屋上防水塗装の必要性や効果をチェック! 業者に依頼する前に知っておきたいこと

「屋上の床が汚れてきたけれど、塗装だけでいいの?」「本格的な防水工事は必要なの?」と、メンテナンスの方法で迷われていませんか?
結論から申し上げますと、屋上(陸屋根)は雨漏りリスクが最も高い場所の一つであり、ただ色を塗るだけでなく「防水層」を守るための適切な塗装(トップコート)や防水工事が不可欠です。
放置すると、雨漏りによる建物の腐食だけでなく、修理費用が数百万円単位に跳ね上がることもあります。そうなる前に、正しい知識でメンテナンスを行うことが、大切な家と資産を守る鍵となります。
この記事では、創業67年の実績を持つリフォーム会社「テンイチ」が、屋上防水塗装の必要性やメリット、具体的な工法や費用相場について分かりやすく解説します。
この記事は次のような方におすすめです
- 自宅の屋上(ベランダ)の汚れやひび割れが気になっている方
- 雨漏りを未然に防ぎ、建物の寿命を延ばしたい方
- 防水工事の種類や適正な費用相場を知りたい方
この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課
1.なぜ必要?屋上防水塗装の3つのメリット

屋上(陸屋根)は傾斜がないため、雨水が滞留しやすく、紫外線もダイレクトに受けます。過酷な環境にある屋上を防水塗装で守ることには、大きく3つのメリットがあります。
1-1.建物の腐食と雨漏りを防ぐ(寿命の延長)
最大の目的は、建物内部への「水の侵入」を防ぐことです。
コンクリートや木材に水が染み込むと、鉄筋のサビや柱の腐食、カビの発生を引き起こし、建物の強度(耐震性)を著しく低下させます。防水塗装で水の通り道を遮断することは、家の寿命を延ばすことに直結します。
1-2.防水層を紫外線から守る
多くの屋上防水(ウレタンやアスファルトなど)は、紫外線に弱いです。
そのため、一番上に「トップコート(保護塗装)」を塗ることで、日焼け止めのように防水層を保護しています。このトップコートを定期的に塗り替えることで、下の防水層を長持ちさせ、大規模な修繕工事を先送りすることができます。
1-3.遮熱効果で室内を快適に
近年では「遮熱塗料」を屋上に塗るケースが増えています。
太陽光を反射することで屋上の表面温度を下げ、直下にある2階・3階の部屋の暑さを和らげる効果が期待できます。エアコンの効きが良くなり、省エネにも貢献します。
2.工事前にチェック!屋上の劣化サインと事前調査

「うちはまだ大丈夫?」と不安な方は、以下のチェックポイントを確認してみましょう。また、本格的な工事の前には専門業者による調査が必須です。
2-1.見逃してはいけない劣化サイン
以下の症状があれば、防水機能が低下している証拠です。早急に専門家へ相談してください。
- ひび割れ(クラック):コンクリートや防水層が割れている
- 膨れ・浮き:床面が水膨れのように波打っている
- 剥がれ:塗装がペリペリと剥がれている
- 雑草の繁殖:コンクリートの隙間に根を張り、漏水の原因になる
- 水たまり:排水機能(ドレン)が詰まっている、勾配不良など
※雨漏りや、歩くとフカフカする状態は、すでに下地まで水が回っている危険なサインです。
2-2.プロが行う「雨漏り調査」の方法
テンイチなどの専門業者は、目視だけでなく以下のような方法で原因を特定します。
- 散水調査:疑わしい箇所に水をかけ、雨漏りを再現させる確実な方法。
- 赤外線調査:サーモグラフィーカメラで温度変化を見て、水が染み込んでいる箇所(温度が低い箇所)を特定する非破壊検査。
3.【比較表あり】効果的な屋上防水の工法4選

屋上の防水工事には、建物の構造や用途に合わせて主に4つの工法があります。
それぞれの特徴と費用目安(単価)を比較表にまとめました。
| 工法 | 特徴・メリット | 単価目安(㎡) |
|---|---|---|
| ウレタン防水 | 液状の樹脂を塗り重ねる工法。 どんな形状でも施工可能で安価。 戸建てベランダや屋上で最も一般的。 | 約4,500円~7,500円 |
| FRP防水 | ガラス繊維で強化したプラスチックを使用。 「軽くて硬くて強い」のが特徴。 歩行頻度が高い場所におすすめ。 | 約6,000円~8,000円 |
| シート防水 | ゴムや塩ビのシートを貼り付ける工法。 広い面積を短期間で施工できる。 複雑な形状には不向き。 | 約5,000円~8,000円 |
| アスファルト防水 | 道路と同じアスファルトを使用。 耐久性が非常に高いが、重くて高価。 マンションやビルの屋上で採用される。 | 約8,000円~ |
費用総額の目安
一般的な戸建て住宅(30坪前後)の屋上全体を防水工事する場合、足場代や下地処理費を含めて約50万円~100万円が相場となります。
※トップコートの塗り替えだけであれば、数万円~20万円程度で済む場合もあります。
4.テンイチによる屋上防水の施工事例
静岡県でリフォームを行うテンイチでの実際の施工事例をご紹介します。

施工データ:築20年の洋風陸屋根
- 課題:20年間メンテナンスなし。既存シートがめくれ、防水機能が失われていた。
- 施工内容:
- めくれたシートを接着・補修
- その上からウレタン塗膜防水を施工(通気緩衝工法)
- 仕上げに遮熱トップコートを塗布
- 費用:約129万円(足場代込み)
【ポイント】
単に塗るだけでなく、下地のシート補修をしっかり行い、さらに「遮熱効果」のあるトップコートを採用したことで、防水性だけでなく夏場の快適性も向上させました。
静岡県・浜松市の屋上防水ならテンイチへ
テンイチは創業67年、地域密着で外壁塗装・屋根・防水工事を行っています。
雨漏り調査から本格的な防水改修まで、経験豊富なプロが診断します。
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5.屋上防水に関するよくある質問
Q.メンテナンス(塗り替え)の頻度はどれくらいですか?
A.一番上の「トップコート」は5年~7年ごとの塗り替えを推奨します。防水層本体(ウレタンやFRPなど)は10年~15年が寿命の目安です。早めにトップコートを塗り替えることで、防水層を長持ちさせられます。
Q.FRP防水とウレタン防水、どちらが良いですか?
A.屋上で洗濯物を干したり、バーベキューをしたりと「歩くことが多い」なら硬くて強いFRP防水がおすすめです。複雑な形状や、コストを抑えたい場合はウレタン防水が適しています。
Q.見積もりで「一式」と書かれていて不安です。
A.要注意です。防水工事は下地処理が命です。「高圧洗浄一式」「下地処理一式」などと詳細が不明確な場合、手抜き工事のリスクがあります。「どの塗料を、何層塗るのか(何缶使うのか)」まで明記してくれる業者を選びましょう。
まとめ
屋上の防水塗装(工事)は、建物を雨漏りから守るための最重要メンテナンスです。
- 定期的なトップコートの塗り替え(5年目安)で、防水層を保護する。
- ひび割れや膨れが見つかったら、早急に専門業者へ調査を依頼する。
- 建物の構造や予算に合わせて、適切な工法(ウレタン・FRP等)を選ぶ。
雨漏りが起きてからでは、修理費用が高額になり、家具や家電まで被害を受ける可能性があります。
「そろそろかな?」と思ったら、まずは専門家の診断を受けてみてください。
この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課
テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。
