業者を選ぶ際、見積書の内容が具体的に記載されているかも要チェックポイントです。悪徳業者は、具体的な見積もりを出さずに、工事を始める傾向があります。そして、工事が完了した後で、高額な追加費用を請求するのです。見積書の内容を事前に確認して、どのような工事にいくらかかるのか・壁紙や床材にいくらかかるのかなどをしっかりとチェックしましょう。また、悪徳業者は口約束ばかりする傾向があるため、書面として出してくれない業者は要注意です。

4-4.現地調査や訪問見積もりを行っているか

工事を始める前に、現地調査や訪問見積もりを行ってくれるかどうかもチェックしてほしいポイントです。目的に合わせたリフォームプランを練るためには、現地調査が必要不可欠となります。押入れの状態をしっかりとチェックすることで、最適なプランニングができるものです。また、正確な見積書を出すためにも現地調査が必要となります。静岡・浜松・沼津を中心にリフォームを行っているテンイチでは、現地調査と訪問見積もりを行っているのでぜひ一度お問い合わせください。

5.押入れのリフォームに関してよくある質問

押入れのリフォームに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.押入れをクローゼットにリフォームするポイントは?
A.デザインや部屋との統一感に注目しがちですが、クローゼットのデメリット要素を踏まえた上でリフォームを行うのがポイントです。特に、壁紙を新しくする場合、デザインだけでなく湿度の調整をしてくれるタイプを選びましょう。ベストな壁紙としては、湿度の調整をしてくれる吸放湿性壁紙や空気のとおりがよくなる通気性壁紙などがあります。湿気対策はカビ対策にもつながり、衣類を大切に守ることができるのです。

Q.リフォーム費用を抑えるコツは?
A.リフォームの目的や予算をあらかじめハッキリと決めておくことです。リフォームプランを考える際、あれもこれもとやりたいことが出てきてしまいます。そして、いつの間にか目的から沿ったプランでリフォームをしてしまうものです。そのようなことにならないよう、事前にリフォームの優先順位を明確にしておきましょう。

Q.自分でリフォームできるのか?
A.簡単なリフォームであればDIYでも可能です。たとえば、押入れのふすまは、使い勝手や雰囲気に大きく影響しています。ふすまをなくすだけで押入れの印象が大きく変わりますし、大きなものが収納しやすくなるでしょう。ただし、押入れの内部まで及ぶリフォームは、技術だけでなく時間や労力も必要になります。ホームセンターや100円均一ショップで手軽に購入できるものを活用すればDIYでも可能ですが、失敗する恐れもあるので不安な方は専門業者に依頼したほうがいいでしょう。

Q.押入れリフォームのおしゃれなアイデアは?
A.ふすまを撤去して、布・カーテン・ロールスクリーンをつるすだけでもおしゃれな雰囲気になります。レースカーテンやかわいいデザインのロールスクリーンを使えば、ごちゃごちゃになっている押入れの内部を見せることなく収納できるでしょう。また、押入れの中にスタンド型のライトをセットしたり、壁かけタイプのライトを飾ったりするのもおしゃれです。季節に合わせた小物をディスプレイすれば、すてきなコーナーに仕上がります。

Q.押入れを前後に分割できるのか?
A.分割できます。たとえば、押入れ全面を書棚、背面側を廊下や部屋などから利用できるようにリフォームするケースです。ただし、押入れを前後に分割するケースは、押入れの背面側に壁があるようなスペースがあることが前提となります。奥行きがあるクローゼットでないと、分割不可になるので注意してください。また、押入れ背面の壁を壊すことになると、費用が高めになります。

まとめ

押入れのリフォームは、クローゼットにしたり、作業スペースにしたり、部屋の一部にしたりするなどさまざまです。まずは、押入れをどのようにしたいのか、リフォームの目的をハッキリとすることが大切なポイントとなります。また、リフォーム業者によっても仕上がりが大きく左右するため、なるべく実績のある業者に依頼しましょう。