住まいのコンシェルジュ

浴槽の交換で必要になる費用やリフォームの注意点をまとめてチェック!


「浴槽の交換費用はいくらぐらいなのか」「浴室ごとリフォームする場合はどうすればいいのか?」など、浴槽の交換リフォーム等で悩んでいる方は多いでしょう。リフォームはきちんとポイントを押さえておかなければ、失敗してしまう可能性があります。イメージどおりの浴槽に交換するためにも、リフォームのポイントを押さえておきましょう。

本記事では、浴槽交換で必要な費用やリフォームの注意点などを解説します。

  1. 浴槽の種類と交換で必要になる費用
  2. 浴室ごとリフォームする場合は?
  3. 浴槽交換リフォームをする際の注意点
  4. リフォーム業者を選ぶポイント
  5. 浴槽の交換リフォームに関してよくある質問

この記事を読むことで、浴室ごとリフォームする方法やリフォーム業者選びのポイントなども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.浴槽の種類と交換で必要になる費用

最初に、浴槽の種類と交換で必要になる費用をチェックしておきましょう。

1-1.和式・洋式・和洋折衷式

浴槽はサイズ・高さ・素材などさまざまな種類がありますが、主な種類としては和式・洋式・和洋折衷式の3種類です。それぞれの特徴は以下のとおりとなります。

  • 和式:深さがたっぷりあるタイプ。ひざを折って入浴し肩まで浸(つ)かることができる
  • 洋式:和式とは真逆のタイプで、浅くて長い。足を伸ばして寝そべるような入浴が可能
  • 和洋折衷式:和式と洋式それぞれのメリットをバランス良く組み合わせたタイプ

1-2.3つの設置方法

浴槽の設置方法にもさまざまな種類があり、主に据え置き型・埋め込み型・半埋め込み型の3種類があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • 据え置き型:浴室の床に浴槽をそのまま据え置く方法。オブジェのように浴槽を設置したり、木製の浴槽を置いたりすることができる
  • 埋め込み型:浴室の床面と同じ高さまで浴槽を埋め込む方法。据え置き型よりも空間が広くなる
  • 半埋め込み型:浴槽の3分の1の高さで床に埋め込む方法。据え置き型よりも浴槽が低く設置できるため、高齢者や小さな子どもも出入りしやすくなる

1-3.浴槽交換にかかる費用は約10万~50万円

あくまで目安ではありますが、浴槽交換にかかる費用は約10万~50万円でしょう。据え置きタイプであれば約12万~14万円、埋め込みタイプであれば約20万~50万円かかります。浴槽交換にかかる費用は、浴槽本体の商品代と施工費の2つで構成されているケースがほとんどです。浴槽本体によって費用が大きく変動しますし、使用する素材などによっても変わります。そのため、全体的にいくらになるのか、見積書をしっかりと確認しておかなければなりません。

2.浴室ごとリフォームする場合は?

ここでは、浴室ごとリフォームするケースを解説します。

2-1.在来工法

浴室リフォームの主な方法として、在来工法があります。在来工法とは、柱や梁など家の構造である軸から組み立てる方法です。在来木造や在来軸組工法とも呼ばれており、間取りが自由に検討できることが大きなメリットでしょう。浴室で在来工法を用いいる場合は、ほかの部屋と同じつくりで浴室もつくることになります。在来工法は、自分好みの材料が使える点が大きなメリットです。浴室にこだわりを持ちたい方は、在来工法を用いたほうがいいでしょう。

2-2.ユニットバス

在来工法とはまったく違うつくりになるのが、ユニットバスです。ユニットバスは最近の住宅でも採用されることが多く、ビジネスホテルやワンルームマンションでもよくみられます。あらかじめ、工場でつくられた浴室をそのまま工事現場に持っていく方法です。よって、ユニットバスは気密性や断熱性・防水性に優れているのが特徴でもあります。ただし、工場で規格化されたものをつくることになるため、種類が限定されてしまうのがデメリットです。最近では、ユニットバスと在来工法をうまく組み合わせたハーフユニットバスが注目されています。

2-3.断熱材を追加するリフォームも

浴室ごとリフォームする場合、断熱材を追加する方法もあります。冬になると浴室と脱衣所の温度差ができてしまい、ヒートショックを起こす恐れがあるのです。ヒートショックを起こし、命を奪う最悪なケースになる可能性もあります。そのようなトラブルを未然に防ぐためにも、断熱材を浴室に追加するリフォームが増えてきている状態です。中には、浴室暖房機を入れるケースもあります。断熱効果を高めるためのリフォームはたくさんあるおで、家族やリフォーム業者と話し合いながら決めるといいでしょう。

3.浴槽交換リフォームをする際の注意点

ここでは、浴槽交換リフォームをする際の注意点をいくつか紹介します。

3-1.リフォームの目的を明確にする

浴槽交換のリフォームで注意しておきたいのは、リフォームの目的を明確にすることです。前述したように、浴槽にもさまざまな種類があります。サイズだけでなく、浴槽の高低や素材などそれぞれメリットとデメリットが異なるため、目的に合ったタイプを選ぶことが大切です。何を目的にリフォームをするのか明確にしておけば、最も適した浴槽が選べるでしょう。たとえば、高齢者や小さな子どもがいる場合は、出入りがしやすいアーチ浴槽にするなど、現在の浴槽にどのような不満があるのか見極めることも大切です。

3-2.浴槽をショールームで確認する

カタログ資料やインターネットでどのような浴槽があるのかチェックすると思いますが、実際に自分の目で確認することも大切です。中には、すべてリフォーム業者に依頼する方がいますが、それでは失敗してしまう恐れがあります。また、カタログだけでは実際にどのようなサイズ感なのか、どのような点が良いのか悪いのか分かりません。できれば、浴槽を製造しているメーカーのショールームに足を運び、自分の目で確認してください。ショールームには、浴槽本体だけでなくユニットバスやシステムバスもあるので、リフォームの完成図がイメージしやすくなるでしょう。

3-3.将来も考えてリフォームする

現在、浴槽に感じている不満を解消するためにリフォームする方が多いと思いますが、将来もきちんと考えておかなければなりません。たとえば、将来、子どもや孫とも一緒に入れるような浴槽にするのなら、ある程度大きめサイズを選んだほうがいいでしょう。また、年齢を重ねたときに使いやすいか・安全面が考慮されているかにも注意しなければなりません。リフォーム当時のことだけでなく、将来も踏まえて浴槽を選ぶことで長く使い続けることができるでしょう。

4.リフォーム業者を選ぶポイント

ここでは、リフォーム業者を選ぶポイントをいくつか解説します。

4-1.浴槽・浴室リフォームの実績があるか

リフォーム業者を選ぶ際は、浴槽・浴室のリフォーム実績があるかどうかに注目してください。リフォームは手抜きしやすい工事だといわれており、実際に業者とのトラブルが起きています。「施工後にすぐ不具合が発生した」「浴室に異変が起きた」などというトラブルが発生しているため、実績のあるリフォーム業者に依頼することが大切です。実績を確認する方法としては、実際に依頼した人の口コミや評判をチェックしたり、ホームページ等で施工事例を確認したりする方法があります。施工事例では、これまでどのようなリフォームを手がけてきたのかが分かるでしょう。

4-2.複数の業者を比較する

悪徳業者と優良業者を見極めるためには、複数の業者を比較することが大切です。最初から1社だけにしぼってしまうと、悪徳業者に引っかかってしまう恐れがあります。たとえ、友人や知人から紹介されたリフォーム業者だとしても、どのような特徴があるのか・どのようなリフォームを行っているのか確認してください。また、複数の業者を比較することで、業者ごとのよし悪(あ)しが分かりやすくなります。最低でも3~4社を比較して、実績のあるリフォーム業者を選んでください。

4-3.リフォームプランや見積書の内容を確認する

前述したように、浴槽交換リフォームのプランは多種多様です。どのような方法で浴槽をリフォームするのか・見積書の内容がきちんと細かく記載されているか確認が必要となります。リフォームプラインがきちんと記載されていない・見積書の内容がいい加減といった業者には依頼しないようにしましょう。実績のあるリフォーム業者ほど、依頼者の要望を汲(く)み取りながらもより最適なプランを提案します。見積書の内容も具体的に記載されていると、安心して依頼できるでしょう。

4-4.スタッフの対応にも注目!

スタッフの対応も、リフォーム業者で注目しておきたいポイントです。悪徳業者のほとんどは、スタッフの対応が悪く、どのような質問をしても受け流し、ただただ契約を迫るケースがあります。逆に、どのような質問にも丁寧に答えてくれたり、このようなプランが良いですよと提案してくれたりするスタッフほど信頼できるものです。理想どおりの浴槽にするためには、スタッフとの入念な打ち合わせが大事になってくるので、スタッフの対応に注意して依頼先を選びましょう。

5.浴槽の交換リフォームに関してよくある質問

浴槽の交換リフォームに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.浴槽の材質にはどんなものがあるのか?
A.主な種類としては以下のようなものがあります。

  • FRP(繊維強化プラスチック):保温性・耐久性に優れているのが特徴。コストパフォーマンスも優れているので、近年人気を集めている
  • 木製:ヒノキ風呂などに代表される素材で、木の温(ぬく)もりや香りを楽しむことができる
  • ステンレス:金属製なため、耐久性が高く保温性に優れている
  • ホーロー:なめらかな肌ざわりと淡い色合いが特徴てき。やや値段が高い
  • タイル:形状をオーダーメイドできるタイプで、市販外サイズの浴槽を設置したいときにおすすめ
  • 人工大理石:高級感がある質感で肌ざわりも抜群。汚れがつきにくいので掃除が楽だが、耐久性は高くない

Q.ユニットバスは浴槽だけ交換できるのか?
A.ユニットバスの場合、浴槽だけの交換はできません。ユニットバスを新しくしたい場合は、ほかのユニットバスに塗装するか、在来工法に切り替えることになります。現在の浴室がどのようなものになっているかでもリフォームプランや費用が大きく異なるため、リフォーム業者と相談しながら決めてください。

Q.低い浴槽の注意点は?
A.浴槽が低くなると出入りしやすいと思われがちですが、小さな子どもが溺れてしまう危険性があります。小さな子どもが浴槽の縁を乗り越えて転落してしまう事故も起きているのです。特に、50cm以下の浴槽は、子どもが転落しやすいといわれています。赤ちゃんだと水深10cm程度でも溺れてしまう危険があるため、低い浴槽で小さい子どもがいる家庭では日ごろから入浴時以外は水を抜くなど対策が必要です。

Q.浴槽交換と同時に行うリフォームの費用は?
A.浴槽交換リフォームと併せて、浴室の床や壁を張り替えたり、浴室のドアを交換したりするケースがあります。それぞれのリフォーム費用は下記を参考にしてください。

  • 浴室ドアの交換:約10万円~
  • 水栓の交換:約2万~3万円
  • 床タイルの張り替え:約6万円~
  • 壁タイルの張り替え:約10万円~
  • 浴室鏡の交換:約2万円~

Q.浴槽交換のリフォーム費用を抑えるコツは?
A.浴槽交換のタイミングを見極めることです。材質や浴槽のタイプによってタイミングは異なりますが、約10~20年が浴槽の寿命といわれています。10年が経過してからカビやサビが発生しやすくなったり、コーキングが劣化したりしてしまうので、10年を目安にメンテナンスするといいでしょう。リフォームを行っているテンイチでは無料相談を受け付けています。悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。

まとめ

浴槽の交換にかかる費用は約10万〜50万円かかる可能性があります。どのような浴槽にするのか、材質や設置方法などによっても費用が大きく異なるため、事前にしっかりと確認しておかなければなりません。また、より最適な方法でリフォームするためには、実績のあるリフォーム業者に依頼することが大切です。複数の業者を比較しながら、安心して依頼できるリフォーム業者に依頼してください。自分で解決するよりも専門業者に相談するのが1番です。