住まいのコンシェルジュ

浴室の窓リフォーム完全ガイド! 主な手順と成功のポイントを徹底解説!

「浴室の窓からの冷気で毎日が寒い…」「もっと防犯性の高い窓にしたい!」そんなお悩みをお持ちではありませんか?

浴室の窓は、家の中でも特に換気や明るさの確保が必要な場所。しかし、年数が経過した窓には断熱性が低かったり、位置が不便だったりすることも多いのです。

リフォームを考えているけれど、どのように進めればよいか、どの業者に頼めば安心か、さまざまな疑問が湧いてくることでしょう。

この記事では、浴室の窓リフォームの基本から応用まで、わかりやすく詳しく解説します。どんな方法があるのか、リフォーム時の注意点は何か、実際の事例をもとに具体的な手順まで、詳しくお伝えします。

この記事は次のような方におすすめです。

  • 浴室の寒さが気になっている方
  • 浴室のプライバシーをしっかり確保したい方
  • 浴室の断熱性能を高めたい方

この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


  1. 浴室の窓リフォームで得られる5つのメリット
  2. スタイルと予算で選ぶ浴室の窓デザイン
  3. 浴室の窓リフォーム手順ステップバイステップ
  4. 成功事例で見る浴室の窓のリフォーム
  5. 浴室の窓のリフォームに関するよくある質問

1.浴室の窓リフォームで得られる5つのメリット

最初に、浴室の窓をリフォームするとどんなメリットがあるか、詳しく見ていきましょう。

断熱性が向上する

浴室の窓をリフォームするメリットとして、浴室の断熱性が向上することが挙げられます。浴室の暖気は、主に窓から逃げてしまうことから、窓の面積を狭くする、断熱窓に交換するといったことが効果的です。浴室の窓の断熱性が向上すれば、ヒートショック(寒暖差の激しい場所を移動することで血圧が急変し、体調不良を起こすこと)を予防できます。また、光熱費の削減にもつながり、一石二鳥です。

明るい浴室になる

明るい浴室になるのも、浴室の窓をリフォームするメリットの一つです。浴室の窓を適切な大きさと位置で設置すれば、自然光が適度に入り、明るくて開放的な雰囲気を演出できます。天気のよい昼間であれば、照明を使わなくても十分な明るさを確保でき、光熱費の削減も可能です。また、窓枠の色を白やナチュラルカラーで仕上げると、さらに明るい浴室に仕上がります。

換気がよくなる

浴室の窓をリフォームすると換気がよくなるのも、大きなメリットです。たとえば、古い浴室では、引き違い窓を採用しているケースが多く見られます。引き違い窓でももちろん換気は可能ですが、大きく窓を開く必要があり、防犯性で不安が残るのも事実です。この場合、上げ下げ窓や内倒し窓などに交換すれば、防犯性を確保しつつ、換気がよくなります。

プライバシーに配慮できる

プライバシーに配慮できるのも、浴室の窓をリフォームするメリットです。浴室の窓の位置や種類・大きさ、使用するガラスの種類によっては、屋外から簡単に浴室内をのぞけることがあります。しかし、窓の位置や大きさを変更する、窓やガラスの種類を変更するといったことで、プライバシーに配慮したリフォームが可能です。また、屋外側に鉄格子を設置すると、防犯性がさらにアップします。

2.スタイルと予算で選ぶ浴室の窓デザイン

ここでは、浴室の窓の主なデザインや予算の目安について、詳しくご紹介します。

引き違い窓

引き違い窓とは、以前からよくあるデザインの窓で、左右2枚のガラス扉をスライドして開閉するのが特徴です。引き違い窓のメリットは、バリエーションが豊富にある、開閉が簡単、日差しを多く取り込める、風とおしがよいなどになります。デメリットは、気密性が乏しい、断熱性が低い、開口部が大きくて防犯性が低い、設置に広いスペースが必要になるなどです。

  • 予算の目安:1か所に付き3万~18万円程度

すべり出し窓

すべり出し窓とは、外側に開く窓のことです。ガラス扉の開き方によって、縦すべり出し窓と横すべり出し窓の2種類に分かれます。すべり出し窓のメリットは、引き違い窓よりも省スペースで設置できる点です。また、サッシの気密性が高い、換気しやすいといった点も、メリットといえます。一方、強風が吹くと突然閉じることがある、完全には開かない、引き違い窓よりメンテナンスの手間がかかるといった点がデメリットです。

  • 予算の目安:1か所に付き10万~20万円程度

上げ下げ窓

上げ下げ窓は、2枚のガラス扉を上下にスライドして開閉するのが特徴です。下のガラス扉だけをスライドするタイプを片上げ下げ窓、上下のいずれのガラス扉もスライドできるタイプを両上げ下げ窓と呼びます。上げ下げ窓のメリットは、引き違い窓より省スペースで設置できる、防犯性に優れている、おしゃれな外観、気密性が高い、換気しやすいといった点です。デメリットとしては、価格が高い、サビると開きにくくなる、掃除が面倒、カーテンの種類が選びにくいなどの点が挙げられます。

  • 予算の目安:1か所に付き10万~20万円程度

内倒し窓

内倒し窓とは、ガラス扉の下側を軸にして、内側に倒すようにして開くタイプの窓になります。内倒し窓の主なメリットは、省スペースで設置できる、防犯性が高い、屋外から屋内がのぞきにくい、気密性が高い、といった点です。換気もしやすいため、最近では、浴室の窓に採用されるケースが増えています。デメリットは、完全には開かない、掃除が面倒、カーテンの種類が選びにくいなどの点です。

  • 予算の目安:1か所に付き8万~18万円程度

ルーバー窓

ルーバー窓は、複数の細長いガラス板やアクリル板を並べるように配置しているのが主な特徴です。別名で、「ジャロジー窓」とも呼ばれます。ルーバー窓のメリットは、換気の量を調節しやすい、屋外から浴室内をのぞかれにくい、おしゃれな外観、劣化した部分だけ交換できるなどの点です。デメリットとしては、価格が高価、気密性が低い、掃除が面倒などが挙げられます。なお、窓を開けた際、すき間から手を入れてガラス板やアクリル板を外せるため、侵入されやすいといった点で、防犯性が低いのがデメリットです。

  • 予算の目安:1か所に付き10万~30万円程度

3.​浴室の窓リフォーム手順ステップバイステップ

浴室の窓をリフォームする手順を、主なステップごとに詳しく見ていきます。

浴室の窓に求めることをまとめる

まずは、浴室の窓にどんなことを求めるか、まとめてみましょう。浴室の窓をリフォームする際、何を重視するかによって、適切なリフォーム内容が異なるからです。たとえば、断熱性を高めたい、おしゃれな外観にしたい、防犯性を高めたい、簡単に換気したいなどの要望を、すべて書き出してみてください。次に、優先順位を付けて並び変えてみましょう。すると、何を一番重視しているのかが分かりやすくなり、業者と相談する際に役立ちます。

信頼できる業者を選ぶ

浴室の窓のリフォーム工事は、以下のようなポイントに当てはまる業者を選んで依頼すると間違いがありません。

  • 浴室の窓のリフォームで豊富な実績がある
  • 技術力が高く、丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
  • 現場視察や見積もりは無料
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • 希望の工期に合わせてもらえる
  • スタッフの感じがよく、豊富な専門知識を元にアドバイスしてもらえる
  • 顧客からの評判がよい
  • 保証やアフターサービスが手厚い

なお、当テンイチも、浴室の窓のリフォームで豊富な実績があり、おかげさまで多くの皆さんからご好評をいただいています。現場視察や見積もりは無料ですから、お気軽にお問い合わせください。

業者に現場視察と見積もりを依頼する

信頼できる業者選びが終わったら、業者に現場視察を依頼しましょう。指定日時に業者がやってくるので、プロの視点から隅々までチェックしてもらってください。このとき、理想の仕上がりについて相談するとスムーズです。現場視察が終わったら、業者が要望を考慮して、見積もりを作成します。見積もりが届いたら、依頼内容どおりに作成しているか、不明な項目で計上していないか、記載ミスがないかなどを、チェックしてみてください。

業者と正式に契約してリフォーム工事を行う

見積もりの内容をチェックして特に問題がない場合は、正式に業者と契約し、浴室の窓のリフォームを依頼しましょう。契約書を交わす際にも、不明な点や記載ミスがないかよくチェックしてください。もしも、不明な点や記載ミスがあったら、トラブルを避けるためにも必ず業者に確認し、訂正を入れてもらいましょう。正式に契約を終えたら、希望日時にて浴室の窓のリフォーム工事が開始となります。

すべての工程が終了したら仕上がりをチェックして完了

すべての工程が終了したら、業者と依頼者とで立ち会いし、仕上がりをチェックして完了となります。このとき、依頼どおりの工事をしているか、目立つ傷やへこみなど、明らかに施工ミスと見られる点はないかなど、しっかりチェックしましょう。特に問題がなければ、浴室の窓のリフォーム工事は完了です。業者から請求書が届いたら内容を確認し、業者が指定する方法で指定期日までに、リフォーム費用を支払ってください。

4.成功事例で見る浴室の窓リフォーム

ここでは、当テンイチで浴室の窓をリフォームしていただいた事例を3つご紹介します。

浴室の窓のサイズダウンを行った事例

静岡市葵区にお住まいのYさんから、ご自宅の浴室リフォームをご依頼いただいた事例です。Yさんからのヒアリングと私どもでの現場視察を検討した結果、今回は、断熱性や防犯性を高めるために浴室の窓のサイズダウンなどを含めてご提案しました。Yさんには「浴室がキレイになっただけでなく、快適かつ安心して入浴できるようになった」と、大変お喜びいただいています。

窓を含む浴室全体の断熱化を行った事例

静岡市駿河区にお住まいのSさんから、古くて寒い浴室をリフォームしたいとのご要望がありました。そこで、私どもで現場視察を行った結果、今回は、浴室全体の断熱化をご提案したのです。たとえば、窓には浴室の暖気を逃がさないよう、ペアガラスを採用しました。Sさんからは、「肌寒い季節でも、安心して入浴を楽しんでいる」と、お褒めのお言葉をいただいています。

既存の窓をサイズダウンして断熱化した事例

静岡市葵区にお住まいのMさんのご自宅では、ご高齢のご家族がいるため、浴室の断熱化が急務とのことでした。そこで、私どもで現場視察を行った結果、浴室の窓をサイズダウンするリフォームをご提案したのです。今回は、既存の窓枠をそのまま残し、断熱窓を取り付けました。外壁を壊すことなくリフォームでき、Mさんには「リフォームしても、家の強度が落ちなくて安心した」とご満足いただいています。

5.浴室の窓のリフォームに関するよくある質問

最後に、浴室の窓のリフォームに関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。

Q.リフォーム工事中はずっと在宅する必要がある?
A.浴室の窓をリフォームするには、屋内に業者が上がり込むことになるため、基本的には在宅していることが望ましくなります。ただし、買い物などで一時的に外出する程度なら、特に問題ないでしょう。なお、突発的に確認したいことが発生することがあるため、携帯電話の番号などを業者に知らせておくことが大切です。

Q.浴室の窓をリフォームした後に気を付けることは?
A.以下のポイントに気を付けると、良好な状態を長く維持できておすすめです。

  • こまめに汚れを掃除する
  • 乱暴に扱わない
  • 不具合が出たらすぐに修理する
  • 業者の定期点検を受ける

Q.浴室の窓をリフォームするのに最適なタイミングは?
A.たとえば、以下のようなタイミングでリフォームすることをおすすめします。

  • 浴室の防犯性を高めたい
  • 光熱費を節約したい
  • ヒートショックを予防したい
  • 前回のリフォームから10年以上経過した

Q.浴室の窓をなくすリフォームはできる?
A.もちろん、可能です。ただし、換気が悪くなる、照明を使わないと暗くなるといったことがあるため、高性能な換気システムを導入する、照明の位置や種類を変更するといったリフォームも、同時に検討してみるとよいでしょう。

Q.補助金制度を利用して浴室の窓をリフォームしたいのですが?
A.たとえば、以下のような補助金制度が利用できます。ただし、それぞれ一定の申請条件を満たす必要があるため、確認が必要です。

そのほか、お住まいの自治体によっては、独自の補助金制度を利用できることがあります。

まとめ

今回は、浴室の窓リフォームの魅力とその具体的なステップについて詳しくご紹介しました。

浴室の窓を新しくすることで、断熱性や防犯性が向上するだけでなく、快適なバスタイムを実現することが可能です。もし浴室の窓に何かしらの不満があれば、この機会にプロの業者に相談してみてはいかがでしょうか。

当社は、多くのお客様から信頼と高評価を得ている浴室の窓リフォームの専門家です。経験豊富なスタッフが一つ一つのご要望に細かく対応し、理想の浴室を実現いたします。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。ご連絡を心よりお待ちしております。

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