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お風呂の寿命は何年? 故障の前兆・交換時期・リフォーム方法まで解説

風呂のリフォーム

「最近カビやサビが目立ってきた」「排水の流れが悪い」「そろそろ交換すべきか迷っている」そんなお悩みはありませんか?

一般的にユニットバスの寿命は15〜20年、在来浴室は20〜30年が目安といわれています。しかし、寿命を迎える前に必ず故障の前兆サインがあり、それを見逃すと突然使えなくなり、修理費用や生活への負担が大きくなってしまうのです。

この記事では、

  • お風呂の平均寿命と故障の前兆
  • 交換やリフォームを検討すべきタイミング
  • リフォームの方法や費用・工期の目安
    を専門家の視点から詳しく解説します。

さらに記事の最後では、14年連続成約件数1位の実績を持つテンイチの無料相談サービスについてもご紹介。安心してリフォームを検討できる具体的なヒントを得られます。

快適で安全なお風呂を長く使うために、ぜひ参考にしてください。


この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


  1. お風呂の寿命はいつごろ?
  2. お風呂の寿命と交換タイミングは?
  3. 寿命を迎えたお風呂のリフォーム方法
  4. お風呂のリフォーム工事のポイント
  5. お風呂の寿命と交換に関してよくある質問

この記事を読むことで、お風呂の寿命と交換タイミング・リフォーム方法などが分かります。交換・リフォームを検討している方は、ぜひチェックしてください。

1.お風呂の寿命はいつごろか?

まずは、お風呂の平均的な寿命をチェックしておきましょう。また、故障の前兆やそのほか注意しておきたい箇所についても説明します。

ユニットバスは15〜20年が目安、在来浴室は20〜30年

お風呂の寿命は浴槽(および浴室全体)の使用環境で変わりますが、ユニットバスは10〜15年ごろから不具合が出やすく、交換目安は概ね15〜20年。一方、在来工法の浴室は20〜30年が目安とされます(使い方やメンテナンスで前後します)。交換判断の目安としては、以下のサインが複数当てはまるかを確認しましょう。

  • コーキング(目地)のひび割れ・剥離
  • 取れないカビ・サビの広がり
  • 排水の悪化や異臭
  • 部品の供給終了で修理不可(混合栓・パネル等)

※数値の根拠:ユニットバスの実使用目安は10〜15年程度、交換検討はこの時期からが推奨とされます。寿命は20年前後が一般的という見解もあります。

故障の前兆をチェックしよう!

お風呂が故障する前に、何らかの不具合や前兆が起こるものです。一体どのような前兆が起きるのか、よくある故障の症状をチェックしておきましょう。主な前兆は以下のとおりです。

  • 掃除をしてもカビが取れない
  • 嫌なニオイが除去できない
  • 壁や床に目立つヒビ・サビが発生している
  • 掃除をしても排水口が流れづらい
  • シャワーの温度調整が利きづらい
  • 換気扇の利きが悪い

少しでも不具合のサインがあれば、見逃さずに修理業者やリフォーム業者へ相談したほうがいいでしょう。事前に相談することで、費用を最小限に抑えることができます。

お風呂の寿命を延ばすための基本習慣

寿命を延ばすには「汚れと湿気をためない」が鉄則です。

  1. 使用後の簡易清掃:皮脂・石けんカスをその日のうちに落とす。
  2. しっかり乾燥・換気:入浴後は湿気を外に逃がす運転を。浴室乾燥機があれば「乾燥」モードがより確実です。ドアにガラリ(下部通気口)があるタイプはドアを閉めて換気すると効率的。ガラリがない場合はドアを少し開けて空気の通り道を作ります。
  3. フタは乾かす:洗って水気を拭き、立て掛けや陰干しで乾燥させる(湿気をこもらせない)。

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2.お風呂の寿命と交換タイミングは?

では、お風呂の寿命と交換タイミングの関係について詳しく見ていきましょう。

経年劣化が進むと修繕費用も増える

経年でコーキング劣化、配管・金物の不具合、下地の傷みが進むと部分修理が積み重なり総額がかさむ傾向があります。不具合の初期段階で交換・リフォームを検討する方が、結果的に費用・工期ともに抑えられるケースが少なくありません。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化をきっかけに、お風呂のリフォームを行う方はたくさんいます。たとえば、子どもの独立や老後生活をスタートさせる時期などです。老後は、足腰の自由が利かなくなる恐れがあるため、事前にバリアフリー化を検討する家庭もあります。また、子どもとの同居を機会に、お風呂場を広くすることも可能です。ライフスタイルの変化に合わせたリフォームは、快適な生活を手に入れる第一歩となります。

介護バリアフリー化に注目

前述したとおり、今後の老後生活を考えて、介護バリアフリー化を検討する方が増えています。介護バリアフリーの代表的なリフォームといえば、段差をなくしたり、手すりをつけたりすることです。また、入浴の手助けのために浴槽の中に段差を設けることもあります。さまざまなリフォーム方法があるので、業者と相談しながら決めてみてはいかがでしょうか。

使用年数が20年以上の場合は修理よりも交換

お風呂の平均寿命は約20~30年なので、使用年数が20年近い場合は修理よりも交換・リフォームを検討したほうがいいでしょう。20年以上も使用していると、シャワー・蛇口・浴槽・排水口などあらゆるところに問題点が出てきます。物理的な寿命だけでなく、使いづらさや掃除のしにくさなどもストレスに感じるようになるでしょう。

故障してからでは遅い

「故障してからリフォームすればいい」と思っていませんか? お風呂のリフォームは、故障前に行うのがベストなタイミングです。故障してからでは遅く、費用が予想以上にかかってしまいます。また、急な故障は普段の生活にも支障をきたしかねません。お風呂に入れなくなり、交換が完了するまで近くの銭湯などに通う必要性が出てくるでしょう。

3.寿命を迎えたお風呂のリフォーム方法

では、寿命を迎えたお風呂のリフォームはどのように行うのでしょうか。ここでは代表的なリフォームの方法をまとめてお届けします。

在来→ユニット・システムバス

在来工法からユニット・システムバスに交換する方法は、お風呂のリフォームでよくある工事内容です。お風呂のリフォームには、大まかに在来工法とユニット・システムバスの2つの方法があります。在来工法はほかの部屋と同じ作りで浴室を作り、ユニット・システムバスはあらかじめ工場で作られた浴室をそのまま設置する方法です。ユニット・システムバスにすることで、断熱性と防水性の向上・機能性の充実が期待できます。浴室内の丸洗いも可能なので、お手入れがしやすいのも大きなメリットでしょう。

新機能を追加する

追い炊き機能や浴室暖房機など、新機能を追加するリフォームもあります。新機能の追加なら、在来工法からユニット・システムバスへ交換するリフォームよりも安く抑えられるでしょう。最近では、ヒートショック対策として、浴室の床を暖かくしたり、浴室暖房機を設置したりすることが増えています。また、美肌ケアができるシャワーや打たせ湯が利用できる機能など、メーカーによって特徴的な新機能が多く見られるようになっているのです。

浴室を別の場所に移動する大規模リフォーム

浴室の位置を移す場合は、給排水の移設・下地補修・電気/ガスの再配線などが必要で、費用は概ね75〜250万円、工期は2週間〜1か月が目安です。マンションは配管計画や管理規約の制約が大きく、移動不可または大幅制限となることが多いので、事前の可否確認が必須です。

リフォーム内容は現在の問題点を踏まえること

お風呂のリフォーム内容は、要望によって変わります。まずは、現在のお風呂にどんな問題点や不具合を感じているのかチェックしてください。明確にすることで、その問題が解決できるでしょう。

4.お風呂のリフォーム工事のポイント

お風呂のリフォームがスムーズに進むために、工事のポイントを押さえておきましょう。

お風呂リフォームの費用相場は70〜150万円(内容次第で〜200万円超)

浴室全体(ユニットバス→ユニットバス)の交換は70〜150万円がボリュームゾーン。サイズアップや高断熱仕様、窓変更、下地補修が入ると〜200万円超になることもあります。

  • 手すり設置:3〜5万円
  • 内装(壁・天井・床の張替え等):10〜30万円
  • 浴槽のみ交換:15〜40万円前後
  • 給湯器交換:15〜40万円前後(機種差あり)
  • 在来浴室→ユニット:100〜250万円目安

※相場参考(ユニット交換70〜150万円・在来は高め、事例では150万円超〜300万円台も)

工事期間の目安は数日〜数週間

工期は内容で変わります。

  • ユニットバス→ユニットバス2〜5日
  • 在来→ユニット約1週間前後(状況により前後)
  • 浴室の移動・増設2週間〜1か月

※工期の標準目安(ユニット交換2〜5日、移動は2週間〜1か月)

業者選びのポイント

理想のお風呂に仕上げるためには、業者選びがポイントになります。リフォーム業者の中には、正しい工程で作業をしなかったり、高額な料金を請求したりする悪質な業者が存在しているので要注意です。どの業者へ依頼すべきか悩んだときは、以下のポイントに注目してください。

  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • お風呂リフォームの実績があるか
  • 施工事例がホームページ等に記載されているか
  • どのような質問にも詳しく分かりやすく説明してくれるか
  • リフォーム内容が充実しているか
  • 要望を聞き入れつつ、ベストなプランを提案してくれるか
  • 低費用かつ高品質な工事が可能か
  • 口コミや評判がいいか
  • 無料見積もりや無料相談を受けつけているか

お風呂のリフォームなどを行っている「株式会社テンイチ」では、無料相談を受けつけています。リフォームでお悩みの方は、ぜひ1度ご相談ください。

5.お風呂の寿命と交換に関してよくある質問

お風呂の寿命と交換に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.新しいお風呂へリフォームするメリットは?
A.メリットの1つには掃除が楽になることです。最新のお風呂は、掃除のしやすさが抜群で、キレイなお風呂になれば掃除の時間が短縮できるでしょう。また、交換の初期費用が高くなったとしても、長い目でみればコストパフォーマンスがよくなります。省エネタイプのお風呂も出てきているので、最小限のガスでお湯を沸かすことが可能です。コストパフォーマンスに注目している方は、そのような機能にもチェックしてください。

Q.コーキングの交換が必要なケースは?
A.ユニットバスの設置から10年を過ぎると、コーキングの劣化が目立ち始めます。たとえば、角やパネルなどのつなぎ目にヒビ割れが生じるケースです。コーキングが劣化すると、水がすき間に浸入し、腐食の原因になります。シロアリの被害や床下の腐食にもつながるのです。そのため、なるべく早めにコーキングを新しいものに交換したほうがいいでしょう。

Q.今すぐにでも交換したほうがいいケースは?
A.水漏れしている・お風呂の外の壁に水がしみ出ている・お風呂に隣接する場所の床がへこむケースは、今すぐにでもお風呂の交換をおすすめします。お風呂の劣化は、浴槽内だけでなく、浴室近くの外壁や床にまで生じるものです。浴室以外にも異変が起きていないか、チェックしたほうがいいでしょう。

Q.リフォーム費用を抑えるポイントは?
A.なるべく早めにリフォームを始めることはもちろんですが、優良業者を見つけること、リフォームの目的をハッキリさせることも大切なポイントです。優良業者は、要望に適したベストな工事プランを提案してくれます。低費用で必要なリフォームが行えるでしょう。また、目的が明確であれば、不要な機能などを取り入れることもありません。

Q.ユニットバスに使われている素材は?
A.FRP(繊維強化プラスチック)や人工大理石などがあります。FRPは、傷がつきやすい・汚れやすいというデメリットがありますが、最も安価な素材です。一方、人工大理石はやや高額になりますが、FRPよりも頑丈で傷つきにくいメリットがあります。使われている素材によってメリット・デメリット・価格が異なるので素材にも注目してくださいね。

まとめ

お風呂の平均寿命は、ユニットバスで15〜20年、在来浴室で20〜30年程度が目安です。寿命を迎える前には、カビやサビ、排水の不具合、換気の悪化など、さまざまな前兆が現れます。こうしたサインを見逃さず、早めに交換やリフォームを検討することで、費用も抑えやすくなります。

また、お風呂リフォームの費用は工事内容によって幅があり、工期も数日〜数週間とケースによって異なります。重要なのは、現在のお風呂の状態や生活スタイルに合った最適なプランを提案してくれる信頼できる業者に相談することです。

当社 テンイチ では、浴室のリフォームをはじめ、水まわり全般の工事に多数の実績があり、無料相談・無料見積もりにも対応しています。さらに、最長10年保証制度と充実したアフターケア体制を整えており、安心してご依頼いただけます。

お風呂の劣化や使いにくさにお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。快適で安心なバスタイムを実現するために、最適なリフォームプランをご提案いたします。

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