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リフォームでテレワークがより快適に！工事の方法や費用について解説
2020年初頭に始まったコロナ禍をきっかけに、リモートワークを導入する企業が増えました。通勤時間がかからなくなった分、仕事の負担が軽減した反面、「仕事に集中できる環境が家の中にない」と悩む方も珍しくありません。その結果、テレワークがしやすいように家をリフォームする事例も増えています。
この記事では、テレワークがしやすいように住まいをリフォームするメリットや工事方法について解説していきましょう。
この記事はこんな方におすすめ
- 現在の住宅環境ではテレワークに集中できず悩んでいる
- これからもテレワークが続くのでリフォームを検討している
- テレワーク対応リフォームで使える補助金について知りたい
テレワークを快適にするためのリフォームに利用できる補助金についても解説しますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
この記事を書いた専門家
テンイチ 管理部 営業企画課
1．テレワーク中に不便を感じるポイントは？
はじめに、テレワーク中に不便を感じやすいポイントを解説します。リフォームをするために、改善したい点を把握しておくことは大切です。
1-1．仕事に集中できない
仕事部屋があれば問題ないのですがリビングなどの一角を仕事スペースにしている場合、会社に比べて仕事に集中しづらい環境です。特に、小さい子どもがいたり家族がリモートワークに無理解だったりすると、仕事中に話しかけられるなどして、より仕事に集中しづらくなってしまうでしょう。
1-2．プライベートが守られない
リモートワークでは、zoomなどを利用してインターネット上で会議を行うこともあります。その際、部屋の状況を見られるのが嫌だという方も多いでしょう。また、家族の声や生活音が会議相手に聞こえてしまう恐れもあります。プライベートが筒抜けになるのは避けたいところです。
1-3．机や椅子が仕事向きでない
仕事に集中するには、専用のデスクや椅子、照明などが必要です。これを置くスペースが確保できないと、こたつやダイニングテーブルで仕事をする羽目になり仕事がはかどらないこともあるでしょう。
また、案外見逃されがちなのが照明です。照明の明るさや位置が適切でない場合、健康を害する恐れもあるので注意してください。
2．テレワークを快適にするリフォーム
ここでは、テレワークを快適にするリフォームの一例を紹介します。どのようなリフォームがあるのか参考にしてください。
2-1．間仕切りを設置するリフォーム
独立した部屋を作ることは難しくても、間仕切り戸やパーティーションで閉じられた空間を作ることは可能です。間仕切り戸など移動できるものならば、使わないときは開けておけるので部屋が狭くなることもありません。扉が一枚あるだけで、閉じられた空間ができ、仕事に集中できます。
2-2．防音工事
周りの音がうるさい場合、防音工事をすることで集中できる環境が整います。マンションやアパートなどの集合住宅でも、防音工事は可能な場合が多いので、管理者に確認してみましょう。
2-3．コンセントの増設やLAN配線工事
パソコンなどの機器を利用するにあたって、コンセントが足りないという場合にはコンセントを増設することで延長コードなどを使用することなく快適なテレワークが実現します。また、照明用コンセントを設置することでテレワーク専用の照明を設置することも可能です。集中して仕事をするためには照明の明るさも重要なポイントとなります。
無線ルーターを使用していてインターネット環境が不安定という場合には、LAN配線工事を行い有線接続することでネット環境が安定します。
2-4．収納棚やデスクの設置
仕事関係のものを置く収納棚などを追加すると、家の中で仕事とプライベートの区別が付きやすくなります。また、大切な書類をうっかり紛失する恐れもなくなるでしょう。また、デスクを置きたいのに部屋のスペース的に厳しいという場合は、収納型のデスクを作るリフォームもおすすめです。
3．テレワーク対応リフォームを行う際に使える補助金
リフォームにはまとまった費用がかかります。工面するのに苦労をしている方もいるでしょう。ここでは、テレワーク対応のリフォームに使える補助金について紹介します。
3-1．自治体によってはテレワーク対応リフォームの補助金がある
静岡県をはじめ一部の自治体で『「テレワーク対応リフォーム補助制度」など、テレワークに対応するリフォームに補助金が出るところがあります。まずは、お住まいの自治体にそのような制度がないか、市役所のホームページなどを確認してみてください。なお、静岡県の場合は机の作り付けや個室・スペースの確保を伴うリフォームに対して最大で35万円の補助が出ます。
3-2．長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助金が使える可能性も
長期優良住宅化リフォームとは、耐震性・省エネ性などをアップすることで、長期にわたって家を暮しやすくするリフォームです。長期優良住宅化リフォームの一環として、テレワークしやすい環境を整えれば、補助金が下りる可能性もあるでしょう。補助金の額は1戸につき上限100万円が基本で、長期有料化住宅の認定を受けるリフォームを行えば、200万円まで補助が受けられます。
3-3．申請方法や注意点
補助金には募集期間や上限が定められています。ですから、募集期間と条件を確認した上で早めに補助金の申請を行うことが大切です。また、補助金は工事が終わってから支払われる形式のものが多いため、リフォーム業者に支払う費用はあらかじめ工面しておく必要があります。
4．テレワーク対応リフォームの事例紹介
ここでは、テンイチが実際に手がけたテレワーク対応のリフォーム事例を紹介します。リフォームを行う際の参考にしてください。
4-1．クローゼットをインテリアカウンターに
壁一面のクローゼットをインテリアカウンターにリフォームしました。座って仕事ができる空間が生まれ、カウンターテーブルの下は収納スペースにもなります。静岡県のテレワーク対応リフォーム補助金を使用することで、総工事費用の４割強を抑えて工事ができました。
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4-2．掃き出し窓を小さくして断熱性を向上させるリフォーム
出入り口として使わなくなった窓の一部を断熱性の高い石膏ボードで塞ぎ、折りたたみ式の机を付けました。ワークスペースが生まれ、家の断熱性も高まったリフォームです。こちらもテレワーク対応リフォーム補助金が適応されたため、費用負担を抑えてリフォームができました。
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4-3．和室をミニキッチン付きスペースに改造
和室の畳をフローリングに変更し、押し入れを解体してミニキッチンを設置しました。壁には折りたたみ式のデスクを設置したので、テレワークスペースとしても重宝しそうです。
5．テレワーク対応リフォームに関するよくある質問
ここでは、テレワーク対応リフォームに関するよくある質問について、紹介します。
Q．テレワークが期間限定でもリフォームしたら補助金を受けられるでしょうか？
A．テレワークの頻度などが補助金の支給条件に含まれる場合もあります。自治体の役所担当課に問い合わせてみてください。
Q．たとえば、壁に断熱材を入れたリフォームなどは補助金の対象になりますか？
A．断熱材を入れることで防音性が高まり、快適なテレワーク環境の実現に役立つため対象となるでしょう。
Q．DIYでリフォームした場合は補助金が受けられますか？
A．DIYでのリフォームは補助金の対象にはなりません。補助金を受け取るためにはリフォーム業者に工事を依頼する必要があります。
Q．たとえば、ダンボールで防音室を作れるキットなどを買った場合は、補助金の対象にはなりますか？
A．いいえ。簡易的なキットの購入はリフォーム工事に該当しないため対象外となります。
Q．テレワーク対応のリフォーム工事をして一定の期間が過ぎている場合も補助金の対象にはなりますか？
A．期限が設けられているはずなので、役所の担当課にお問い合わせください。
まとめ
リフォームを行うことで快適にテレワークを行うことができます。補助金を活用することで負担を抑えることもできますので、テレワークの機会が多いという場合には思いきってリフォームも考えてみましょう。
リフォームを依頼する業者選びに迷った際はテンイチにご相談ください。テンイチでは、各種リフォームの豊富な実績があります。優良リフォーム業者紹介サイトで11年連続成約件数1位の当社では、お客様がご満足いただけるようにさまざまなプランの提案が可能です。また、当社は最長10年保証制度を実施しており、アフターケアも充実しています。まずはご相談だけでもお気軽にご連絡ください。
この記事を書いた専門家
テンイチ 管理部 営業企画課
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