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ビルの壁がひび割れる原因や補修方法は? 放置するリスクも解説!

ビル外壁のひび割れ

「ビルの壁のひび割れが気になるけど、何が原因なのだろう」とお考えではないでしょうか? ビルの壁は、さまざまな原因によってひび割れることがあります。ビルの壁にひび割れを発見したら、なるべく早く補修することが必要です。しかし、実際にどんな原因でひび割れるのか、どんな方法で補修すればよいのかなどよく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、ビルの壁のひび割れについて詳しく解説します。

  1. ビルの壁にひび割れが起こる原因
  2. ビルの壁のひび割れを放置するリスク
  3. ビルの壁にできたひび割れを補修する方法
  4. ビルの壁のひび割れ補修は信頼できる業者に依頼すること
  5. ビルの壁のひび割れ補修に関するよくある質問

この記事を読むことで、ビルの壁がひび割れる原因や補修する方法などがよく分かります。ビルの壁のひび割れが気になる人は、記事を読んでみてください。

1.ビルの壁にひび割れが起こる原因

最初に、ビルの壁にひび割れが起こる原因には何があるか見ていきましょう。

1-1.経年

ビルの壁にひび割れが起こる原因として、経年による素材の劣化が挙げられます。どんなに高品質な素材であっても、経年により徐々に劣化するのは避けられません。特に、外壁塗装は平均10~15年程度で寿命を迎え、やり直しが必要になります。前回の外壁塗装から10年程度経過している場合は、経年が原因と考えてよいでしょう。

1-2.紫外線

紫外線も、ビルの壁にひび割れが起こる原因です。紫外線は、外壁塗装や外壁材の劣化を促進します。そのため、同じビルでも日当たりがよい壁と日当たりが悪い壁では、ひび割れの発生頻度が異なるものです。日当たりがよい壁にだけひび割れが目立つようなら、紫外線の影響を大きく受けているといえます。

1-3.風雨

風雨も、ビルの壁にひび割れが起こる原因です。特に、暴風や暴雨は、外壁塗装や外壁材に大きなダメージを与えます。また、風雨により汚れが運ばれて外壁に付着すると、外壁塗装や外壁材の劣化を促進し、ひび割れが起こることもあるでしょう。また、雨の日が続いて湿気がこもり、カビが生えて根を張ることでひび割れてしまうこともあります。

1-4.飛来物

飛来物の衝突により、ビルの壁がひび割れてしまうこともあります。たとえば、何らかの原因で突風が吹き、近隣からの飛来物がビルの壁に衝突するなどです。また、鳥が体当たりするケースもあるでしょう。飛来物の衝突によるひび割れは、部分的なものが多いのも特徴です。

1-5.施工ミス・設計ミス

施工ミスも、ビルの壁にひび割れが発生する原因になります。たとえば、外壁塗装工事で業者が手抜き工事を行った場合などです。また、設計ミスによりビルの特定部分に力が加わり続けることで、ビルの壁が耐えきれずひび割れることもあるでしょう。施工ミスや設計ミスの場合は、最悪の場合、ビルを建て替える必要があります。

1-6.地盤沈下

地盤沈下によって、ビルの特定部分に大きな力が加わり、壁がひび割れることがあります。特に、埋立地に建設されたビルに多く見られることが特徴です。放置するとひび割れが広がり、ビルが傾いたり倒壊したりする可能性があります。根本的に解決するには、ビルの建て替えに加え、地盤の改良が必要になるでしょう。

2.ビルの壁のひび割れを放置するリスク

ビルの壁のひび割れを放置すると、どんなリスクがあるのでしょう。

2-1.ビルの美観を損なう

ビルの壁のひび割れを放置すると、ビルの美観を損ないます。特に、外壁のひび割れは、建物の印象にマイナスとなるでしょう。外壁にひび割れがあるビルは、実際の築年数より古く見える、汚れて見えるなど、印象がよくありません。また、ひび割れに汚れが入り込むとさらに目立ち、不衛生な印象を与えることもあるでしょう。企業のビルなどでは、企業イメージが悪くなる可能性があります。

2-2.補修費用が高く付く

ビルの壁のひび割れを放置すると、補修費用が高く付きます。ごく浅く狭い範囲のひび割れなら、簡単に補修でき、補修費用も安く済むでしょう。しかし、ひび割れを放置することで、深く広範囲におよぶと大がかりな補修が必要になり、補修費用もかかります。さらに、工期も長引くことでしょう。

2-3.外壁材の寿命が短くなる

ビルの壁のひび割れを放置するリスクとして、外壁材の寿命が短くなることが挙げられます。ビルの壁のひび割れを放置すると、ひび割れから雨水や汚れが入り込み、外壁材の劣化が進むからです。一般的に数十年程度は持つといわれる素材でも、早く交換が必要になることもあるでしょう。

2-4.雨もりの原因になる

雨もりの原因になるのも、ビルの壁のひび割れを放置するリスクの一つです。たとえば、外壁のひび割れから雨水が入り込むと、内壁にまで達してシミができたりカビが生えたりすることがあります。また、屋内に湿気がこもり、悪臭が発生することもあるでしょう。屋内で快適に過ごすためにも、ひび割れを早急に補修し、雨もりを予防することが大切です。

2-5.ビルの強度が落ちる

ビルの壁のひび割れを放置すると、ビルの強度が下がって危険です。最初はごく浅いひび割れでも、放置すると悪化して、深く広範囲におよぶことがあります。さらに、雨水が入り込んで外壁材が腐食すれば、建物の強度がさらに下がり、震度5弱程度の地震でも損壊してしまうことがあるので注意してください。特に、基礎に近い部分に大きなひび割れがあるときは、早急に補修する必要があります。

2-6.資産価値が下がることがある

資産価値が下がることがあるのも、ビルの壁のひび割れを放置するリスクの一つです。ひび割れを放置したビルは、管理が行き届いていない印象を与えます。また、美観を損なっているため、評価額が低くなりがちです。たとえば、売却したくても希望額で売れない、賃貸に出したくても入居者が集まらないといったことがあります。資産価値が下がり、売却や賃貸が不可能なビルを所有し続けるのは、デメリットばかりです。

3.ビルの壁にできたひび割れを補修する方法

ビルの壁にできたひび割れは、適切な方法で補修しましょう。

3-1.外壁塗装をやり直す

ビルの壁にできたひび割れでもごく浅いものなら、外壁塗装をやり直すことでキレイに補修できます。たとえば、外壁塗装にヘアークラック(幅0.3mm以下・深さ4mm以下のひび割れ)が発生した場合は、外壁塗装のやり直しがおすすめです。ひび割れだけでなく色あせなども同時に補修でき、建物の美観がアップして新築のような見た目になります。

3-2.コーキング材で埋める

外壁塗装のやり直しで対応できない場合は、コーキング材で埋める方法で対応することになるでしょう。コーキング材で埋めることによって、ひび割れが広がるのを防ぐことができます。簡単な工法なので工期が短く、保守費用も安く済むことなどがメリットです。ただし、コーキング材で埋めた部分と周囲との差が目立ちやすく、ビルの美観を損ねることがあります。

3-3.外壁材を交換する

ひび割れの範囲が広い、基礎に近い部分にある、ひび割れが深い、ひび割れ以外にも外壁材に大きなダメージがあるといった場合は、外壁材を交換することになるでしょう。外壁材の交換が必要なケースでは大がかりな工事となるため、工期が長引いたり補修費用が高くなったりします。

4.ビルの壁のひび割れ補修は信頼できる業者に依頼すること

ビルの壁にひび割れを発見したら、信頼できる業者に補修を依頼しましょう。ここでは、信頼できる業者を選ぶポイントについて、テンイチの特徴と併せて見ていきます。

4-1.ビルの壁のひび割れ補修で豊富な実績がある

まずは、ビルの壁のひび割れ補修で豊富な実績がある業者を選びましょう。テンイチはビルの壁のひび割れ補修であらゆるケースの現場を経験しており、効率よく確実に補修するノウハウがあります。また、スタッフも専門知識が豊富で、質問に対して分かりやすく回答することが可能です。

4-2.丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある

丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評があることも、信頼できる業者の特徴です。テンイチでは、長年にわたる経験と高い技術力を持つスタッフにより、丁寧な作業で高品質な仕上がりを提供しています。丁寧な作業や高品質な仕上がりは、満足度に大きく影響するものです。単に補修するだけでなく、高品質な仕上がりを提供しているからこそ、多くの依頼を受け続けてきたといえます。

4-3.現場視察や見積もりは無料

現場視察や見積もりを無料で行っているのも、信頼できる業者のポイントです。壁のひび割れを補修する費用は、ひび割れの状態・範囲・補修方法などにより、実際の費用が大きく異なります。そのため、現場視察で状況を的確に把握し、見積もりを出すことが必要です。現場視察や見積もりだけでも、スタッフや車両の手配が必要で、時間や手間もかかります。しかし、テンイチではお客様の立場になり、気軽に依頼してもらえるよう無料としているのです。

4-4.リーズナブルかつ分かりやすい料金システム

信頼できる業者には、リーズナブルで分かりやすい料金システムがあります。テンイチでは、見積もりの際、明確な根拠に基づいて分かりやすく提示しているので不安を感じることがありません。また、実際に請求される金額も、特別な理由がない限りは見積もりと同じです。

4-5.希望の工期を考慮している

テンイチでは、お客様の希望に合わせて工期を設定しています。ビルの壁のひび割れ補修は、屋外での作業が基本です。しかし、場合によっては足場を設置する必要があり、ビルの美観を損ねたり出入り口が利用しづらくなったりすることもあるでしょう。そのため、なるべく影響の少ない時期に補修する必要があります。テンイチなら、希望の工期に合わせることができて便利です。

4-6.スタッフの言葉遣いや対応が丁寧

信頼できる業者では、スタッフの言葉遣いや対応が丁寧なのも特徴です。テンイチでは、スタッフの教育に力を入れています。どんなに優れた技術力や高品質な仕上がりで定評があっても、スタッフの言葉遣いや対応が悪ければ、お客様からの評価が下がってしまい継続依頼や新規紹介に至りません。その点、テンイチでは、終始気持ちよくやり取りしていただけるよう心がけています。

4-7.保証やアフターサービスが充実している

保証やアフターサービスが充実しているのも、信頼できる業者の特徴です。テンイチでは、工事内容により1~10年の保証を付けています。また、アフターサービスも必要に応じて電話や訪問により行っているほか、万が一何らかのトラブルが発生した場合でも誠実かつ迅速に対応可能です。

5.ビルの壁のひび割れ補修に関するよくある質問

最後に、ビルの壁のひび割れ補修に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。

Q.ビルの壁のひび割れ補修をDIYで行ってもよい?
A.基本的にはおすすめしません。DIYでひび割れ補修を行うことも可能ですが、きちんと補修しきれないことなどがあるからです。

Q.先日補修したばかりなのに再度ひび割れたのですが?
A.補修が不十分だったことが考えられます。また、ひび割れの原因が設計ミスや地盤沈下などの場合は、根本的な問題を解決しない限り、再発する可能性が高いでしょう。

Q.業者に依頼したひび割れ補修の仕上がりに不満がある場合は?
A.まずは、業者に連絡して現場視察を依頼してください。明らかに業者のミスである場合は、無料でやり直してもらえます。

Q.ビルの壁のひび割れ補修で足場を設置するケースは?
A.ひび割れが高所に発生している場合などは、スタッフが安全かつ確実に作業できるよう、足場を設置することがあります。また、ひび割れ補修のために外壁塗装を行う場合も、高所や広範囲の塗り替えなどになると、足場を設置するケースが多いでしょう。

Q.築50年のビルは、ひび割れを補修するより建て直したほうがよい?
A.状況によります。ひび割れがごく浅く狭い範囲だけに発生しており、そのほかの場所に問題がなければ、ひび割れの補修だけでよいでしょう。一方、何らかの理由でビル全体の劣化が進んでいる場合や、ビルの強度に不安がある場合などは、建て替えたほうがよいこともあります。詳しくは、信頼できる業者に現場視察を依頼してよく相談してみてください。

まとめ

今回は、ビルの壁のひび割れについて詳しく解説しました。ビルの壁は、経年・紫外線・風雨・飛来物の衝突など、さまざまな原因でひび割れることがあります。ひび割れをそのまま放置すると悪化して、ビルの美観を損ねたり雨もりの原因になったりすることがあるので注意してください。特に、広範囲におよぶ深いひび割れや、基礎に近い部分のひび割れは、早急な補修が必要です。なお、ビルの壁のひび割れ補修は、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

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