リフォームプランニングが重要な理由は? 主な手順や失敗しないコツ!

理想のリフォームを手に入れるためには、プランニングが重要ですよね。リフォームプランニングを適切に行うことで、思わぬ失敗を防いで満足度の高い仕上がりを手に入れることができます。
しかし、実際にどんな手順でどんなポイントを押さえておけばよいのかなど、よく分からないこともあるでしょう。理想のリフォームを実現するためにも、しっかり準備して臨みたいものです。
そこで今回は、リフォームプランニングについて詳しく解説します。
この記事は次のような方におすすめです。
- リフォームで失敗したくないと思っている方
- 満足度の高いリフォームを実現したい方
- リフォームプランニングに関する知識を身につけたい方
この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課
この記事を読むことで、理想的なリフォームプランニングを行うポイントや注意点などがよく分かります。そろそろ家のリフォームをしたいとお考えの方は、お役に立てるはずです。
1.誤ったリフォームプランニングによって起こる問題

最初に、誤ったリフォームプランニングがどんな問題をもたらすのか、具体的に見ていきましょう。
1-1.予算オーバー
誤ったリフォームプランニングによる問題としてよくあるのが、予算オーバーになります。特に、業者にアドバイスされるままにしているケースで見られるパターンです。よく考えずに理想をどんどん詰め込んでいくと、いつのまにか予算をオーバーしてしまいやすいので注意してください。まずは、予算内でベストなリフォームプランを探っていきましょう。
1-2.工期の遅延
工期の遅延も、誤ったリフォームプランによって引き起こされます。たとえば、こだわりを詰め込み過ぎてしまったために、工期が長引くパターンがあります。
また、特別な素材を使うことで、調達するのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。すると、希望の工期で完了できず、大幅に遅延してしまうことがあります。特定の日までにリフォームを終えたいのなら、十分に注意しましょう。
1-3.不適切な素材選択
完成イメージに対して不適切な素材を選択してしまうのも、誤ったリフォームプランニングによって起こる問題です。たとえば、ナチュラルな雰囲気が好みでも、無垢材などの素材を多用したいのか、ベージュなどのナチュラルカラーで統一したいのかなどで、選ぶべき素材がまったく異なるものです。理想の仕上がりをよく考えずにリフォームプランニングすると不適切な素材を選択してしまいやすいので、注意しましょう。
1-4.ライフスタイルとの不一致
誤ったリフォームプランニングは、ライフスタイルとの不一致をもたらして住みづらい家になります。ほかの人には理想的な内容でも、ライフスタイルが異なると不便に感じることもあるでしょう。たとえば、従来型のキッチンをカウンターキッチンに変更したものの、家族の人数が多いために揃ってカウンターに座れないといった感じです。また、見た目の仕上がりが理想どおりになっても、家事動線や生活動線が悪くなってストレスを感じるケースもあります。
2.適切なリフォームプランニングが重要な理由

適切なリフォームプランニングが重要なのはなぜか、主な理由について見ていきましょう。
2-1.リフォームの目的や理想の仕上がりが明確になる
リフォームプランニングは、リフォームの目的や理想の仕上がりが明確になるという意味でとても重要です。
まずは、どんなリフォームをしたいのか、すべて書き出して一覧にしてみるとよいでしょう。
次に、優先順位を付けて整理してみてください。すると、リフォームの目的や仕上がりが明確になり、何をすれば理想の仕上がりに近づくか、分かりやすくなります。
2-2.予算を管理しやすい
リフォームプランニングを適切に行うことで、予算を管理しやすくなります。リフォームといっても、ごく簡単な内容で部分的なものなら数万円程度から可能です。しかし、こだわりを反映させるほど、
また、フルリフォームに近くなるほど、予算が跳ね上がります。そこで、しっかりリフォームプランニングを行うことで、予算を管理することが必要なのです。特に、限られた予算で絶対に収めたい場合は重要といえます。
2-3.リフォームがスムーズに進む
リフォームがスムーズに進むのも、適切なリフォームプランニングのメリットです。リフォームプランニングによって、どんなリフォームをどれぐらいの期間で行えるかを明確にすることができます。
つまり、効率よく作業するための手順や必要な作業時間を把握でき、スケジュール管理が楽にできるのです。予定どおりスムーズにリフォームするためにも、リフォームプランニングは重要になります。
3.リフォームプランニングの流れ

ここでは、リフォームプランニングの流れを主な手順に沿って見ていきましょう。
3-1.理想のリフォームについてリサーチする
リフォームプランニングの第一段階として、理想のリフォームについてリサーチしましょう。リサーチする方法には、以下のようなものがあります。
- リフォームの専門雑誌を読む
- ネットで実例を検索してみる
- リフォーム業者のショールームに足を運んでみる
- 信頼できる業者に実例を紹介してもらう
この時点では、いろいろなリフォームプランを幅広く収集し、比較検討してみることがおすすめです。また、家族ともよく話し合って、それぞれの希望を反映できるパターンを探してみてください。
3-2.リフォームの予算や時期について検討する
次に、リフォームの予算や時期について検討してみましょう。多くの場合、リフォームの予算には上限があるはずです。
予算によっては、何らかの点を変更せざるを得ないこともあるでしょう。
また、いつまでにリフォームを終えたいのかもきちんと考えてみてください。ゴールが決まれば、いつまでに動くべきか自然と見えてくることでしょう。
3-3.信頼できる業者を選ぶ
リフォームを依頼する業者を、以下のポイントを参考に選びましょう。
- 希望する内容のリフォームで豊富な実績がある
- 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
- 現地調査や見積もりは無料
- 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
- 希望の工期に合わせてもらえる
- スタッフの教育が行き届いていて顧客からの評判もよい
- 保証やアフターフォローが充実している
なお、当テンイチも各種リフォームで豊富な実績があり、経験豊富なスタッフが的確なリフォームプランニングを提案しています。
現地調査や見積もりは無料ですから、お気軽にお問い合わせください。
3-4.現地調査を依頼して見積もりをもらう
信頼できる業者選びが終わったら、業者に連絡して現地調査を依頼しましょう。指定日時と場所に業者がやってきて、現地調査を行います。
このとき、希望するリフォームの種類や仕上がりのイメージをできるだけ明確に伝えてください。その後、業者から見積もりが送られてきたら、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。
- 依頼内容に沿って作成してあるか
- 作成年月日・有効期限・業者名・担当者名などの記載があるか
- 不明な費用などが計上されていないか
- 正当な理由がなく予算をオーバーしていないか
- そのほかに不明な点や記載ミスなどがないか
不明な点があるときは、業者に確認し、必要に応じて見積もりを出し直してもらうとよいでしょう。
見積もりの内容に問題がない場合は、正式に業者と契約してください。
なお、業者によってリフォーム費用の支払いタイミングや方法が異なるため、契約時に確認しておくと安心です。
3-5.業者とよく相談してリフォームプランニングを行う
業者とよく相談して、リフォームプランニングを行いましょう。このとき、以下のポイントに注意すると、よりよい内容になります。
- 予算の上限を伝えておく
- 絶対に外せない条件がある場合は明確に伝える
- 不明な点はそのままにせず、業者にその都度確認する
また、業者から理想の仕上がりに近い実例を提示して、プロの視点からアドバイスをもらうとよいでしょう。
3-6.最終プランに沿ってリフォームを行う
業者と打ち合わせを行い、再度リフォームプランニングについて相談してみてください。最終プランが決定したら、業者がリフォームを進めていきます。
なお、リフォーム中も、業者に任せきりにせず、たびたび現場に足を運んでみるとよいでしょう。もしも気になる点があれば、その場で確認してみてください。思わぬ行き違いにより、希望と異なるリフォームが行われていることがあるからです。
すべての工程が終わったら、最後に依頼者と業者とで作業内容を確認して完了となります。
4.リフォームプランニングの成功事例を紹介
ここでは、当テンイチでご好評をいただいたリフォームプランニングを3例ご紹介します。
4-1.リビングの小上がりを高齢者向けにリフォームした事例

磐田市にお住まいのMさんから、高齢のご両親が楽に過ごせるようにリビングの小上がりをリフォームしたいとのご相談がありました。現在の状態では、ひざを曲げて座る必要があるため、負担が大きいのではと心配とのことでした。
そこで、私どもでは座面に畳を使ったベンチへ交換するリフォームプランニングを行いました。Mさんには、ご両親が気軽に腰かけてくつろげるようになったと大変ご満足いただいています。
4-2.子どもの独立後にLDKをリフォームした事例

静岡市葵区にお住まいのMさんから、子どもの独立を機会に夫婦2人で暮らしやすいLDKにリフォームしたいとのご相談がありました。
そこで、私どもで現地調査を行い、全体的に傷みが見られた床材やキッチンを一新して、シンプルで明るい印象になるリフォームプランニングを行ったのです。白を基調とした明るい仕上がりになったほか、床に断熱材を敷いたことで冬場でも快適に過ごせるようになったこともあり、大変ご満足いただいています。
4-3.古い水回りを一新して快適にリフォームした事例


掛川市にお住まいのAさんから、昭和のレトロ感が満載の水回りを新しくして自宅で快適に過ごせるようにしたいとのご相談がありました。古くて使いづらいだけでなく、汚れや傷みも気になるとのことでした。
そこで、私どもでは、従来型のキッチン・洗面所・浴室をシンプルかつ機能的なタイプに交換するリフォームプランニングを行ったのです。同時に、気になる段差を解消してバリアフリー化することもおすすめしました。リフォーム後、Mさんからは、水回りがキレイになって安全性もアップし、以前よりグンと暮らしやすくなったとお褒めの言葉をいただいています。
5.リフォームプランニングに関するよくある質問

最後に、リフォームプランニングに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.リフォームプランニングで予算を設定するポイントは?
A.数多くの実例をチェックすると、大体の予算感をつかむことができます。まずは、絶対に欠かすことができないものだけをピックアップし、費用を計算してみてください。この時点で予算をオーバーするようであれば、予算の上限を引き上げるか、リフォーム内容を見直して予算以内に納めるようにしましょう。反対に、予算に余裕があるのなら、使用する素材をグレードアップしたりリフォームする場所を追加したりすることが可能です。
Q.小さな子どもがいる場合のリフォームプランニングのポイントは?
A.まずは、小さな子どもの目線になり、危険を伴う場所がないか確認してみてください。思わぬケガを避けるためには、なるべく角を作らない、角になる部分にクッション材を貼る、段差をなくす、クッションフロアに変更するといったリフォームがおすすめです。また、子どもが玄関・階段・キッチンなどへ一人で行けないよう、チャイルドゲートを設置するのもよいでしょう。
Q.リフォームプランニングを業者に依頼したら有料だといわれたのですが?
A.現地調査の結果と依頼者からの希望を取り入れて作成することから、リフォームプランニングは有料で受けている業者も多くなります。業者によっては、現地調査や費用の見積もりは無料でも、具体的なリフォームプランニングは有料となるケースもあるので、確認が必要です。
Q.リフォームプランニングを自分たちだけで行いたいのですが?
A.もちろん、可能です。ただし、専門知識や経験がない状態では、自分たちだけで理想の仕上がりを予算内で実現するのは困難といえます。後悔しないためにも、信頼できる業者に相談して、プロの視点から適切なアドバイスをもらうことがおすすめです。
Q.リフォームの仕上がりが気に入らない場合はどうする?
A.まずは、仕上がりが気に入らない場所を撮影し、業者に伝えて現地調査を依頼してください。現地調査の結果、業者の落ち度でないと判断された場合は、自己負担にてやり直すか考えてみましょう。たとえば、壁紙などの仕上がりの色がイメージと異なっても、業者の色指定が間違っていない場合などは、自己負担でのやり直しになります。
まとめ
今回は、リフォームプランニングについて詳しく解説しました。理想のリフォームを実現するためには、信頼できる業者によく相談してリフォームプランニングを行うことが大切です。当テンイチもあらゆるリフォームで豊富な実績があり、経験豊富なスタッフが親身になって最適なリフォームプランニングをご提案しています。現地調査や見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課
テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。