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断熱塗料にはどんな効果がある? メリット・デメリットも詳しく解説!


「断熱塗料で外壁塗装を行いたいけど、実際にどんな効果があるのだろう?」「断熱塗料のメリットやデメリットを詳しく知りたい」とお考えではありませんか? 断熱塗料を使用するとメリットがたくさんあると聞いても、実際にどんな内容なのかよく分からないこともあるでしょう。それに、メリットだけでなくデメリットについても詳しく知りたいですよね。

そこで今回は、断熱塗料の効果について詳しく解説します。

  1. 断熱塗料の主な効果は?
  2. 断熱塗料のメリット
  3. 断熱塗料のデメリット
  4. 断熱塗料の主な種類は?
  5. 信頼できる外壁塗装業者を選ぶポイント
  6. 断熱塗料の効果に関するよくある質問

この記事を読むことで、断熱塗料の効果やメリット・デメリットなどがよく分かります。断熱塗料での塗装をお考えの人は、記事を読んでみてください。

1.断熱塗料の主な効果は?

最初に、断熱塗料の主な効果について見ていきましょう。

1-1.屋内外の熱伝導を抑える

断熱塗料の主な効果の一つに、屋内外の熱伝導を抑えることが挙げられます。断熱塗料を使うと、屋内外の熱移動が少なくなるため、屋外の気温に左右されにくく室温を一定に保ちやすくなるのです。室温を一定に保ちやすくなることで得られるメリットについては、この記事の「2.断熱塗料のメリット」をご覧ください。

1-2.室内の音もれを防ぐ

断熱塗料で塗装すると、室内の音もれを防ぐ効果もあります。たとえば、線路や幹線道路の近くの建物など、騒音が気になる場合に使用すると、防音効果によってより快適な暮らしが実現可能です。騒音をすべてシャットアウトできるわけではありませんが、気にならないレベルにまで抑えることができるのは大きなメリットでしょう。

1-3.遮熱塗料との効果の違い

断熱塗料と似ている塗料に、遮熱塗料があります。それぞれの特徴については、以下を参考にしてください。

断熱塗料

  • 熱を塗膜にため込む
  • 冬場の保温効果がある

遮熱塗料

  • 赤外線を反射して熱をため込まないようにする
  • 冬場の保温効果はない

2.断熱塗料のメリット

断熱塗料にはどんなメリットがあるか、詳しく見ていきましょう。

2-1.光熱費を削減できる

断熱塗料を使用すると、光熱費を削減できます。室温が屋外の気温に左右されにくくなるため、冷暖房効率が高まるからです。断熱塗料の効果により、冷暖房を使う時間が短くなる、設定温度を高めにできることなどから、光熱費を下げることができます。特に、夏場や冬場は、大きなメリットを実感できることでしょう。

2-2.熱中症やヒートショックの予防になる

熱中症やヒートショックの予防になるのも、断熱塗料のメリットです。断熱塗料の効果により屋内外の温度差が少なくなり、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。そのため、夏場の熱中症や冬場のヒートショックを予防できるのです。特に、小さい子どもや高齢者、病気療養中の人が家族にいる場合は、家族の健康を守るためにも、断熱塗料の使用をおすすめします。

2-3.耐用年数が長い

断熱塗料のメリットに、耐用年数が長いことが挙げられます。断熱塗料の耐用年数は、12~20年程度です。一般的によく使われるシリコン塗料が10~12年程度と考えると、耐用年数が長い分、メンテナンスの手間が省けます。初期費用がかかっても、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

2-4.屋根や外壁の寿命を延ばす

断熱塗料で塗装すると、屋根や外壁の寿命を延ばすメリットもあります。断熱塗料は防水性や耐久性が高く、塗装場所の素材を保護するからです。また、断熱塗料は、ある程度厚みを持たせて塗装することも、塗装場所の素材を強化して寿命を延ばすことにつながります。屋根や外壁の素材を長持ちさせたい場合は、断熱塗料の使用を考えてみるとよいでしょう。

2-5.結露しにくくなる

冬場に結露しにくくなることも、断熱塗料のメリットです。実際に、冬場で屋外の温度が下がった場合でも室内に与える影響が少ないため、結露しにくくなります。冬になると結露がひどくてジメジメするなどの場合は、外壁を断熱塗料で塗装してみるとよいでしょう。結露しにくくなることで、カビが生えにくくなる効果も期待できます。

2-6.環境にやさしい

断熱塗料を使用すると、環境にやさしいこともメリットです。断熱塗料を使用すると冷暖房効率が高まるため、エアコンなどの使用を最低限に抑えることができ、電力を無駄に消費せずに済みます。エコに興味があり、環境にやさしい暮らしを目指すなら、断熱塗料を使用することがおすすめです。

3.断熱塗料のデメリット

断熱塗料には、デメリットもいくつかあります。

3-1.塗料の価格が高い

断熱塗料のデメリットに、塗料の価格が高いことが挙げられます。一般的な塗料と比較して、1,5~4倍程度の価格になるため、初期費用を抑えたい場合には向きません。塗装面積が広くなるほど比例して塗装費用が高くなることから、当初の予算をあっさり超過することもあるでしょう。

3-2.建物の条件によっては十分な効果が得られない

断熱塗料のデメリットとして、建物の条件によっては十分な効果が得られないことも挙げられます。たとえば、以下のような場所の塗装では、断熱塗料のメリットを生かすことが難しいでしょう。

  • 外壁や屋根裏などに断熱材が入っている
  • 室温が上下する原因が屋外の気温以外にある

実際に断熱塗料を使用して十分な効果が得られるかどうかについては、業者に現場視察を依頼して確認してもらうとよいでしょう。

3-3.濃色のバリエーションが少ない

濃色のバリエーションが少ないのも、断熱塗料のデメリットです。そのため、一般的な塗料と比べて、選択肢が限られていしまいます。建物の外見イメージを重視する場合、断熱塗料を選ぶと、場合によっては理想の外観から遠ざかることがあるので注意してください。黒・紺といった濃色で外壁塗装をしたい場合は、断熱塗料以外の選択も検討してみるとよいでしょう。

3-4.職人の技術力に左右される

断熱塗料は施工が難しいため、職人の技術力に左右されるのもデメリットになります。断熱効果をきちんと得るためには、断熱塗料を均一に塗ることが必要です。断熱塗料を均一に塗るのは、高い技術力と豊富な経験が必要になります。そのため、技術力が低い職人が塗るとムラになりやすく、本来の効果を期待できないことがあるので注意が必要です。

4.断熱塗料の主な種類は?

断熱塗料の主な種類について、詳しく見ていきましょう。

4-1.ガイナ

ガイナは、日進産業製の断熱塗料です。セラミックを多層化した塗膜を作ることができ、高い断熱性と耐久性を誇ります。また、52色の豊富なカラーバリエーションから選べるのも特徴です。断熱塗料の中でも特に価格が高く、14kgで56,000円と他社製品の約3~4倍になっています。ガイナの耐用年数は、15~20年程度です。

4-2.キルコート

キルコートは、シンマテリアルワン製の断熱塗料です。高い伸縮性があるためひび割れを起こしにくく、下地を選ばずに使用できる点がメリットになります。断熱効果と遮熱効果を同時に得ることができ、外壁塗装などに使用すると1年中快適な室温を維持しやすくなるのが特徴です。キルコートの耐用年数は15年程度、16Lで42,000~80,000円程度が相場になります。

4-3.ドリームコート

ドリームコートは、関西ペイント製の断熱塗料です。落ち着きのあるグレー系のカラーを多く取りそろえており、外壁塗装に使用すると明るく高級感のある外観を実現できます。高い弾性と防水性を持ち合わせ、外壁がひび割れたり雨もりしたりするリスクが低いのも特徴です。ドリームコートの耐用年数は、12~15年程度になります。価格は、14Lで11,000~12,000円程度が相場です。

4-4.ロハスコート

ロハスコートは、OK-DEPOTが販売している断熱塗料です。伸縮性や耐候性に優れるほか、粘着力が高いのが特徴で、しっかりした塗膜を作ることができます。ロハスコートの耐用年数は15年以上で、断熱塗料の中でも長持ちするのもメリットです。ロハスコートの価格は、16Lで37,500~41,250円程度が相場になります。

4-5.断熱コートEX

断熱コートEXは、東日本塗料製の断熱塗料です。高い防汚性能がありトップコート仕上げが不要のため、工程を減らして工期を短縮することができます。ただし、耐用年数は8~10年程度と、断熱塗料の中ではやや低めです。断熱コートEXの相場は、10kgで15,000~20,000円程度と断熱塗料の中では安く、色の種類によって金額が異なります。

5.信頼できる外壁塗装業者を選ぶポイント

断熱塗料による塗装を依頼するなら、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

5-1.断熱塗装の実績が豊富にある

塗装業者を選ぶときは、断熱塗装の実績が豊富にあることを第一にチェックしましょう。実績が豊富にあれば、あらゆる現場を経験しており、臨機応変に対応してもらえます。また、豊富な専門知識により、的確なアドバイスを受けられるのもメリットです。なお、当テンイチでも断熱塗装の実績が豊富にあり、ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

5-2.高い技術力や高品質な仕上がりで定評がある

高い技術力や高品質な仕上がりて定評があることも、信頼できる業者を選ぶポイントです。特に、断熱塗料による塗装では、高い技術力が必要になります。また、信頼できる業者では、丁寧に作業するため、高品質な仕上がりを得られるのも特徴です。さらに、熟練スタッフの定着率が高く、豊富な経験と知識により、現場の状況に応じて的確に塗装してもらえるのもメリットでしょう。

5-3.現場視察や見積もりは無料

信頼できる業者では、現場視察や見積もりを無料としています。現場視察や見積もりは、正式な契約に至るための重要なステップです。このとき、有料にすると顧客がコンタクトするハードルが上がってしまい、結果的に契約を取りづらくなってしまいます。そこで、現場視察や見積もりを無料とし、なるべく多くの顧客から自社との契約を検討してもらえるようにしているのです。こうした仕組みを理解し、目先の利益だけを見ることなく長い目で考えられる点で、信頼できる業者と判断してよいでしょう。

5-4.料金システムが分かりやすくてリーズナブル

料金システムが分かりやすくてリーズナブルなことも、信頼できる業者の条件です。外壁塗装の費用は、塗料の価格や塗装面積だけではなく、足場代や養生代などさまざまな要素を合計して決まります。そのため、塗装場所の条件により異なり、明確な金額をすぐに提示するのは難しいものです。しかし、信頼できる業者では、モデル事例を提示するなどにより、分かりやすい料金システムを確立しています。さらに、リーズナブルなので、安心して依頼しやすいのも特徴です。

5-5.希望の工期に合わせてもらえる

信頼できる業者では、希望の工期に合わせてもらえるのも大きな特徴です。外壁塗装は、すべての工程を終えるまで、1か月程度かかることがあります。屋外での作業が中心になるとはいえ、顧客に何かと都合があり、工期はいつでもよいというわけではありません。その点、信頼できる業者では、顧客の都合を最優先して工期を設定してもらえるので安心です。

5-6.スタッフの教育が行き届いている

スタッフの教育が行き届いていることも、信頼できる業者の特徴です。信頼できる業者は、スタッフの教育に力を入れており、よりよいサービスにつながるよう努力しています。実際に、スタッフの言葉遣いや態度が丁寧で感じがよく、コミュニケーションがスムーズに進むものです。そのため、業者との間に行き違いが発生しづらく、終始気持ちよく取り引きできます。

5-7.顧客からの評判がよい

信頼できる業者は、総じて顧客からの評判がよいものです。たとえば、いくら激安価格で塗装できても、仕上がりが悪い、スタッフの態度が悪いなど、何かしら不満がある場合は、よい評判につながることはありません。一方、総合的に顧客が満足すれば、よい評判につながるものです。すべての顧客から満点の評価を受けるのは難しいにしても、総じて評判がよければ問題ありません。

5-8.充実した保証やアフターフォローを受けられる

充実した保証やアフターフォローを受けられるのも、信頼できる業者の証拠です。外壁塗装では、施工後に何らかの不具合が出てくることがあります。そんな場合でも、充実した保証やアフターフォローがあれば、気軽に業者へ相談でき、対応してもらえるので安心です。なお、当テンイチでも、工事内容により1~10年の保証と手厚いアフターサービスをご提供していますので、お気軽にお問い合わせください。

6.断熱塗料の効果に関するよくある質問

最後に、断熱塗料の効果に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.断熱塗料の効果がなくなったと判断する目安は?
A.たとえば、以下のようなことが見られる場合は、断熱塗料の効果がなくなったと判断してよいでしょう。

  • 冷暖房効率が明らかに下がった
  • 屋外への音もれが気になるようになった

なお、断熱塗料の効果は、経年などの理由により徐々に低下します。前回の塗装から10~15年程度経過した場合も、寿命を迎えたと判断するのが妥当でしょう。

Q.突然訪問してきた業者に「外壁塗装をやり直す必要がある」と言われたのですが?
A.悪質業者の可能性が高いため、聞く耳を持たないようにしましょう。悪質業者の多くは、アポなしでやってきて、不安をあおる言葉や態度で無理やり契約を取ろうとします。併せて、「今だけ通常料金の半額キャンペーン中」などと甘い言葉を前面に出してくることも多いので、注意してください!

Q.高価な断熱塗料のほうがより高い効果を期待できる?
A.断言できません。単に高価なだけでは、より高い効果を得られるとはいえないからです。

Q.断熱塗料の色によっても効果が変わる?
A.はい。同じ断熱塗料で比較すると、白が一番高い効果を期待できます。効果を優先するなら、白もしくは白に近い色を選ぶとよいでしょう。

Q.同じ断熱塗料を使用していればどんな業者に塗装を依頼しても大丈夫?
A.いいえ。たとえ使用する塗料が同じでも、塗装技術が乏しく雑な作業をする業者では、満足できる仕上がりになりません。

まとめ

今回は、断熱塗料の効果について詳しく解説しました。断熱塗料には、屋内外の温度差を抑える、冷暖房効率を高めて光熱費の削減につながる、防音できるなど、さまざまなメリットがあります。ただし、価格が高い、施工に高い技術力が必要になるなどの点がデメリットです。断熱塗料による塗装効果を最大限に得るためにも、信頼できる業者によく相談して検討してみるとよいでしょう。