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軽量瓦って何? メリット・デメリット・リフォーム方法を詳しく解説!


「古い瓦屋根を軽量瓦にリフォームしたい」とお考えではありませんか。従来の瓦屋根は重いため、地震などの災害時に家が倒壊する原因になることがあります。屋根を軽くし、建物への負担を軽くするためにも、軽量瓦へのリフォームは大きなメリットとなるでしょう。

そこで今回は、軽量瓦のメリット・デメリットなど、リフォーム前に知っておくべきことを詳しく解説します。

  1. 軽量瓦とはどんなもの?
  2. 軽量瓦のメリットとデメリット
  3. 軽量瓦の種類には何がある?
  4. 軽量瓦へのふき替えリフォームについて
  5. 軽量瓦に関するよくある質問

この記事を読むことで、軽量瓦にふき替えリフォームするメリットや失敗しないコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.軽量瓦とはどんなもの?

最初に、軽量瓦の特徴や最近の傾向などを見ていきましょう。

1-1.軽量瓦とは?

軽量瓦とは、従来の日本瓦と違い、軽い素材で作られた瓦のことです。軽量瓦と呼ぶ場合、本来の粘土瓦だけでなく、ガルバリウム鋼板などの軽量屋根材を含むことがあります。いずれも軽量な屋根材ですが、耐久性の高さを重視するなら軽量瓦に軍配が上がるでしょう。

1-2.軽量瓦の人気が高まっている

最近は、特に軽量瓦の人気が高まっています。軽量瓦なら、従来の瓦からのリフォームもしやすく、和風の家にもしっくりなじむからです。従来の日本瓦から軽量瓦にリフォームすれば、屋根の重みで家が倒壊する心配が低くなります。大地震が発生するたびに、軽量瓦の人気が高まるばかりです。

2.軽量瓦のメリットとデメリット

軽量瓦の主なメリット・デメリットをご紹介します。

2-1.メンテナンスが楽

軽量瓦は、メンテナンスが楽な点がメリットです。寿命が30年程度と長く、短期間でふき替えを繰り返さずに済みます。1回軽量瓦にリフォームすれば、長期間メンテナンスを気にせずに過ごせる点は見逃せません。初期費用の安さよりも、メンテナンスが楽なことを重視する場合にも、軽量瓦がピッタリでしょう。

2-2.費用対効果が高い

軽量瓦は比較的安価であるため、費用対効果が高いのが大きなメリットです。屋根のふき替えは、面積が広くなるほど費用が高くつきます。長い目で見て、費用対効果が高く高機能な屋根を実現したい場合は、軽量瓦がおすすめです。

2-3.防災に優れている

軽量瓦は、防災に優れている点も大きなメリットです。前述したように、軽量瓦を使うと屋根が軽くなるため、災害時に重みで家がつぶれる可能性が低くなります。また、破損して落下した場合でも、被害が少なくて済むでしょう。また、屋根が軽くなると建物に負担がかかりにくいので、建物の安定性が増し寿命が延びます。災害時に強い家を目指すのなら、軽量瓦に交換しましょう。

2-4.重厚感に欠けやすい点などがデメリット

軽量瓦には、以下のようなデメリットもあります。デメリットも理解し、じっくり検討してください。

  • 重厚感に欠けることがある
  • 将来的にカバー工法(既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる工法)ができない
  • 種類によっては暴風で飛びやすい

3.軽量瓦の種類には何がある?

軽量瓦の主な種類をメリット・デメリットを併せて解説します。

3-1.スレート瓦

スレート瓦は、セメントに繊維材料を混合して作られた瓦です。「カラーベスト」「コロニアル」と呼ばれることもあります。薄い板状の外観で、スマートな印象を演出することが可能です。

メリット

  • 日本瓦などより安価
  • 豊富なカラーバリエーション
  • 耐火性・断熱性に優れる
  • 耐震性に優れる
  • 施行可能な業者が多い

デメリット

  • 和風の家には合いにくい
  • 暴風雨に弱い
  • カビやコケが生えやすい
  • 定期的に塗装が必要

3-2.防災瓦

防災瓦は、軽量で耐震性に優れた瓦です。瓦の固定に土を使わないため、屋根を軽くする効果があります。台風時などの暴風にも強いため、注目が高まっている瓦です。

メリット

  • 日本瓦より軽量
  • 暴風でも飛散しにくい
  • 色あせやサビなどの心配がない

デメリット

  • 初期費用が高い
  • 強い衝撃を受けると割れることがある

3-3.ROOGA(ルーガ)

ROOGAは、ケイミューが独自で開発した軽量瓦です。別名「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」と呼びます。既存のスレート屋根の上に、カバー工法で重ねて貼ることで重厚感や風合いを出すことが可能です。

メリット

  • 素材が硬くて割れにくくい
  • カラーバリエーションが豊富
  • メンテナンスフリー
  • 認定業者による工事で高品質な仕上がり

デメリット

  • 工事費が高額になる
  • 施工業者や施工地域が限られている
  • 工期が長くなりやすい

4.軽量瓦へのふき替えリフォームについて

軽量瓦へのふき替えリフォームについて詳しく解説します。

4-1.屋根が寿命を迎えた時期などがおすすめ

軽量瓦へのふき替えは、以下のようなタイミングや理由があるときに行うことをおすすめします。

  • 元の屋根が寿命を迎えた
  • 屋根から雨もりが見られる
  • 屋根の外観イメージを変えたい
  • 家の寿命を延ばしたい
  • 自然災害による被害が心配

4-2.ふき替え工事の流れ、実例

軽量瓦へのふき替え工事の流れは、以下を参考にしてください。

  1. 業者に現地視察と見積もりを依頼する
  2. 現地視察を参考に、見積もりが送られてくる
  3. 見積もりを確認し、問題がなければ正式に契約する
  4. 工事予定日に業者がやってきて、工事内容の確認をする
  5. 既存の瓦・屋根材を除去する
  6. 必要に応じて屋根の修復工事をする
  7. 防水加工・下処理をする
  8. 軽量瓦を配置して固定する
  9. 仕上げ加工をする
  10. 依頼者と工事内容の確認をして完了

4-3.費用は75㎡で90万円程度~が目安

計量瓦へのふき替え工事費用は、75㎡で90万円程度~が目安です。実際は、屋根の広さや軽量瓦の種類などによって、金額が大きく上下します。より詳しいことは、業者から見積もりをもらって確認してください。

4-4.実績が豊富で信頼できる業者を選ぶこと

軽量瓦へのリフォームは、以下の条件を満たす業者に依頼することをおすすめします。

  • 軽量瓦のリフォーム実績が豊富にある
  • さまざまな実例・サンプルを提示し、高い提案力がある
  • 技術力の高さ・高品質な工事で定評がある
  • 見積もりは無料
  • リーズナブルで明快な費用システム
  • 希望の工期に合わせてくれる
  • スタッフが親切で丁寧な対応をしている
  • 顧客からの評判がいい
  • 保証やアフターサービスが手厚い

なお、当テンイチでも、軽量瓦のリフォームを数多く行っており、ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

5.軽量瓦に関するよくある質問

最後に、軽量瓦に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.軽量瓦にすれば大地震でも家が倒壊しない?
A.一概には言えません。屋根が軽くなることで、家が押しつぶされにくくなるのは事実です。しかし、建物自体が寿命を迎えている・構造的な問題があるなどの場合は、大地震で倒壊する可能性があります。不安な場合は、業者に耐震診断を依頼するといいでしょう。

Q.軽量瓦へのリフォームがおすすめの家は?
A.以下のような家は、軽量瓦へリフォームすることをおすすめします。

  • 古い日本家屋で従来の日本瓦を使用している
  • 家の耐震性を上げたい
  • 将来家を売却する予定がある
  • 屋根のメンテナンスにかかる費用・手間を減らしたい

Q.軽量瓦に交換したら雨もりが発生するのですが?
A.まずは、業者に連絡してチェックしてもらいましょう。工事不良が原因の場合は、無料でやり直してもらえるはずです。

Q.軽量瓦を好きな色で実現することはできる?
A.好きな色を完全に再現するのは難しいでしょう。しかし、軽量瓦の中には、豊富なカラーバリエーションをそろえているものもあります。まずは、業者に相談して色見本を見せてもらうといいでしょう。

Q.屋根の一部分だけ軽量瓦にすることはできる?
A.まずは、業者に確認してください。なお、既存の瓦との境がハッキリして気になることがあります。気になる場合は、屋根全体のリフォームも検討してください。

まとめ

今回は、軽量瓦について詳しく解説しました。従来の重い日本瓦からリフォームすることで、屋根の軽量化ができ、家の耐震性が高まります。大地震に備えたい・安心して暮らしたいなどの場合は、軽量瓦へのリフォームを検討してください。なお、軽量瓦にもさまざまな種類があります。満足度の高い仕上がりを実現するためには、信頼できる業者を選び、よく相談して種類を決めるといいでしょう。