住まいのコンシェルジュ

リノベーションと新築、それぞれのメリット・デメリットは?事例を交えて解説

中古住宅の流通増加やリノベーションブームの加速など、今リノベーションの人気が高まっています。

家を購入するとき、新築とリノベーションとどちらにしようか悩んでいる方も多いことでしょう。

この記事では、新築とリノベーションにはどのような違いがあるか? それぞれのメリット・デメリットや事例などを紹介します。

この記事はこんな方向け

  • 住まいの購入を考えている方
  • 新築とリノベーションどちらにしようか迷っている方
  • 新築とリノベーション、それぞれの費用を詳しく知りたい方

この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


  1. 新築とリノベーションにかかる費用について
  2. 新築物件のメリット・デメリット
  3. リノベーション物件のメリット・デメリット
  4. このような方には新築がおすすめ
  5. このような方にはリノベーションがおすすめ
  6. テンイチが手がけた実際のリノベーション事例
  7. ​リノベーションや新築に関するよくある質問

1.新築とリノベーションにかかる費用について

はじめに、新築とリノベーション、それぞれ必要となる費用について解説します。どのような費用がかかってくるのでしょうか?

1-1.新築の家を購入する際に必要な費用

新築の家を購入する際には、以下のような費用が必要です。

  • 土地や家屋の購入費用
  • 土地の改良費など
  • 不動産業者に支払う仲介手数料や印紙税、各種税金

なお、建売か注文住宅でも必要な費用が異なり、注文住宅の場合は住宅のデザイン費用などもかかってきます。

1-2.家をリノベーションする際に必要な費用

  • 住宅の購入費用
  • リノベーション費用
  • 仲介手数料や印紙税、税金など

リノベーション物件の場合は土地購入費に加えてリノベーション費用がかかりますが、新築の家を土地と共に購入する額よりも安価なことも多いでしょう。

2.新築物件のメリット・デメリット

次にご紹介するのは、新築物件のメリットとデメリットです。新築物件は何もかも新品であることが最大のメリットですが、そのほかにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

2-1.新築のメリット

新築のメリットは以下のようなものがあげられます。

  • 最新の建材を用いているので耐震性や断熱性が高い
  • 注文住宅の場合、自分の好きな間取りやデザインで家が作れる
  • 省エネ仕様の住宅が作れる
  • 長期ローンが組みやすく保険料も安め
  • 設備も最新で使いやすい

新築住宅は最新の建材が使えるため、耐震性が高く断熱性も優れています。高気密高断熱の「省エネ住宅」を建てることも可能です。また、注文住宅の場合は自分好みのデザインや間取り、採光の家を建てることができます。

このほか、建物の寿命が長く高機能なので長期のローンも組みやすく火災保険などの料金も安くなるでしょう。

2-2.新築住宅のデメリット

一方、新築住宅には以下のようなデメリットがあげられます。

  • 土地の購入費など総費用が高くつくことが多い
  • 自分の理想の土地探しが大変
  • 入居したとたんに価値が下がる
  • 周囲の環境がわかりにくい
  • 家の全体像ができあがるまでつかみにくい

新築住宅の最大のデメリットは購入費用の高さです。

特に、東京や大阪の都市部で交通の便の良い場所といった好条件の場所は、狭小住宅でも億単位の値段のことも珍しくないでしょう。

自由設計の注文住宅ならば、さらに値段が高くなります。また、新興住宅地の場合、周りの家も一斉に建てているので周囲の環境が出来上がりまでわかりにくいのもデメリットです。

このほか、注文住宅の場合は家が仕上がるまで全体像がつかみにくく、出来上がった建物がイメージと違いガッカリしたというケースもあります。

3.リノベーション物件のメリット・デメリット

今度は、リノベーション物件のメリット・デメリットを解説します。リノベーション物件は安価というイメージがありますが、条件によっては新築と変わらない費用がかかることもあるので注意が必要です。

3-1.リノベーション物件のメリット

リノベーション物件のメリットは以下のようなものがあげられます。

  • 条件の良い物件がお手頃価格で購入しやすい
  • 物件の選択肢が増える
  • ローコストで新築とそれほど変わらない家が購入できる可能性がある

リノベーション物件は築年数が20年以上のものが多く、物件そのものの価格は新築よりも安めです。そのため、駅前など条件の良い物件がお手頃価格で手に入ることもあるでしょう。また、物件の選択肢が新築より広いというのもメリットです。

3-2.リノベーション物件のデメリット

一方、リノベーション物件のデメリットとしては以下のようなものがあげられます。

  • 物件によってはリノベーションに制限がある
  • 耐震性・断熱性が低い
  • 長期住宅ローンが組みにくく保険が高くなりがち
  • 物件購入から入居まで時間がかかる

リノベーションは間取りを大幅に変えることも含みますが、何でも好き勝手できるわけではありません。

特に、マンションなど集合住宅は配管の関係でリノベーションに制限があることも多いでしょう。

また、リノベーションは数百万〜一千万円程度かかることもありますが、住宅ローンは使えません。リフォームローンを組むことになりますが、住宅ローンに比べて金利が高く返済期間も短い傾向にあります。

住宅の購入には住宅ローンが使えるので、中古住宅を購入してリノベーションをする場合は、住宅ローンとリフォームローンの2つを組むことになるでしょう。

このほか、家を購入してからリノベーションをするため、入居が住宅購入から半年後になることも珍しくありません。

4.このような方には新築がおすすめ

新築は、以下のような条件の方におすすめです。

  • 予算に余裕がある
  • すでに条件に適した土地を見つけてある
  • 構造に不安がない物件が欲しい
  • 自分好みのデザインで造られた家が欲しい

地震や火事などに備えて構造のしっかりとした家が欲しい場合や、予算内で好みの物件や土地が見つかった場合は、新築のほうがメリットは大きいでしょう。

5.このような方にはリノベーションがおすすめ

一方、リノベーションがおすすめのケースは以下のようなときです。

  • 住みたいエリアに新築物件を建てるのが難しいとき
  • 親が建てた家を譲られたなど、物件がすでにあるとき
  • 住む期間が短いとき

親の家を受け継ぐなど、すでに物件がある場合はリノベーションすることによって格段に暮らしやすくなるでしょう。

また、定年間近に家を購入するなど住む期間が短めとなる場合は、リノベーション物件のほうが何かとお得なことがあります。

6.テンイチが手がけた実際のリノベーション事例

ここでは、テンイチが手がけた実際のリノベーション事例を紹介します。どのようなリノベーションができるのか参考にしてください。

6-1.マンションのリノベーション事例

キッチンは開放的に!浴室は広く!後悔しないマンションリノベ

築25年たったマンションで水周りの設備を一新し、和室の畳替え・洋室のクローゼット改造など全面リノベーションを行った事例です。築25年ならば構造は問題ありませんが、設備は古びて使いにくいので最新式の使い勝手の良い設備と交換することで、新築と遜色ない仕上がりになりました。

6-2.家の間取りを大幅に変えたリノベーション

軽量鉄骨の中古住宅のリノベーション!

キッチン・ダイニング・リビングの壁を可能な限り取り払って、LDKとしての一体空間を造ったリノベーションです。構造上全ての柱を取り除くことはできませんでしたが、開放感があって暮らしやすい家になりました。

6-3.住居用のアパートを事務所に改造したリノベーション

アパートを事務所にリノベーション!

古くて入居者を探すのが困難になったアパートを事務所に改築した事例です。賃貸向け物件は古くなると入居者を探すのが難しくなりがちですが、用途を変えれば人気が急上昇することもあります。

7.リノベーションや新築に関するよくある質問

ここでは、リノベーションや新築に関するよくある質問を紹介します。

Q.リノベーションができない物件はあるでしょうか?
A.はい。経年劣化やシロアリ被害などによって基礎がボロボロの物件はリノベーションが難しいこともあるでしょう。リノベーションの前に大幅な基礎改造が必要です。

Q.リノベーションはどこまで新築に近づけることができるでしょうか?
A.キッチンやトイレ、浴槽など、入れ替え可能な設備は新築同様にすることが可能です。しかし、家の構造自体を変えることはできません。耐震工事にも限界があるでしょう。

Q.家の購入とリノベーションを並行して行うことはできますか?
A.家の購入がほぼ決まっている場合、リノベーションの設計などをすることはできますが、通常は引き渡しまで工事に着手できません。

Q.リノベーションは何回くらいできますか?
A.建物の強度にもよりますが、間取りの変更を伴う大掛かりなリフォームは1~2回くらいが限界でしょう。間取りを変えないリノベーションならば3~4回ほど可能なケースもあります。

Q.一戸建てのほうが自由にリノベーションしやすいですか?
A.家の間取りを変えるなど大掛かりなリフォームの場合は一戸建てのほうがやりやすいでしょう。

マンションはリフォームできるのが専有部分のみなので、ベランダや玄関ドアなどに大きな変更を加えることはできないケースが多いです。

まとめ

今回は、リノベーションと新築のそれぞれのメリット・デメリットについて具体的な事例を交えて紹介しました。リノベーションを成功させたいならば、業者選びも大切です

テンイチでは、20年以上の豊富な実績があります。優良リフォーム業者紹介サイトで11年連続成約件数1位の当社では、お客様がご満足いただけるようにさまざまなプランの提案が可能です。

また、当社は最長10年保証制度を実施しており、アフターケアも充実しています。まずはご相談だけでもお気軽にご連絡ください。


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テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。


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